「Il Seicento-17世紀歌曲の演奏解釈を探る」の講師・受講生へのツイートインタビュー(その1)
最初の質問
【ツイートインタビュー】「Il Seicento-17世紀歌曲の演奏解釈を探る」の講師や受講生に当イベントに関する質問に答えて頂きます。まずは講師の先生方に...。@6yoshio6 @FintaPazza このイベントの一番の魅力はなんですか。
2015-05-18 21:32:31講師:まつもと(な)(@FintaPazz) 先生の回答
@SeicentoJul2015 @6yoshio6 初っ端から難しい質問ですね。楽曲を背景からみつめ、演奏に生かしていく「課程」を目の当たりにできる、というところでしょうか。通常のコンサート同様、演奏を楽しめるけれどそれ以上の舞台裏の様子を垣間見れる、というところでしょうか?
2015-05-18 21:42:34@SeicentoJul2015 @6yoshio6 なので音楽愛好家は勿論、幅広い層にご来場頂きたいです。この時代の楽曲を演奏するときに何が問題になるか、どうやって解決するかは音楽の視点「だけ」では駄目なことが多いので。またチェンバロやリュートを見たことがないという方も是非!
2015-05-18 21:45:44@SeicentoJul2015 @6yoshio6 このイベントをやろうと思った元々のきっかけは5年ほどまでにレクチャーコンサートをやったときにお客様の中に「講義してもらったけど聴き方は結局わからなかった」といわれたことです。「聴き方」が一つ、しかも人に「教えられるもの」である
2015-05-18 21:48:37@SeicentoJul2015 @6yoshio6 という考えがあるということをそれまで考えてもいませんでした。で、これは・・・と思ったわけです。「聴き方」もあるいは「演奏方法」も一つの絶対的な回答があるわけではない。かといって何をやってもいいわけでもない。そのあたりの微妙な
2015-05-18 21:49:32@SeicentoJul2015 @6yoshio6 解決法をなんらかの形で伝えたいと思ったからです。今回のイベントでは幸いに若手ながら実力ある方々に歌っていただきますが、私は学者として色々なことを示唆しようと思っています。しかしそれを最後、全く無視して「いや、私はやっぱりこう」
2015-05-18 21:50:47@SeicentoJul2015 @6yoshio6 と仰るならそれはそれで全くかまわないし却ってうれしい。しかし学究的な背景を「知らず」にそういう判断をするのと「学び、知っているけどあえてこういう判断をする」のには雲泥の差があると確信しています。
2015-05-18 21:51:47@SeicentoJul2015 @6yoshio6 こういう課程を経て「先生がこう仰るからこうしなければ」とか「XXという聴き方が正しいのだからそう聴かねば」という「呪縛」からご自分を解放していただきたい。逆説的に聞こえるかもしれませんがそれが学問の努めだとも思っています。
2015-05-18 21:54:20講師:高柳義生 (@6yoshio6) 先生の回答
@SeicentoJul2015 @FintaPazza インターネットのお陰で古楽の1次資料に触れることも容易になりました。そこから曲を解釈する時、具体的にどのようなアプローチが取れるものなのか。現在のヨーロッパでの研究、演奏の現場ではどのように解釈・実践をしているのか→
2015-05-19 09:14:53@SeicentoJul2015 @FintaPazza 古楽を演奏・愛好している人は誰しも考える事だと思います。1人で、もしくは限られた環境の中で研究を続ける人は尚更です。大学や学会こそがそれに応える機関ではありますが誰もが簡単にアクセスできるわけではありません→
2015-05-19 09:15:53@SeicentoJul2015 @FintaPazza その金銭的・時間的・地理的・言語的困難さを取り払い、最も知りたい「あれ」を舞台にのせてしまおう、というのがこのイベントのコンセプトであり、一番の魅力であると思います。
2015-05-19 09:37:27@SeicentoJul2015 @FintaPazza 当日は受講生、聴講生全員が「今」起こっていることを同時に理解するために、資料を映写しつつ進行します。手元の資料に目を落とすこと無しに「その時」を体感していけます。これも大きな特色です!
2015-05-19 09:41:54まつもと(な)(@FintaPazz) 先生の補足+α
@6yoshio6 @SeicentoJul2015 高柳さん、ありがとうございます。もうひとつ申し上げたいのは、このような「ねらい」はあっても決して「難しい」ものにはしたくないということ。準備の上ではそれこそが難しいのですが、楽しんで頂けるものにしたい。という都合もあって
2015-05-19 16:48:32@6yoshio6 @SeicentoJul2015 普段から史料から解釈を引き出すということを試みていらっしゃる方からは「当たり前」なことも時には出てくるかな、と思ってはいますが。でも「知ってたけど知らなかった!」ひねりを展開しますのでw。
2015-05-19 16:53:14@6yoshio6 @SeicentoJul2015 しかし私の漠然とした思い付きに賛同し、快く協力してくださる高柳さまはじめ、皆様の力がなければ開催にこぎつくことはできませんでした。この場をお借りして御礼をもうしあげたいです。
2015-05-19 16:56:25@6yoshio6 @SeicentoJul2015 まだ今回のイベントが終わっていないこの段階で申し上げるのもどうかとは思いますが、今後も少しずつ視点の違うイベントを展開し、ヨーロッパ音楽と日本を繋げることに少し貢献できたらな、と思っています。これについては団体を立ち上げました
2015-05-19 17:00:11@6yoshio6 @SeicentoJul2015 「サードイヤープロジェクト」。高柳様のご命名。主旨にご賛同頂ける方はどうぞご参加ください。学者、演奏家、裏方スタッフ、愛好家、どなたも歓迎です! 今回のイベントスタッフは加入していただきました。古楽限定ではありませんw
2015-05-19 17:04:33@FintaPazza こちらこそこの企画に参加できることを心から感謝しております。遂にあと2ヶ月で開催ですね。楽しみでなりません!@SeicentoJul2015
2015-05-19 17:31:30@6yoshio6 @SeicentoJul2015 こちらの方こそ本当に感謝しております。高柳さんが承諾してくださらなかったら開催できていませんから。どうぞよろしくお願い申し上げます。
2015-05-19 17:51:09@6yoshio6 @SeicentoJul2015 つけたしすると今回の講師は全員声楽を学んでいます。高柳さん:ヴァイオリン<声楽<リュート、私:ピアノ<声楽<音楽学、ローレンス:音楽学・チェンバロ・リコーダー<声楽。こういう多彩?な経験からも皆様のお役に立てるのではと思います
2015-05-19 17:55:11