例大祭12新刊「ラブリィ≒イコール」の感想まとめ(ネタバレあり)
か48b相乗り回転ブランコ、設営完了してます! ここのは先生の仕掛け本もあるよ。お待ちしてます〜 pic.twitter.com/0w2GARl7dh
2015-05-10 10:18:08相乗り回転ブランコ「ラブリィ≒イコール」読了しました。 秘封倶楽部を追いかけて、秘封倶楽部に成り損ねた少年少女、ところによりおじさんやAIたちの物語。成り損ねと言うと聞こえは悪いですが、宝物を追い求める冒険は、宝物に辿り着いてしまえば往々にしてその結果ばかりが価値を持ってしまう⇒
2015-05-11 16:41:10ものじゃないかと。この本の中の彼女・彼らは秘封にたどり着けなかったからこそ、その途上にあるや苦悩や発見、憧れが輝き始める。そしてその状態こそが「秘封倶楽部」という幻想と比肩するくらいに価値を持つのだと。そういう勇気ある探索者たちへの賞賛と憧憬を感じる素晴らしい御本でした⇒
2015-05-11 16:42:01個々の物語自体の感想を言うと、感嘆符と「やばい」に集積されてしまうのでやめておきますが、このサークルさんの作品で最初に触れた作品で、当時大泣きした『黄金期の終わりに』には、大筋はもうわかっているのに再び泣かされました。改稿されたことにより更に涙腺刺激分が上がっていた気がします。⇒
2015-05-11 16:42:45「黄金期の終わりに」「苦海に叛いて翔ぶ」は再録前のご本を持っているので後でまたそっちも読み返して、少しずつ形を変えて生み出され続けていく秘封のミームに想いを馳せようと思います。それから、これから読む方には絶対に収録順に読んで「二人のアリウスイビ」で「ああー!!」となって頂きたい⇒
2015-05-11 16:44:20です。それから装丁も凝りに凝った内容で、透明ブックカバーかける前に下に何か仕掛けはないかなとカバーを外した所あまりにびっくりしてこれはカバーかけられない…こういう『探索』ができる装丁もまた秘封らしいと感嘆しきりです…長々と失礼しましたが本当に素晴らしい御本を有難うございました。
2015-05-11 16:45:15長々とTLに感想垂れ流して申し訳ないけどこれはちょっと言葉にしないと心臓弾けそうなんだよ!!すごく…すごくよかった…ありがとうございます…
2015-05-11 16:47:03相乗り回転ブランコさんの「ラブリィ≒イコール」読みました! 秘封倶楽部になりたかった人々のお話。とにかく面白くて終始ワクワクしっぱなしでした。思わず唸ってしまう多彩な表現とサクサク読めるテンポの良さとで、夢中になって読んでしまいました。(続く
2015-05-12 19:10:31夢を失った世界で、人々は秘封倶楽部を求め続けその存在を各々の形で現のものにしようとする。ネタバレの恐れがあるのでこれ以上は避けますが、それでも確かに秘封倶楽部は夢を与えていたのだなと。蓮子とメリーがそうだったように、彼女達を追う者もまた未知なるものの存在に目を輝かせ、(続く
2015-05-12 19:10:53胸を躍らせ、科学世紀に失われたものを再び見出したのだなと感じました。 秘封倶楽部の奥の深さを改めて実感させられました。とても面白かったです。
2015-05-12 19:11:05相乗り回転ブランコさんのラブリィ≒イコール、本当によかったです。秘封倶楽部になりたい人たちの物語、「秘封倶楽部という概念の、ミームとしての感染性」。そのくせ、「彼ら」が秘封という存在に求めるロマンがありったけ入ってる、感じ。
2015-05-12 19:18:45ラブリィ≒イコールの「感染性の強いミーム」って表現はなんかすごい至言だった(安直に引用する)
2015-05-12 23:29:49