ヨーロッパ言語の類似性の背後にある歴史を想像してみた

こちらの記事で紹介されていた図のようになった背景に、歴史的経緯が関係しているのではと思い、想像してみました。 ヨーロッパのそれぞれの言語はどれぐらい似ているのか、の図 http://developer.cybozu.co.jp/akky/2014/01/european-languages-lexical-distance-chart/
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こちらのツイートで図の事を知りました。

Ryoma Sin'ya @sinya8282

「ヨーロッパのそれぞれの言語はどれぐらい似ているのか、の図」 developer.cybozu.co.jp/akky/2014/01/e… これこれこういうのが欲しかった! pic.twitter.com/xhVQ4yGQOU

2015-05-27 13:42:20
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以下ツイート内容

tenpurasoba @tenpurasoba4

昨日ツイートしたこちらのヨーロッパの言語の類似度をマッピングしたものですが、 歴史的経緯を重ねて考えるといろいろと興味深いですね。 developer.cybozu.co.jp/akky/2014/01/e…

2015-05-28 21:38:08
リンク 秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログ ヨーロッパのそれぞれの言語はどれぐらい似ているのか、の図 スペイン語が母語の友人によると、イタリア語は、しゃべることはできなくても、ずっと聴いているとなんとなく言うこと…

via flowingdata

こちらの図の見方

色:言語グループ

円の大きさ:言語話者数 最大円で三千万人

線の太さ:語彙の類似度 太いほど両方の言語で同じ語彙を使っています

円同士の距離:見やすく配置されているだけで、円同士の距離自体にあまり意味はないと思います

tenpurasoba @tenpurasoba4

このグラフは各言語の語彙の類似性を表してるようです。日常使う単語の類似性ですね。文法ではないそうです。 記事中は、ゲルマングループの英語がラテングループの仏語に近い理由として、ノルマンコンクェストによって文法的にもゲルマンに組み込まれたものの75%の語彙は仏から輸入されたとの事。

2015-05-28 21:41:31
tenpurasoba @tenpurasoba4

以下グラフを眺めての推測ですが、ラテングループはローマ帝国領だった所で、後にゲルマン人が進出しても結局文化的にローマに吸収されたのかなと思います。一方ゲルマングループは古代ゲルマニアから西と北の方にのびて、フランスとも近い。それらに押し出されたケルトグループが細々と生き残っている

2015-05-28 21:45:49
tenpurasoba @tenpurasoba4

かつて同君連合を形成したリトアニアとポーランドは語彙の面でも結びつきがある点。ギリシャ語がどのグループとも均等に離れているのは、古くから様々な文献に形として残ったり諸外国に「ギリシャ語」としてそのまま学ばれた事で変化しにくかっただけでなく、

2015-05-28 21:53:16
tenpurasoba @tenpurasoba4

ビザンツやオスマン・トルコの影響もあるのでしょうか? ヨーロッパの諸語だけでなく、アラブ化される前の周辺の北アフリカ・中東の言語との類似性も気になるところです。

2015-05-28 21:54:25