ナスカのパーフェクト探索者教室~心理学の「観察」について~
はぁーい。待たせたな。 ナスカのパーフェクト探索者教室はっじまーるよー。 今日の話題は、 心理学 (Psychology)
2015-06-14 03:01:52ISHII norikaz. ソフトウェア技術者。PTRPG(フレバー)、親神「ザ・コンピューター」(草案)、パラノイア【リブーテッド】 (日本語版テストGM)、クラヤミクライン(フレバー、シナリオ)など。 amazon.jp/hz/wishlist/ls…
プロフ少し変えました。ペイオースなら俺の横で寝てるよ。異論は認めないが兄弟は認めてもよい。
いつものごとく日英の比較
で。今回は、さきほどskypeチャットで話題になっていて、 「心理学は、相手の姿が見えていることが前提」というマスタリングの報告があったからだ。 では、例のごとく日英比較しようか。
2015-06-14 03:03:15日本語(6版p79) すべての人によく知られている技能である。人間を観察し、その人間の動機や性格などを探るための技能だ。
2015-06-14 03:04:21うん。たしかに「人間を観察し」と書いてある。だからそういうKPがいるのも仕方ないと思う。 だからまあ。日本語版としては、それでいいのかなと思うけど。 一応ここでは「パーフェクト探索者教室」なので英語版を確認しよう。
2015-06-14 03:11:38英語(6版73p) A skill common to all humans, it allows the user to study an individual and form an idea of his or her motives and character.
2015-06-14 03:12:06A skill common to all humans すべての人によく知られている技能である。 ここは、OK。
2015-06-14 03:12:45【ちょっと脇道】commonの意味について
@Chiether この部分って、「全ての人間に適用される」的な意味かと思っちゃいました。なんか心理学って「よく知られた」技能って感じしなくないですか?w
2015-06-14 03:21:39@irimu 心理学って知られているものの内容まで知られているわけじゃなくて。 これは、個人的な考え方なのですが。 「あ。これは悪い顔だ」とか 「力強い声だ」とか。 低い技能値では、その程度ですが一般的であるという話にも見えますね。
2015-06-14 03:24:43@Chiether なるほどなるほど。なんか「よくしられた」って日本語にはどちらかというと"well known"って言葉の方が先に来ちゃったので違和感ありました。 でもその解釈も確かによく通りますね。
2015-06-14 03:29:21再び本流の話題
it allows the user to study 人間を観察し、 study = 観察 ( ゚д゚) ......。
2015-06-14 03:13:50study いや。確かに「観察する」という意味もありますよ? 例えば英辞郎でも study 【自動】 勉強する、研究する、学ぶ 観察する、調査する とあるよ?
2015-06-14 03:14:52でもstudyって、 調査する、研究する、(与えられた情報をもとに)検討する。と幅広い意味を持つ。 わかりやすく一例を出そう。 君は、クラシック音楽を、『観察』するのか?
2015-06-14 03:17:40特に、今回の場合。ただしくは、 to study an individual and form an idea と。アイデア(発想や思いつき)によるものとなっているので「観察」は、目視に限らないのが英語的には正しい。
2015-06-14 03:22:12いや。相談受けた案件のもっと細かいのは、特定避けのため避けますし。 まあ今回は、日本語版のルールブックの表現では、そうなっているので。その記述だけで考えるのであれば。 まあ否定してよいと思います。 私は、プレイヤーがそう提案してきたら。それでいいかなと思いますがね。
2015-06-14 03:29:00観察の意味について
@Chiether 「観察」って目視に限られるっけ... 「相手の言動を注意深く観察する」という使い方しないかな... 「動」は視覚によるけど「言」は " 発言 " 、聴覚で認識しているはず 「注視」なら聴覚の入りようがないけども...
2015-06-14 03:36:42@nezumin168 微妙なところです。 もちろん研究的な意味合いだと傾向が強いと思いますが観察するという意味は、目視に限りません。 ですが「あ。観察だから目視だけだな」というKPがいても「いてもおかしくないかな」と思います。
2015-06-14 03:42:04@nezumin168 例えば言動を観察するといった場合でも。言動の両方が存在する状態だからこそ観察があって。言は補助情報だろうと思われてしまう危険性があります。 短絡的に考えると誤解を招く表現であり。まあ実際に、そう間違えていたKPがいたという話です。
2015-06-14 03:43:55@Chiether なるほど、補助的なものという考え方もあるか... まぁルルブの言葉足らずって感じですかね... 修正しなきゃ...(修正主義者
2015-06-14 03:47:34聴覚に対する「観察」という使い方は、確かにあります。 例えば「声の変化を、観察する」のような。 この場合は、変化する声は、目で見ているわけではありません。 しかし「声を、観察する」とは、なかなか言いません。 このあたりの日本語の選び方は、翻訳で面倒なところです。
2015-06-14 03:49:45