『近隣諸国条項』が作られた経緯

ニライカナイφ★ @niraikanai07

① 1982年6月26日、 『朝日新聞』を筆頭に各マスコミが一斉に「文部省が教科書検定で高等学校用の日中戦争に関する記述を『華北へ侵略』から『華北に進出』に変更させた」と報道しました。とくに『朝日新聞』は「『侵略』表現薄める」「教科書さらに『戦前』復権へ」などと強く批判。

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② しかし間もなく、これらの事実はなかったことが分かり、これらの報道は完全な誤報だったことが明らかになりました。1982年7月、中国は日本に対して外交ルートを通じ公式に抗議を行ない、翌8月には韓国も加わって、この教科書問題は日中韓にまたがる外交問題にまで発展していきました。

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③ 当時、鈴木善幸内閣の宮沢喜一官房長官は「侵略」から「進出」に書き換えた事実が存在しないにもかかわらず、教科書検定の在り方を改めることを中韓に約束しました。

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④ こうして設けられたのが教科書検定基準の「近隣のアジア諸国との間の近現代史の歴史的事象の扱いに国際理解と国際協調の見地から必要な配慮がされていること」という規定、いわゆる「近隣諸国条項」だったのです。

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⑤ この規定によって「日本語使用の強制（ハングル弾圧）」「創氏改名の強制」「朝鮮人強制連行」などの虚偽捏造の歴史が事実として学校で教えられることになり、多くの日本人が贖罪（しょくざい）意識を植え付けられていきました。

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⑥ こうして（朝日新聞などの誤報が原因で起きた）教科書問題をきっかけに生まれた「近隣諸国条項」ですが、近隣諸国である中国や韓国にはこのような規定はなく、日本だけが一方的に中国や韓国の歴史観に迎合するように定められています。

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⑦ 韓国はこのときから彼らが虚偽捏造した「ウリナラ歴史」を日本人に強要することを当然の権利として考えるようになりました。また、この教科書問題を発端に韓国では1987年に独立記念館が建設されました。

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⑧ この施設では「日本が犯した残虐行為」が再現展示されており、中でも蝋人形による拷問シーンはショッキングなものです。展示されたものは捏造されたものですが、修学旅行などで韓国全土から子供たちが見学に来て、展示されたものを事実として受け取るのです。