「誰がロシアを怪物にしたのか?」|hitononakaさん/CCCP1917さん連続Tweet

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Jun / Джюн @hitononaka

ロシア 対独戦勝記念日を巡るポリティクスと「愛国」の風景(小泉悠) Y!ニュース bylines.news.yahoo.co.jp/koizumiyu/2015… 愛国については確かにやり過ぎの感もあるが、政治的には米欧の対露姿勢も加味すべきかと。陰謀論扱いの事が、後年真実だと判明する事は戦後多々発生している。

2015-05-10 07:52:47
Jun / Джюн @hitononaka

承前)何年も経過してから「あの時、陰謀論扱いされていた事が実は真実だった!」と声高に指摘しても、時既に遅しなのです。一連のウクライナ問題で、ロシア指摘の様に米国の関与が数十年後に出て来ても、手遅れなのですよ。

2015-05-10 07:54:53
Jun / Джюн @hitononaka

承前)だからこそ、検討や判断は全方向で、と思います。日本で言うなら一部では散々な扱いの東スポやゲンダイだって、真理をえぐり出してくれる事があるのですから。

2015-05-10 07:57:30
Jun / Джюн @hitononaka

.@hebotanto 先程の記事で言うなら「誰がロシアを怪物にしたのか?」という視点でしょうね。また、別視点では怪物にならない事も。特定の視点に縛られる事や、懐疑心を持たない事は、あまり好ましくないですね。

2015-05-10 08:21:46
ユーリィ・イズムィコ @CCCP1917

↓私の見解は、「ロシアは自ら怪物になった」です。たしかにウクライナ危機はEUが無思慮にロシアの勢力圏に手を出したことに遠因があり、もっと遡るとブッシュ政権の傲慢な東欧政策(MD計画と宇・グルジアのNATO加盟)がある。アラブの春やカラー革命への理解があまりに無邪気だったことも事実

2015-05-10 09:32:33
ユーリィ・イズムィコ @CCCP1917

しかし昨今ロシアが主張する「西側によるカラー革命の陰謀」はあまりに荒唐無稽と言わざるを得ない。たとえば「アラブの春」を米国が人為的に起こしたと言えるか?米国はカラー革命を支援はしたが、陰謀とまで言えるか?それが陰謀ならばヤヌコヴィチ政権成立へのロシアの肩入れは陰謀ではなかったか?

2015-05-10 09:32:53
ユーリィ・イズムィコ @CCCP1917

ウクライナ政変には西側からの一般的な民主化支援はあったろうし、おそらく米国のPMCも展開していただろう。しかし、ロシアのいう「西側の焚き付けた革命」とするには無理がある。将来的にそのような証拠が出てくる可能性は排除しないが、あるかないか分からない証拠は前提とはしがたい。

2015-05-10 09:33:16
ユーリィ・イズムィコ @CCCP1917

一方、ロシアが政変前からハイブリッド戦争型の介入戦略を練っていたことにはほぼ明らか。西側の陰謀に晒されていると言いながら、自らその陰謀論をさらに濃縮したような戦略を作り出してウクライナで実地に適用した。それはまさに「自ら怪物になった」という他ないプロセスであると思う。

2015-05-10 09:33:31
ユーリィ・イズムィコ @CCCP1917

プーチンのクリミア併合演説は、ロシアの安全保障を多少なりとも囓った者として頷かされる部分が多かった。昨年10月のヴァルダイ・クラブでの演説も国際情勢の矛盾を鋭く突いた箇所がいくつもあった。冷戦後、西側はロシアを蔑ろにしすぎたし、ナイーブさ故に秩序を損なうことも多かった。

2015-05-10 09:33:44
ユーリィ・イズムィコ @CCCP1917

ウクライナの新政権に問題があることも否定できない。あまりにもガバナンスがなっておらず、軍事力の相当部分をオリガルヒや極右武装勢力に頼らざるを得なくなっている。

2015-05-10 09:34:01
ユーリィ・イズムィコ @CCCP1917

しかし、ロシアにも言い分があったからといってウクライナでロシアがやった/やっていることが認められるわけではない。「誰がロシアを怪物にしたか?」という問いに戻ると、これに対する答えの一部に西側は含まれるだろう。しかし、より多くはロシア自身が負っている筈だ。

2015-05-10 09:34:32
ユーリィ・イズムィコ @CCCP1917

さらに我が国は中国のハイブリッド戦の脅威と現に直面している。向こうにも言い分があるからなどと言い出した場合、我が国に巨大ブーメランが返ってくる。ロシアのことは理解しなければならないが、肩を持ってはならず、となると結局、現在のロシアにあまり好意的なことは言えない

2015-05-10 09:35:42