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仕事とはありがたく、ピクサー制作、ディズニー配給の映画「インサイド・ヘッド」(Inside Out)の試写を見た。日本では、7月18日公開予定。場所は、Oswald Theater。映画は、とてもおもしろかった。ぜひ見にいらしてください。
2015-07-02 07:44:21「インサイド・ヘッド」は、喜び、悲しみなどの人間の基本的感情を擬人化し、物語にした映画。人生のさまざまな出来事の大切な「記憶」も、見事に象徴化、視覚化されている。思わずうーんと唸る独創的な設定、展開があるが、詳細は、見てのお楽しみである。
2015-07-02 07:46:01「インサイド・ヘッド」のもっとも大切なメッセージの一つは、「悲しみ」のような、一見否定的に見える感情にも、大切な役割があるということだろう。「悲しみ」を排除してはいけない。「悲しみ」があってこそ、「喜び」も生きる。そんな真実を、子どもの心にも届くように描いた。
2015-07-02 07:47:44ところで、最近映画を見ると楽しみなのはエンド・クレジットである。「インサイド・ヘッド」の最後にも、やっぱりproduction babies en.wikipedia.org/wiki/Productio… の名前がたくさん並んでいた。製作中にスタッフに生まれた子どもたちのファースト・ネーム。
2015-07-02 07:49:34production babiesの名前をクレジットに載せる習慣は、1995年のピクサー制作「Toy Story」から始まったということである。それだけ、子どもたちを、そして大人の中の「子ども」の心を大切にしているということであろう。
2015-07-02 07:50:35もうひとつ、「インサイド・ヘッド」のエンド・クレジットの一番最後に、印象に残るテクストがあった。"Dedicated to our children. Don’t grow up. Ever.”。うーむ、全くそのとおりだなあ、と思った。Don’t grow up. Ever.
2015-07-02 07:51:50子どもが持つ、未知のものに対する好奇心、新しいものと出会った時に見せる、喜びの表情。純粋な気持ち。そのような素晴らしい心を忘れ、捨てることをgrow upと言うならば、Don’t grow up. Ever.と言いたい。すべての子どもに、そして大人たちに。
2015-07-02 07:53:06国立西洋美術館にはピカソが84歳の時に描いた「アトリアのモデル」という絵があるが、このカンドー的にヘタクソな絵を、84歳になって描ける、という子どもの心を失わないピカソ、君は素晴らしい! Don’t grow up. Ever. pic.twitter.com/YFtHwZ46lB
2015-07-02 07:59:10