続・夫婦別姓論は堂々巡り
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同性婚が婚姻ではなく、しばしば「市民同盟」とされるのと似てる気がRT @nijuusannmiri これ読んで何となく選択的夫婦別姓に反対する理由がわかった部分はあるが、…@koshian @grayengineer / 夫婦別姓論は堂々巡り http://j.mp/eXFV79
2010-12-25 05:56:36@touchey @nijuusannmiri @koshian その話は賛成反対以前に「自由に説明責任はない」という渡邊先生の賛成論への疑問が主題です。みんなすぐ結論が賛成か反対かに着目してしまって話がそれてしまいますが
2010-12-25 15:28:45まず歴史的文化的に「婚姻とは、氏とは、家族とは何か」という大雑把に共通の概念や意識(小さい違いはあっても)があり、それにしたがって「では法律上保護すべき婚姻の要件は」という合意が法制定の時点でなされる(続く)
2010-12-25 16:06:56@grayengineer @nijuusannmiri @touchey 個人的にも自由と平等に説明責任は無いと思ってます。だからこそ夫婦別姓反対の理由が理解できないんですよね。なのでだいぶ参考にはなりました。ありがとうございます
2010-12-25 16:06:57(続き)で、その婚姻の要件や効果(婚氏統一は効果)に関する規定を変更する、ということは、規定の元になる文化的歴史的な「婚姻とは氏とは家族とは」という意識や概念にも変更が及ぶ、あるいはその変更を受けていることになる(続く)
2010-12-25 16:10:40(続き)だからそれは「単なる個人の選択の自由の拡張」には留まらず、日本人の婚姻観、文化的価値観、人生観などに関しての社会的意識に関する考察と広範な合意が求められてくるのは当然なはず(続く)
2010-12-25 16:12:32(続き)にも関わらずそこで「いや自由の主張に説明責任はない」とやってしまうと、そういう考察や合意のプロセスを経ずに強引に婚姻観や文化的価値観に介入しようとしているように受け止められるのは仕方がないと思う(続く)
2010-12-25 16:14:26(続き)そういう謗りを免れたいのであれば、真摯に婚姻観や文化的価値観の問題についても正面から議論を受けるべきだし、必要に応じて実証的に論証する必要があると思う。それを拒むなら、謗りを甘んじて受ける覚悟と、それによって他者を説得できない現状は受け入れるべきだと思う
2010-12-25 16:17:43@koshian というか、「自由に説明責任はない」→「だから選択別姓制度の賛成論に理由の説明はいらない」が成り立つかどうか、そこがポイントなんですね。その矢印の中にはすごい距離があるんですけど、そこを渡邊先生はごまかしているなぁ、と感じたわけです
2010-12-25 16:27:59戦後すぐのころの学校教育で、なんでもかんでも多数決で決めるのが民主主義です、っていう誤った教育が蔓延したっていうのと問題としてよく似てる気がする。「自由だから説明いらない」が一人歩きしてるというのか
2010-12-25 16:39:29ああ、そう、それと「婚姻観の変化」というと、変化だけを説明して「だから」と言い出す人も多いんだけど、それに加えて「社会はそれを許容すべき変化と見ているのかどうか」も検証が必要。不倫は近年増えているが、じゃあ不倫は社会的に許容されているのか、というようなことね
2010-12-25 16:54:57@grayengineer 賛成派はその距離を理解できないでしょうね。俺もわからないですし。だからごまかしとかとは違うんじゃないですかねえ
2010-12-25 17:05:36@koshian 理解できなくても、自分とは違う考えもある、ということはわかるはずです。だからそこは話し合わないと解決しないよね、という共通認識はできるはず。ところが理解できないのが当然、そこでごちゃごちゃ言う人はおかしい、そんなのシラネ、と言い出すと独善になると思いますよ
2010-12-25 17:43:23@grayengineer んー、そりゃ例えば絶対王政の方がいいという考え方があるのは理解できますが、いちいちなぜ民主主義がいいか説明しないですよね。自由と平等は近代国家にとってそれほど当然のものだと思います。夫婦別姓も自由と平等の実現ですしね
2010-12-25 18:16:17@koshian 「そりゃ例えば絶対王政の方がいいという考え方があるのは理解できますが、いちいちなぜ民主主義がいいか説明しないですよね。」現に絶対王政の中で民主主義革命を起こしたくて同志を集めたくて、かつ絶対王政のほうがいいという人がいたら必死になって説明すると思います
2010-12-25 18:17:59@koshian んで、また戻るんですけど「自由の要求に説明は不要」から「選択別姓賛成理由の説明は不要」の間があるかないか、という話だったんですが、間がないことを前提にされてますよね。そういうところがおかしいなぁ、っていう話なんですよ
2010-12-25 18:19:04@grayengineer 民主主義革命をおこしたくてなおかつ絶対王政の方がいいというのはちょっと理解できないですねえ……
2010-12-25 18:20:16@grayengineer そこはおかしいとは思わないです。むしろ間が無いことを説明するのが賛成派ではないですかね
2010-12-25 18:21:49@koshian だから、おかしいと思わない人、おかしいと思う人がいますよね、それは理解できますよね、だから話し合いが必要じゃないんですかね、でも「そこは間がないものと決まってる、話し合いなんかいらない」と言うからおかしいのでは、とさっき言ったんですよ
2010-12-25 18:24:06@koshian 自分が民主主義革命を起こしたいとき、目の前に絶対王政のほうがいいという考えの人がいたら、その人に対してちゃんと説明しますよね、という意味です
2010-12-25 18:25:23@grayengineer 俺なら間があるというならあるという説明をしてくれ、というでしょうね。無い人にとっては無いのだから、何が問題なのかさっぱりわからないですし、説明のしようがないと思いますよ
2010-12-25 18:26:29@koshian 説明はいろんな人がいろんなところでしてますけど、渡邊先生はそれを無視して、間がないことを「既定の前提として」結論づけてますから、それは主張として説得力ないと思いますよ。異論があるのを承知していながらないことにするというのは不実な議論だと思います
2010-12-25 18:28:59@koshian なんか賛成派の人ってとにかく何かを説明するのは嫌いな人たちなんですかね?ちょっとあまりにも極端に嫌がるので不思議です
2010-12-25 18:30:06なんで互いが合意できてないものを一方的に前提にして結論づけようとするのか、そしてそのことをおかしいと思わないのか、それが一番大きな疑問なんだよね。言いたくないけど、やっぱりそれは議論(特定の論点)を避けてるように見えて仕方ないんだよね
2010-12-25 18:34:16