技術評論社ソフトウェアデザイン編集長による「技術書原稿執筆の心得」

まとめました。
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IKEMOTO,KOUHEI(池本公平) @XR230

原稿執筆の心得みたいなのを書いたほうがいいのだろうか。

2015-06-16 13:55:15
IKEMOTO,KOUHEI(池本公平) @XR230

技術書原稿執筆の心得・その1)勉強して書かないこと。お客様が読むものなので、事実に基づいた経験を書かないといけません。最近は空想で技術書を書いちゃうひともいますが、事実が大事です。もちろん再現性も。コードならば動くことが最低限です。

2015-06-16 16:06:29
IKEMOTO,KOUHEI(池本公平) @XR230

技術書原稿執筆の心得・その2)自分の内面にたまった経験と知識、技を書くわけです。勉強して書いた実績のない原稿は、すぐにばれます。それは筆者のためにも読者のためにもなりません。

2015-06-16 16:08:10
IKEMOTO,KOUHEI(池本公平) @XR230

技術書原稿執筆の心得・その3)読者を意識すること。つい手前味噌になりますが、第三者目線で執筆するとよいでしょう。そして読者が求めているものは何か、自分の体験をベースに書き始めるのがよいかと。書いているうちになんで昔はこんなことで悩んだのだろうと、それが第3者目線です。

2015-06-16 16:10:57
IKEMOTO,KOUHEI(池本公平) @XR230

技術書原稿執筆の心得・その4)勉強したことを書いてしまうと、いろいろつっこまれます。そのときにまた勉強が必要になって、非常にハイコストです。自分がやってきたこと、なんどやっても再現性があること、そして真実をついていることが、どんなに「強い」コンテンツになるのか、それを意識します。

2015-06-16 16:12:56
IKEMOTO,KOUHEI(池本公平) @XR230

技術書原稿執筆の心得・その5)この論は商品としての話なので、学術論文には当てはまりませんのであしからず。学術論文はそれ自体が非常に価値があります。商品としての技術書を書くにあたり、読者のニーズに応えるというのが価値になるのです。

2015-06-16 16:15:40
IKEMOTO,KOUHEI(池本公平) @XR230

技術書原稿執筆の心得・その6)勉強せずに書ける、他人にスラスラと教えることができる、それがあなたの「技術」です。しくみを心底理解し、他人に伝えるのが「技術書」の存在理由です。優れたバッターが教本を片手に読みながら打席に立つでしょうか。

2015-06-16 16:18:39
IKEMOTO,KOUHEI(池本公平) @XR230

技術書原稿執筆の心得・その7)本の内容は100回やって100回成功するものでなくてはなりません。ちょっとハードルを高くしすぎたかもしれませんが、本を書くということは、専門家として一人だちすることと同義です。 また高くしてしまいましたが(汗、コンテンツの価値が重要なのです。

2015-06-16 16:23:10
IKEMOTO,KOUHEI(池本公平) @XR230

技術書原稿執筆の心得・その8)若い人向けに書くのでした(汗。がちゃぴん先生は煽るのがうまいんだから~。とボケつつ。これまで書いた心得には年齢は関係ありません。それがコンピュータのラジカルなところなのです。たとえ経験が少なくとも、その中に真実があるのならばよいのです。

2015-06-16 16:32:55
IKEMOTO,KOUHEI(池本公平) @XR230

技術書原稿執筆の心得・その9)本当に書きたいことがしっかりしていれば、半角空きとか関係ないんです。それを処理するのが私どもの仕事ですので、まずコンテンツなのです。ある程度一般的な文章作法は守ってほしいですが、書式にこだわりすぎるあまり、主張を表現できないのは本末転倒です。

2015-06-16 16:37:05
IKEMOTO,KOUHEI(池本公平) @XR230

技術書原稿執筆の心得・その10)若い筆者の方に問いたいのは、あなたの書きたいことは何ですか?なのです。それを自分自身にむけて、書きたいことを考えることです。その結果出たものをわかりやすく他人に伝えてみてください。それがスタートです。

2015-06-16 16:39:38
IKEMOTO,KOUHEI(池本公平) @XR230

技術書執筆の心得・その11)結城浩先生のツイートを皆さん読みましょう! 値千金! 結城先生、答え書きすぎですよ~。もったいない~。

2015-06-16 16:45:45