江戸の悪　～大盗賊・侠客・悪女・ストーカー

太田記念美術館 Ota Memorial Museum of Art @ukiyoeota

【6/2より開催「江戸の悪」】6月開催の展覧会「江戸の悪」のチラシ・ポスターデザインが出来ました。大盗賊・侠客・悪女・ストーカーなど、江戸の「悪い人」たちが大集合する展覧会です。お楽しみに！ pic.twitter.com/fyczxd3rNz

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【江戸の悪：～6/26】様々な悪人を紹介するコーナー構成は以下のとおりです。【見どころの作品】【盗賊・侠客・浪人】【悪の権力者たち】【悪女と女伊達】【恋と悪】【善と悪のはざま】【悪の妖術使い】。画像は【悪女と女伊達】から芳年作品。 pic.twitter.com/2EmPBPyA7L

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【6/2から江戸の悪】画像は解説パネル。今回は各悪人に5段階からなる悪人度判定（担当学芸員による）が付いています。星5つの「一つ家の老婆」とはどんな人物なのか。ぜひ会場で確かめてください。 pic.twitter.com/5v4ES4MPlP

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【6/2～江戸の悪】芳年「英名二十八衆句　福岡貢」。本展チラシの作品です。家宝を詮議を頼まれ、伊勢古市の遊郭を訪れた福岡貢。仲居万野にはめられ、屈辱を受けた貢は逆上。妖刀青江下坂を手にし、遊郭の人々を惨殺します。[悪人度：★★☆☆☆] pic.twitter.com/QrDqBzVDvv

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【江戸の悪】歌川国貞(三代豊国)「東都贔屓競　清玄桜姫」。歌舞伎の清玄桜姫物には、桜姫に執心し堕落する僧清玄が登場します。いわばストーカーとも言える清玄は、桜姫の部下に殺され、亡霊となってなお桜姫の前に現れます。[悪人度：★★☆☆☆] pic.twitter.com/cCqsEg54Cx

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【江戸の悪】歌川国貞(三代豊国)「近世水滸伝　競力富五郎」。天保時代に起きた、飯岡一家と笹川一家の抗争を描く「天保水滸伝」に取材。勢力(競力)富五郎は笹川繁蔵の子分で、繁蔵亡き後も飯岡側と戦いました。彫物も見事です。[悪人度：★★] pic.twitter.com/BID8OKujTR

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【江戸の悪】国芳「木下曽我恵砂路」(個人蔵)。秀吉によって捕縛され、三条河原で釜茹でにされた大泥棒、石川五右衛門。歌舞伎にも登場し、図は釜茹での場面で大好評となった上演。五右衛門が頭上に掲げるのはその息子です。[悪人度：★★★★★] pic.twitter.com/mSZCSFOiwn

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【江戸の悪】こちらは江戸時代の「東海道四谷怪談」(歌川国貞[三代豊国])。民谷伊右衛門が殺した、お岩らを括りつけた戸板が伊右衛門のもとに偶然流れ着く場面。芝居での早変わりを、紙をめくるとお岩が現れる仕掛けで再現。【悪人度：★★★★★】 pic.twitter.com/Am0ucAlVDS

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【江戸の悪】芳幾「英名二十八衆句　佐野治郎左ェ門」。実直な豪農、佐野次郎左衛門は遊女八ツ橋に入れ込みますが、身請け寸前で衆目の中突然の愛想尽かしを受けます。再び吉原を訪れた次郎左衛門は、妖刀籠釣瓶の力で八ツ橋らを殺します。悪人度：★★ pic.twitter.com/ulqp3oAovT

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【江戸の悪と妖刀】本展には多くの名刀、妖刀が登場します。芳幾「英名二十八衆句　佐野治郎左ェ門」(図は部分)の籠釣瓶もその一つ。歌舞伎では、村正の無銘の刀で、水も溜まらずに斬れることから籠釣瓶と名付けられたという設定となっています。 pic.twitter.com/m5Xy8YuVJn

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【江戸の悪】芳年「平清盛炎焼病之図」。平清盛が熱病に苦しむ様子を描きます。背後には閻魔大王の姿。『平家物語』の記述などにより、清盛は古くから悪のイメージで捉えられてきましたが、近年ではその評価も見直されつつあります。悪人度：★★ pic.twitter.com/JPeyF0Cd2H

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【江戸の悪】芳年「東錦浮世稿談　向疵与三　蝙蝠安」。伊豆屋与三郎は赤間源左衛門の妾お富と通じますが、露見して34ヶ所の疵を負い「切られ与三」となります。歌舞伎で有名ですが、図は講談が典拠。兄貴分の蝙蝠安を殺害する場面です。悪人度：★★ pic.twitter.com/OxnPYgoHT4

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【江戸の悪】国芳「恋模様振袖妹背」。八百屋お七は大火で焼け出された際、避難先の寺で小姓と恋に落ち、もう一度火事が起きれば小姓に会えると、放火の罪を犯します。図はお七が刑場に連れられる場面。周りに多数の見物客が描かれます。悪人度：★★★ pic.twitter.com/Rng77ZhhJy

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【江戸の悪】芳年「和漢百物語　清姫」。熊野詣に訪れた安珍に清姫は惚れますが、再び立ち寄ると約束した安珍は姿を消し、裏切られた清姫は蛇身となって後を追います。最後は寺の鐘に隠れた安珍を、火をまとった蛇身の清姫が焼き殺します。悪人度：★★ pic.twitter.com/LOusc8jTjm

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【江戸の悪／装いの見どころ】芳年「和漢百物語　清姫」。恋に身を焦がす清姫は蛇になり川を渡ったことから、帯や着物には青海波や流水文、網目文など水にちなむ模様が。上部から桜がハラハラと散りますが、桜花も着物の意匠となっています。 pic.twitter.com/2ljgxrEKlX

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【江戸の悪】国周「異種薔薇犯妻会　原田お絹」。原田お絹は幕末に実在した毒婦。初め芸者で大名の側室となり、のち未亡人に。その後呉服商との情事がばれ、芸者に戻ります。金貸しの妾となりますが、役者に入れ込み夫を殺害します。悪人度：★★★★ pic.twitter.com/pC99FbLvOy

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【江戸の悪／装いの見どころ】芳年の明治期の作品から清玄の霊に怯える桜姫。着物には名前にちなんで散らされた桜模様が。また絞りが施された赤の流水模様は艶やかさを引き立てています。唇は江戸後期に流行した「笹色紅」としています。 pic.twitter.com/FEnVMWe2iD

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【江戸の悪／装いの見どころ】才三郎の恋人お駒は実家の困窮から喜蔵を婿に迎えるが心ならずも喜蔵を殺めてしまう、お駒才三ものを基とした作品。実在のモデルお熊は処刑の際に黄八丈を着たという。黄八丈の立ち姿が美しく美人画としても魅力的な1図。 pic.twitter.com/Kk9LbCfNxf

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