2015.05.03 マチアソビ ヤマカンナイトレポ

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まみドム @ やました @mamidom

マチアソビ ヤマカンナイトの簡易レポ タイトルは山本寛の"役に立つのか分からないガチ演出講座"。京都アニメーション時代に後輩向けに行った演出講座の焼き直しとのこと。

2015-05-06 21:48:33
まみドム @ やました @mamidom

ちなみにWUGの話はほぼ無かったので、と先に補足しておきます。

2015-05-06 21:53:45
まみドム @ やました @mamidom

始めに"エイゼンシュテイン 映画演出法講義"を参考文献として、演出は大きくミザンセヌ(場の演出)とモンタージュ(カット割)であるという説明がありました。 goo.gl/VYXrFy

2015-05-06 21:55:51
まみドム @ やました @mamidom

演出の技法として以下の3つについて 1.4種類のショット(カット) 2.イマジナリーライン 3.大きな嘘と小さな嘘

2015-05-06 22:01:12
まみドム @ やました @mamidom

1.4種類のショット(カット) カット割にはエスタブリッシング、マスター、ショット、リバースの4種類が合って、ほぼ全てはこれの連続で成り立っている。具体例として"あたしんち"の映像を引き合いに説明。参照文献"映画の文法" goo.gl/SJKbR6

2015-05-06 22:06:39
まみドム @ やました @mamidom

2.イマジナリーライン 1920年頃のハリウッド発祥の概念。人が向かい合って話しているシーンの場合は右向きと左向きの人を交互に見せることで二人が向かい合っていることが分かるというもの。Air 5話 美鈴の発症シーンで具体的に解説。

2015-05-06 22:09:21
まみドム @ やました @mamidom

3.大きな嘘と小さな嘘 小さな嘘は矛盾となりツッコミ所になるが、大きな嘘は感動を呼ぶというもの。北の国からの蛍が電車を追いかけるシーンを引き合いに開設。参照文献"獨白"goo.gl/xNS8SW

2015-05-06 22:14:58
まみドム @ やました @mamidom

このシーンにおける大きな嘘とは"なぜ電車を追いかける蛍が母に見つけてもらえないかも分からないあんなところを走っているのか"というもの。確かに論理的には説明がつかないがそのほうが感動を呼ぶからという演出上の理由からということ。 goo.gl/ApcQe1

2015-05-06 22:18:50
まみドム @ やました @mamidom

もう一つカールテオドールドライヤーの"奇跡"を引き合いに解説。この映画の原題"Ordet"が社名の由来であるとのこと。goo.gl/Gi5HqF

2015-05-06 22:22:23
まみドム @ やました @mamidom

リトチャレを見た島田真夢が雨の中走るシーンにも一つ大きな嘘がある、ということでその後のWUG上映会で監督から解説。答えは"なぜ雨が降っているのに傘をささないのか"というものでした。

2015-05-06 22:25:22
まみドム @ やました @mamidom

ヤマカンナイトについては以上ですね。ワグナー的には演出意図を理解するための一助にはなるのかなっと思います。演出関連の文献をいくつか示してくれたのでこれらを読んでみるとまた新しい視点が得られそうだなと思いました。

2015-05-06 22:28:12