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鎌倉市図書館
@kamakura_tosyok
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【時々の鎌倉の話リターンズ】 今日6月4日は、虫歯予防デーです。虫歯っていうと、頼朝さんも歯が痛い歯が痛いと言っていたなあと思い出します。鎌倉時代って、歯が痛くなったらどうしていたんでしょうね?
2015-06-04 15:32:23
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@kamakura_tosyok
頼朝さんが歯の痛みに悩まされ始めたのは、建久5年(1194)年8月のことです。鎌倉じゃダメだったらしくて、京都まで使いをやって治療法とか良い薬はないかとかを尋ねています。
2015-06-04 15:32:40
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@kamakura_tosyok
10月になって京都から薬が届いて、その時はおさまったみたいなんですが、翌年8月に再発しているんです。歯周病だといわれていますが、京都の貴族の日記に「飲水病」(糖尿病)と書かれたこともある頼朝さん。あんがい甘党で虫歯だったんじゃないかしらん?
2015-06-04 15:33:02
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@kamakura_tosyok
この時代って、完治には抜歯しかないと思うんですけど、藤原定家の『明月記』では、糸を歯に結んで引っ張って抜いたという記録があります。やはりそういう方法か…痛そうだ…(>_<。)
2015-06-04 15:33:19
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@kamakura_tosyok
ちょっと下って戦国時代。ルイス・フロイスさんの『日欧文化比較』に、当時の日本の歯医者さんがどういう道具を使って歯を抜いていたか、記述があります。
2015-06-04 15:33:37
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@kamakura_tosyok
「日本人は丸鑿(まるのみ)と槌、歯につける弓と矢、または鉄の釘抜を使う」 表現が怖すぎるんですけどフロイスさん!!!Σ(=∀=ノノ 歯医者さんは怖いけど、現代の方がずっとまし!抜歯技術の進歩万歳!でも歯はちゃんと磨きましょ~~~!
2015-06-04 15:34:03
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@kamakura_tosyok
今回の時々の鎌倉のお話リターンズ 参考文献:『吾妻鏡』,『日欧文化比較』(ルイス・フロイス),『日本人の病歴』(立川昭二 中公文庫),『日本の医療史』(酒井シヅ 東京書籍)
2015-06-04 15:34:38