山口ホメオパシー訴訟の和解と口外禁止に関する議論

ホメオパシー助産師が乳児の出血症の予防に必要なビタミンK2シロップの投与を怠ったことで乳児が死亡したとする訴訟は和解に終わった。朝日新聞の記事によると被告の助産師側が原告に和解金支払ったとされる。 朝日の記事には「関係者によると、和解には『内容を口外しない』との条件が含まれており、和解の理由や金額について、双方の代理人は『話すことはできない』と答えた。 」とあるが@fuka_fuka_mfmf氏によると、口外を禁止する条件が訴訟当事者の発言を阻んでいるわけではないという。 参考: 続きを読む
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Mochimasa @Mochimasa

id:fuka_fuka ここでいう合意の内容には通常どこまでが含まれうるのでしょうか? つまり、「~の過失を認める」みたいなことが合意に含まれるということは通常はないことなのでしょうか? / はてなブックマーク - 山口ホメオパシー… http://htn.to/gbYUL5

2010-12-24 19:46:45
Mochimasa @Mochimasa

id:fuka_fuka しかし、朝日の記事には「「内容を口外しない」との条件が含まれており、和解の理由や金額について、双方の代理人は「話すことはできない」と答えた。 」と。「理由」については条件に含まれないのですか? / p1 http://htn.to/DEMi9m

2010-12-24 20:07:58
𝔽𝕦𝕂𝕒_𝔽𝕦𝕂𝕒_𝕄𝕗𝕄𝕗 @fuka_fuka_mfmf

id:Mochimasa 代理人は「和解の理由」についても回答を拒否していますが、普通は、和解条件に「和解の理由」は含まれません。続きはTwitterで / p1 http://htn.to/Bo6UWc

2010-12-25 05:58:55
𝔽𝕦𝕂𝕒_𝔽𝕦𝕂𝕒_𝕄𝕗𝕄𝕗 @fuka_fuka_mfmf

@Mochimasa 「事件の事実関係がどうだったのか」についてまで「口外」を禁止する和解条件は、かなり特殊だろうと思います。見たことありません。「互いに誹謗中傷しない」ならあります。たまに「和解の存在」についても口外禁止したりしますが、マスコミに注目されてる事件では無意味。

2010-12-25 06:12:29
𝔽𝕦𝕂𝕒_𝔽𝕦𝕂𝕒_𝕄𝕗𝕄𝕗 @fuka_fuka_mfmf

@Mochimasa 協会があーだこーだと勝手なことを書いてますが、それは必ずしも訴訟当事者(原告・被告とも)に禁止されていることをしているわけではない、と断言まではできないものの、その可能性がきわめて高いと思っています。

2010-12-25 06:14:52
𝔽𝕦𝕂𝕒_𝔽𝕦𝕂𝕒_𝕄𝕗𝕄𝕗 @fuka_fuka_mfmf

@Mochimasa ので、私は、協会の例の声明に対する批判は、「当事者は和解によって主張が禁止されているのに」(事実誤認の可能性がある)よりも、「司法の判断が下されないまま終わったことをいいことに、一方的主張を繰り返すことは卑怯である」に絞るほうがスジがいいと思っています。

2010-12-25 06:20:37
𝔽𝕦𝕂𝕒_𝔽𝕦𝕂𝕒_𝕄𝕗𝕄𝕗 @fuka_fuka_mfmf

@Mochimasa また、訴訟では主張が対立していた事実関係やその法的評価について、執拗に一方の肩を持った主張を公言し続ける行為は、内容次第では「不当に相手の社会的評価・名誉を傷つけるもの」として、名誉毀損(民事・刑事とも)を構成する可能性があります。あの声明がどうかは判断留保

2010-12-25 06:25:15
Mochimasa @Mochimasa

@fuka_fuka_mfmf でも、朝日の記事には「和解には『内容を口外しない』との条件が含まれており、和解の理由や金額について、双方の代理人は『話すことはできない』と答えた。 」とあるんですよね。「和解の理由」というのは「和解の内容」とは別ですよね。

2010-12-25 07:57:34
Mochimasa @Mochimasa

@fuka_fuka_mfmf 口外禁止の範囲が和解の内容に限定するのなら、この書き方はちょっと不自然に思いました。「和解の理由」を話せないのが口外禁止によるものだとは明確に書かれてはいませんが。

2010-12-25 07:58:53
Mochimasa @Mochimasa

@fuka_fuka_mfmf 口外してはいけないことの範囲に「和解の理由」が含まれ、もし「和解の理由」に被告あるいは原告の過失の有無についての言及があるのなら、原告は被告の過失について口外することすらも禁止されるのではないか、というのが私の解釈です。

