パリの犯罪(強盗・スリ)事情とパリジャンによる個人ガイドの有用性

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Claude @mmeouioui

パリの犯罪事情はなかなか日本まで届かない。日本からのお客様達はみな一様に素晴らしい装丁の美しい写真満載のガイドブックをお持ちになるけれ ど、そこにパリの犯罪事情などひとつも載っていない。そんな情報はパリ旅行を推奨する素敵なガイドブックにそぐわないからだろう。

2015-06-14 00:31:21
Claude @mmeouioui

2)物騒な情報を満 載させて、無闇に「恐怖心」を煽ることは無い。しかし或る程度「強盗・スリ・テロ」についての注意書きは必要だ。とパリの個人ガイドは考えている。外 務省も大使館も危険があれば注意喚起の情報をだすけれど、はたしてどれだけの人が渡航前にそれらを読んでいるだろうか?

2015-06-14 00:31:35
Claude @mmeouioui

3)パリの窃盗団は「外国人観光客」をターゲットにする。決して日本人だけではない。しかし、やはり日本人は狙いやすいから、どうしても被害遭遇 率は 上がってしまう。それはなぜか? 現金を持ち歩く習慣があり、危険&保身意識が低いとくれば、狙わない方がおかしいようなものなのである。

2015-06-14 00:31:48
Claude @mmeouioui

4)窃盗団だって馬鹿じゃ無い。観光客と地元住民の見分けはキッチリ付いている。地下鉄の同じ車両に乗っていても、私はスリや強盗の被害にあった こと はないけれど、隣のドア付近にたっていた日本人男性があっというまに財布とパスポートをすられるのを、目の当たりに見たことがある。

2015-06-14 00:32:01
Claude @mmeouioui

5)そのときの窃盗団は二人組。地下鉄のドアが開区と同時にひとりが彼の前で転ろび、彼の気がそちらへ逸 れているうちに素早くハンドバッグをひったくり、財布だけ抜き取って、ドアが閉まる直前に転んだ男性は地下鉄を降り、そのバッグを空いている窓か ら地下鉄の中へ投げ返してきた。

2015-06-14 00:32:16
Claude @mmeouioui

6)地下鉄のドア付近は危険である。女子中学生グループが乗ってきたと思っているうちに、取り囲 まれ財布を抜かれ、次の駅でドアが開いた瞬間に突き飛ばされて地下鉄を下ろされてしまう。 手荷物に手をかける、財布を尻ポケットに入れない。車内でお喋りに夢中にならない。車内でキョロキョロしない

2015-06-14 00:32:28
Claude @mmeouioui

7)窃盗団は、地元住民(パリジャン)が同行している観光客には絶対に近寄らない。 彼らはパリジャン(私を含む)の怖さを良く理解している。パリジャンは警察へ彼らを引きわたすようなぼんくらはしない。 彼らは移民局へ通報するのである。だから窃盗団はパリジャンには絶対に近づかない。

2015-06-14 00:32:41
Claude @mmeouioui

8)ガイドを連れて歩くのは、パリ旅行の便利や愉快を手に入れられるだけでなく、そういった犯罪からも身を守る事に役立つのである。個人ガイドな んて 高くてとんでもない。 と、仰る方も沢山いるけれど、しかし、それで安心と安全が確保されるのなら決して贅沢な買い物では無いと思う。

2015-06-14 00:32:53
Claude @mmeouioui

9)実際、私がガイドさせていただいたお客様達はみな口を揃えておっしゃるのだ。 「こんなに安心して楽しくて、有意義な時間がこの金額だなんて!」そういわれてガイドの私は本当に嬉しいし、パリを楽しんで頂 けて良かった。こちらこそありがとう。と、同時に頭を下げてしまうのである。

2015-06-14 00:33:27
Claude @mmeouioui

ガイドブックも「これが安く買える」「この店は2割引」そういった「安い」だけの情報でなく、レストラン1回分の金額 で、一日ガイドを雇ってみたらどうだろう。くらいのことを、書いてもいいのじゃないかと、犯罪に巻き込まれた方達の事情聴取に呼び出されるたびに 強く思って仕方が無いのである。

2015-06-14 00:34:05