佐藤正美Tweet_20150701_15

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佐藤正美 @satou_masami

私はTMを改訂する事に吝(やぶさ)かではない。しかし、TMに対する反論のほとんどは、TMの前提・定理を無視した決め打ち(決め付け)でした――たとえば、「コード至上主義」とか「nullに拘りすぎる」などなど。そういう的外れの非難(言いがかり)に対して、私は、ただ苦笑するのみです。

2015-07-10 04:51:50
佐藤正美 @satou_masami

私は、TMを闇雲に信奉される事も嫌っています。TMのファンになってもらうのはTMを作った本人として嬉しいかぎりですが、ただ一時的な熱狂でファンになったというのでは、興奮が醒めたら いずれTMから離れるでしょう。TMは、論理で構成された一つの論説・技術です――恋愛の対象ではない。

2015-07-10 04:55:14
佐藤正美 @satou_masami

私の目的は、TMを整えるいっぽうで、モデル論を明らかにする事です。私は自分の説に拘泥しない。他の人の意見を、それらの論理が妥当であれば聞きます。数学・哲学を学習してきて、形式化では論理がすべてである事を承知したからです。TMの論理が妥当である事を私は追究しているのみです。

2015-07-10 04:59:00
佐藤正美 @satou_masami

私の場合、モデルの学習において師と仰ぐ人たちは、ほとんどすべて、故人であって、書物でしか学ぶ事ができないので、人間関係に煩わされる事もなかった――書物でしか学ぶ事ができないというのは、人間関係に煩わされないという利点があるいっぽうで、師と対話ができないという弱点もある。

2015-07-10 05:02:24
佐藤正美 @satou_masami

論理というものは独学できる。その理由は、形式言語 L では、「語彙と文」が定義されていて、語彙を組み合わせて文にする「文法」(生成規則)が用意されていて、構成された文が「真」であるか「偽」であるかを判断できる尺度(指示規則)が示されているからである。

2015-07-10 05:06:34
佐藤正美 @satou_masami

一つの論説を公にすれば、必ず抵抗されます。その抵抗を撃破しようと向きなれば、自らの論を過大に庇ってしまい、かえって本当の論理の精神に合致しない状態に陥る危険性が高い。したがって、そういう抵抗を撃破しようと躍起にならないで、論理の正当性を落ち着いて説得するほうがいいでしょうね。

2015-07-10 05:09:59
佐藤正美 @satou_masami

論理の正当性を、もし否定する人がいるとしたら、たぶん、その人は自分が今まで享けてきた既得利権を喪うのが嫌で抵抗しているのでしょう。そういう人にとって、「真」というのは、そもそも、邪魔でしかない。というのは、自分の便益を優先的に認めているのだから。

2015-07-10 05:13:07
佐藤正美 @satou_masami

「ビジネスでは、論理的に正しいことのみが通る訳ではない」というような言い古されてきた(stereo-type の)ざら事を 今更 向きになって反対するつもりは私には更々ない。

2015-07-10 05:16:44
佐藤正美 @satou_masami

効率的な学習法? 道徳を説いている人が高徳の人ではなくて、道徳を実践した人が徳のある人なのであって、同じように、「学習法の専門家」などは存在しない。学習の工夫は――否、学習にかぎらず、およそ、工夫は――実践のなかで生まれるという当たり前のことを弁(わきま)えていれば宜しい。

2015-07-10 05:20:44
佐藤正美 @satou_masami

数学を正規に学習してこなかった文学青年(私)は、数学を「てっとりばやく」学習できる装置などないことに気づいて、数学の書物を「うまず おこたらずに」読むほかに やりかた がないことを身をもって感じた次第です。

2015-07-10 05:23:25
佐藤正美 @satou_masami

「××風(あるいは、××派、××主義)」という専門家の看板を立てない一般の読書子としたら、喩えれば どんな調理法の食事であろうが、美味しい食事は美味しいとして食しても非難されないでしょう――自分の嗜好に合おうが合うまいが、「旨い物は美味い」と感じる味覚さえあればいい。

2015-07-10 05:31:47
佐藤正美 @satou_masami

モデル論を学習していると、うっかりすると、どこでも いつでも通用する定則があるように思い違いしがちです。モデルの学習に夢中になると、モデルそのものに価値を見いだそうとしてしまい、モデルが用具にすぎない事を忘れかちになってしまいます――私への自戒を込めて。

2015-07-10 05:35:13
佐藤正美 @satou_masami

時世の変化に耐え抜くには、論説は妥当な論理で構成されなければならない。ただし、妥当な論理を構成していても、かならずしも、時世の変化に対応できる訳ではないことも注意しておくべきでしょうね。

2015-07-10 05:37:49
佐藤正美 @satou_masami

コンピュータ技術が専門分化するにつれて、同じ技術を使う身内が自画自賛して じぶんたちの存在価値を確認しようとしている変な傾向が出てきているように私は感じています。身内の評判を得るのがシステム・エンジニアの仕事の目的ではないでしょうに。

2015-07-10 05:40:03