ぜおんぐさんが語る『ネパール政府とネパール毛派と中国共産党とインドの関係』
- a_nightbreed
- 14732
- 2
- 25
- 6
ネパールが中華民国からの支援を断るのは、さもありなんの感。国体、政体、政権がどう変わろうと、中華人民共和国から厚く支援を受け続けてきており、その見返りとしてネパール国内のチベット独立派を取り締まってきた国ですよと。
2015-04-28 16:14:43ネパールに強い影響力を発揮する国としてインドがあるけれど、そのインドも水からのシッキム併合と中国のチベット併合をバーター的に相互承認しているのって、余り言われないよね。
2015-04-28 16:18:08ネパールは1912年まで清国に朝貢していたという事も知っておいた方がよろしくて。ネパールと中国との地理的な距離は、ネパールを両国の関係性の中で一方的な受益者とするのに絶妙なものであったと言える。そして、その事は中華人民共和国成立以後も大きくは変わっていない。
2015-04-28 16:23:09ネパールの毛派は寧ろ、中国共産党と仲が余り良くない。これは同派がネパール内戦時行ったテロや非人道的行為によるものでさ「却って毛沢東の名を汚すもの」とまで言われている。政権奪取後にプラチャンダが北京五輪に行ったりはしているが、毛派だからと格別に支援されている訳ではない。
2015-04-28 16:29:16寧ろ、嘗ての王室の方がバリバリ親中で、文革の影響受けて親政強化したり、まんま「下放」の「故郷に帰れ!国民運動」などを推進したりしている。かくの如く、ネパール政治史は複雑怪奇で、なかなか面白いのでありますよ、うん。
2015-04-28 16:32:15@zeong_dictator シッキムについては「国王が女性に夢中になり、政務を疎かにしたせいで滅んだ」と聞いたのですが、そんな経緯があったんですね。
2015-04-28 16:34:31@front_extinct 因みにシッキムの住民の多くはネパール系でして、彼等が議会や国民投票でシッキム併合を支援したという背景もあります。
2015-04-28 16:37:33@zeong_dictator 中国共産党から日陰者扱いされている陰の毛沢東主義者……そう陰毛派とでも呼ぶべき者たち
2015-04-28 16:44:11言うまでもなく、ネパールはAIIBの加盟国で、今回の地震により、早々にその受益国となるのが決定したと言える。寧ろ、震災復興からの再開発で、モデルケース化しようとしてくるんじゃないかしら。こういう時に開発独裁は便利なのだけれど、ネパールの政情がこれまた混沌としておりましてな…。
2015-04-28 16:53:38他の国なら、軍クーデターが起こる可能性が出てくるのだけれど、ネパール軍は極めて禁欲的で抑制が効いているので、その可能性は極めて低いと思われ。戦前の日本なら、カトワル元参謀総長辺りを担ぎ出して、「決起」しようとする一派が出てくる所なのだけれど(笑)
2015-04-28 17:02:49@zeong_dictator 過激派のたどる道は似たようなものになりますよね(陰毛語録を振りかざして)
2015-04-28 17:05:51@a_nightbreed バンダ(ゼネスト)と武装蜂起で国をひっくり返した前例があるため、少数派の拒否権集団化と先鋭化に歯止めが利かないのですぜ…。
2015-04-28 17:09:20@zeong_dictator そう言えばネパールのマオイストとブータンのマオイストは仲が良いのですが?
2015-04-28 17:11:37@a_nightbreed カースト制や部族問題を考えると、それでも毛派なら…と考えた人がある程度いたのも分からないでもなくて。日本国内の研究者でも彼らを「善玉」視する向きもいた訳で。
2015-04-28 17:16:45@zeong_dictator なんか仏教原理主義者によるテロの下地が出来つつあるような気がします。カースト破壊を旗印に
2015-04-28 17:18:16