#時論公論 (2015/5/20放送)「伊方原発合格へ 再び問われる再稼動の課題」rimaさんによる文字起こし

rima @rima_risamama

#NHK #時論公論 (2015/5/20放送) 「伊方原発合格へ 再び問われる再稼動の課題」 【動画】10分 at-douga.com/?p=13782 #水野倫之 解説委員 pic.twitter.com/bfVTU2oC2b

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#時論公論 「審査合格は絶対の安全を保証するものではなく、避難計画の重要性が度々指摘されてきましたが、今回も詳細が決まらず、地元からは不安の声も聞かれます」 (↓赤線)日本最大の断層帯で巨大地震の可能性も指摘される中央構造線の一部。 pic.twitter.com/kvQ7rkwTbB

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#時論公論 「電源強化のため原子炉建屋のすぐ脇に2台電源車」 「大容量のガスタービン発電機を設置する計画で地盤を十数m掘り下げる工事も進められていた。」 pic.twitter.com/JvxFNJBNph

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#時論公論 #伊方原発 「福島の事故で危機的な状況となった使用済み燃料プールには全体が見渡せるカメラが設置された他、建屋の外からも注水できる専用の配管が繋げられていた。」 pic.twitter.com/6R2SGlL5wY

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#時論公論 #伊方原発 「放射能の影響を受けにくく通信設備を備えた緊急時の対策所も完成」「食料の備蓄もし、100人が1週間対応できると規制委は評価している」「規制委は…所員の対応力を高めることも求めている」 pic.twitter.com/YQBIFGAqdk

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#時論公論 #伊方原発 「規制委は一連の対策で電源が喪失しても原子炉や使用済み核燃料を冷やし続けることができるとしている。 ただ、今回伊方原発はウランに加えてPuを使うプルサーマルが前提となっている。規制委は審査でPuを含む燃料が全燃料の1/3以下で安全上問題ないとしている。」

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#時論公論 #伊方原発 「ただ、プルサーマルでは出力を制御する制御棒の効き目が一般の原発よりも低下することから、地元の不安も予想されます。やはり、ここは審査合格と判断した根拠について規制委は地元に主体的に説明していかなければならないと思います。」

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#時論公論 #伊方原発 「と言いますのも、依然として国民は再稼働に厳しい見方をしています。NHKが今月行った世論調査…(原発運転再開について)反対が多数を占めています。」 「司法の判断が分かれた…不安を感じた人も多いと思います。」 pic.twitter.com/MDouv9ndzP

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#時論公論 #伊方原発 「規制委の田中委員長は世界で最も厳しいレベルの基準で見直す必要はないと述べ、今回の審査に司法の決定が反映されることはありませんでした。しかし、あらゆる点で最高レベルなのか、基準地震動の計算方法などの信頼性はどうなのか、住民は知りたがっています。」#水野倫之

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#時論公論 「もちろん、これまでも説明会はありました。川内原発では規制委の事務局が住民説明会で審査内容を説明しましたけれども、時間切れで打ち切られるなど十分ではありませんでした。」 pic.twitter.com/rUeldatzk2

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#時論公論 #伊方原発 「また高浜原発についても地域の代表へ事務局が説明したものの、一般住民への双方向の説明会は開催されていません。規制委はあくまで地元の要請があれば説明するという受け身の姿勢で、委員自ら説明することもありませんでした。」

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#時論公論 #伊方原発 「今回は規制委が主体となって説明会を開き、委員も参加する形できちんと時間をとり、住民の不安に丁寧に答えていくことを求めたいと思います。 今回で審査は事実上終わりましたけれども、絶対の安全が保証されるというわけではありません。」#水野倫之

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「住民の安全確保には審査に加えて避難計画は重要であるということはこれまでも度々指摘されていますけれども、伊方原発でもその特有の立地に伴う課題が浮かび上がっています。」 ↓伊方原発が建つのは半島の付け根。およそ5000人が住んでいる。 pic.twitter.com/Or9gwvJaCI

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#時論公論 「仮に、放射性物質が放出される事故が起きた場合、(半島の先に住んでいる)住民は原発に向かって避難するわけにはいかず、逃げ場を失う恐れがあります。その場合、愛媛県は避難計画で住民を船で大分に避難させることも想定しています。」 pic.twitter.com/cbvbRPz85w

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#時論公論 「しかし、この計画に不安を募らせているのが半島内の介護施設です。その中の1つ、原発から20kmの老人介護施設を取材しました。ここには50人近いお年寄りが入所していますけれども、多くが自力では歩けず寝たきりの人もいます。」 pic.twitter.com/sGe74aN8Fp

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#時論公論 「県の避難計画では、施設がお年寄りを避難させなければなりませんが、港までは1km、車は3台しかなく車椅子のまま運べるのは1台だけです。 救急車などの応援がなければ、とても全員を運ぶことが出来ませんが、応援が来るのか何も決まっていないと言います。」←オイオイ∑(ﾟДﾟ)

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#時論公論 「仮に全員を運べたとしても、フェリーの階段は狭く急なため客室まで運ぶことは難しいと言います。更に地震で港が使えない場合に備えて、愛媛県は去年砂浜でも使えるホバークラフトで沖合の船舶に避難する訓練も行ないました」⬅︎津波は？ pic.twitter.com/eEaicuYHi1

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#時論公論 #伊方原発 「しかし、入り口は狭く介護が必要なお年寄りを乗せるのは困難です。施設では避難計画も作りましたが、職員に専門的なことは分からず、避難方法など具体的なことは書いてありません。そして何よりも肝心の避難先も記されていません。」

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#時論公論 「施設で独自に確保しなければなりませんが、大分の施設とは交流がなく独自の対応には限界があり、自治体や国の支援が不可欠だと言います。これに対して愛媛県は、現在大分県に受け入れをお願いしているところだとしており、避難先確保の目処は立っていません。」

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#時論公論 「こうした課題はこれまでも指摘されてきましたけれども、なぜいつも問題となるのか。それは避難計画が未だ再稼働の要件になっておらず、規制委が何度も審査して合格証を与える仕組みもないからで、自治体の計画作りはどうしても遅れがちになります。」

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#時論公論 「政府は自治体任せという批判を受けて、内閣府に原子力防災専門の部署を作り職員を自治体に派遣してはいますが、あくまで支援や確認に留まっています。 政府は事故が起こったら責任を持って対処する方針を示しているわけですから、」 pic.twitter.com/142JC3VIb2

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#時論公論 #伊方原発 「避難計画を再稼働の条件と位置付けて、規制委が審査する体制を作る必要があると思います。審査に合格した原発はすでに3カ所。この夏以降の再稼働が現実味を帯びてきています。政府は今回の伊方原発の合格をきっかけに地元の不安をしっかりと受け止め、」

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#時論公論 #伊方原発 「住民の安全確保にどう責任をもって取り組んでいくのか答えていくことが求められます。」#水野倫之 解説委員 at-douga.com/?p=13782