2010-12-25 08:02:03
𝔽𝕦𝕂𝕒_𝔽𝕦𝕂𝕒_𝕄𝕗𝕄𝕗 @fuka_fuka_mfmf

@Mochimasa ロジックではそうなるということは分かります。実際はあまりありえなさそうな「組み合わせ」だな、というのが私の感覚です。原告が被告の過失について言及することは、誹謗中傷禁止条項(記載されていれば)によって阻止されるのが普通でしょう。

2010-12-25 08:08:08
鍵垢との連係プレーを許さない冷泉さん @JosephYoiko

民事で言う「和解」は「喧嘩を止めて、後腐れなくする。」ことです。従って、「後腐れ」なごちゃごちゃ発言を(少なくとも法人が)すべきではないなあ。

2010-12-25 08:09:55
Mochimasa @Mochimasa

@fuka_fuka_mfmf むむむ。過失について言及することすらも誹謗中傷禁止条項で阻止されるんですか。日常語としての誹謗中傷とは乖離している印象です。

2010-12-25 08:10:06
鍵垢との連係プレーを許さない冷泉さん @JosephYoiko

@Mochimasa それは「誹謗中傷」という言葉だけを切り出すからでは?前提に「和解(=お互いにごちゃごちゃ言うのはおしまいにしよう。)」がありますから。 @fuka_fuka_mfmf

2010-12-25 08:17:52
Mochimasa @Mochimasa

@JosephYoiko 決まったことをごちゃごちゃ言うのと誹謗中傷とは別物ですよね。

2010-12-25 08:19:28
鍵垢との連係プレーを許さない冷泉さん @JosephYoiko

@Mochimasa 意味を誤解されています。「和解 」というのは「争うのをもう止めにしよう。」とお互いに契約した訳です。ですから、その後にごちゃごちゃ言うのは、それが誹謗中傷に当たらなくてもおかしな話なんですよ。

2010-12-25 08:30:01
Mochimasa @Mochimasa

@JosephYoiko おかしな話だということとそれが誹謗中傷にあたるかは別問題です。

2010-12-25 08:31:30
鍵垢との連係プレーを許さない冷泉さん @JosephYoiko

@Mochimasa そうですよ。「和解」ってのは「以降お互いに問題があったと語っていた過去はちゃらにしましょう。」という契約です。ですから、誹謗中傷に当たろうが当たるまいが、話を蒸し返す発言は駄目なんですよ。「この件に関しての話は終わり。」と決めたんですから。

2010-12-25 08:42:08
Mochimasa @Mochimasa

@JosephYoiko でも、相手の責任を追求するのは和解後にするべきじゃないというのは分かりますが、過失があったという事実を語ることすらも許されないとすれば、それはちょっと理解出来ないですね、個人的には。

2010-12-25 08:43:17
Mochimasa @Mochimasa

@JosephYoiko 責任を追求することと、過去にあった事実について語ることとは私の感覚では別のことなんですが、普通はそうはなっていないということですか?

2010-12-25 08:45:57
𝔽𝕦𝕂𝕒_𝔽𝕦𝕂𝕒_𝕄𝕗𝕄𝕗 @fuka_fuka_mfmf

@JosephYoiko @Mochimasa 「相手に過失がある」という主張は、本件では要するに「お前のせいで子供が死んだ!」という意味です。広い意味での誹謗中傷に入ってしまうでしょう。一方、「当方に過失はない」という主張は、誰のせいでもないと言っているにすぎないという違いが。

2010-12-25 09:00:29
𝔽𝕦𝕂𝕒_𝔽𝕦𝕂𝕒_𝕄𝕗𝕄𝕗 @fuka_fuka_mfmf

@JosephYoiko @Mochimasa それから、誹謗中傷禁止条項入りの和解でも(本件でそうか否かは不明)、誹謗中傷をしたら現実に何ができるかというと、なかなか厳しい。訴訟上の立証のハードルが若干下がるくらいで、結局訴訟を起こす必要が。結局は紳士協定でしかない。

2010-12-25 09:04:20
Mochimasa @Mochimasa

@fuka_fuka_mfmf 和解しても過失があったという事実は消えないのに、それを口にすること自体が禁止されるというのは私の素朴な発想からすると理解しがたいものがあります。仮に和解せずに裁判で被告の過失が認定された場合はそういうことを禁止されないわけですか?

2010-12-25 09:04:40