魔法少女名鑑（仮）

みつくりざめ @mitukuri_zame

◆魔◆魔法少女名鑑#068【ハーフシーズ】ドス黒いロングヘアと剣呑極まる眼が目を引く魔法少女。忌まわしき『一つを二つにする魔法』の使い手。 全長３.8mに及ぶアックスバトン・マスマーダーを振るい、生物非生物を問わず両断する。かつて抱いた崇高な願いは既に忘れて久しい。未だ純潔◆法◆

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@matobamui ◆魔◆魔法少女名鑑#068【エンジェルシェア】主に深夜の繁華街を縄張りとする魔法少女。常に酒気を帯びて現れ、刃向う者はボトル型魔法のバトンで額を叩き割る。 15年前は天使の歌と称された声も今は酒に焼け見る影も無いが、未だ歌手の夢を捨て切れぬままさ迷う。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#114【セパルカ】何者かに処刑され石像と化した過去の魔法少女。 もはや彼女が何者であったかを知る術は無いが、表情や仕草からその最期は恐怖と絶望に満ちた物だったと推察できる。 膨大な魔力が体内に残存しているため、現在は魔力の貯蔵庫として運用されている。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#999【ジェーン・スミス】願いは力が叶えると悟り、愚直に最強を目指した魔法少女。 全ての魔法と全ての武具を扱い天界の竜王や異星の邪神を召喚し果ては巨大ロボに乗り込むまでに至るが、つまり何者でもない無貌の怪物と化すという哀れな結末を迎えた。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#114【グラナイト】魔力構造を全て石化魔法へと特化させた魔法少女。永きに渡る自問と煩悶の末に『全人類の75％が石化した世界こそが理想郷である』という結論に至った。その思想は５３人の魔法少女を僅か３分で物言わぬ石像に変えた程の実力に裏付けられている◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#115【ドッチオーネ】グラナイトに従属する寡黙な魔法少女。ブラジリアン柔術と石化魔法を掛け合わせた斬新な戦闘スタイルで敵を排斥する。一方でグラナイトの石化魔法拡張の実験台でもあり、年間約160日を石化した姿で過ごしているという。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#087【フィフティフォウ】鋭い眼光を抱いた所属不明の魔法少女。古式拳銃型魔法のバトンによる射撃戦で無類の強さを発揮する。過去に遭遇した何らかの事件により緩やかに身体が石化し続けており、やがて完全に石像と化す最期が確定している。◆法◆

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@sham_maniac @TomCatstubuyaki @kurokami9696 ◆魔◆魔法少女名鑑#263【ベンディシオン】食が世界を救うと盲信する魔法少女。何からでも野菜を作る魔法を行使し、実際一つの紛争地域を農業の楽園へと変えた。収穫でシチューを振舞うのが悦び◆法◆

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◆魔◆ 魔法少女名鑑#206 【フォークロア】 『呪いのツイッターアカウント』なる自作都市伝説を流布しようとするも、稚拙な仕込みの為に失笑された少女が変異。独自の設定に基づき、不特定多数の人間に恐怖と悪意を撒き散らす生きた呪いと化した。◆法◆

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◆魔◆ 魔法少女名鑑#143 【プレセデント】199冊にも及ぶ判例集をまるでスカートの如く身に纏う魔法少女。莫大な数の判例の中から標的の罪状に相応しい内容の物を即座に検索し、その場にて刑を執行する。彼女の有する処刑法の数は少なくとも1,723,800種と推測される◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#295【ガラティーン】世界の法則を超越した-30,000℃にも及ぶ超絶零度を操り、形ある物はおろか時間すらも凍結させる恐るべき魔法少女。かつて『お日様のよう』と形容された彼女がこれほどに変異した背景には『名』を起点とした因果の歪みがあるとされる◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#193 【ストレイシープ】夜戦特化魔法少女。午前2時頃に自動的に変身､深夜の街を徘徊し午前5時頃に自動的に帰宅するという特異な行動パターンを持つ｡本人は街に潜む魔物を退治していると思い込んでいるが、その殆どは不幸にも彼女と遭遇してしまった一般市民である｡◆法◆

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◆魔◆ 魔法少女名鑑#405 【デアエクスマーキナー】 因果律無視魔法少女。あらゆる次元に現れ、世界に危機が訪れると唐突に光の翼で空を飛び回り、物語に幸福で強引な結末を与える。その世界が積み上げて来た物全てを一瞬にして陳腐化させる、全ての物語にとって忌まわしき存在である ◆法◆

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◆魔◆ 魔法少女名鑑#167 【プリンセスラッシャー】元来は地図から消えた小国の王女。戦争で祖国が滅んだ際に正気を失い、両手に持った鎌と斧で老通り魔的に無差別殺戮を繰り返す恐るべきキリングマシーンと化した。如何なる理由か肉体が不老である為、便宜上魔法少女に分類された◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#199【ハイドロクロリック】己の美貌に陶酔する少女が魔法少女化した物。適当に目に入った女性の顔をマジカル塩酸で焼く事で相対的に『最も美しい女性』になろうと目論むが、余りに場当たり的なために失敗。短絡的な凶行の代償として石像と化す運命が待ち受けていた◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#320【ドレッドノート】魔法少女概念を一変させた伝説級存在。圧倒的長射程と規格外の大火力でその名を轟かせるも、その余りの無骨さゆえ魔法少女界の急激な変化に取り残された感は否めない。『超弩級魔法少女』というカテゴリーを成立させる為だけに存在させられている。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#367【インヴォーカー】重力干渉魔法少女。トラディショナルスタイルの魔法少女装束が特徴。直径5メートル程度の隕石ならばピンポイントで落下させる魔法で幾多もの人間を圧殺してきた。本人はその行為を『皆の願いを星に届けている』と信じ込んでいる。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#274【カラテマギウス】普く因果をカラテに収束させるに至った魔法少女。樹の上から降りられないネコも、クラスメイトの恋の悩みも、学校の火災も、総てカラテにより解決して来た。自身の存在もカラテに依存している為、カラテでの敗北は彼女にとって絶対の死を意味する。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#380【プリズナー】過去の大罪により地下監獄最深部に収監されていた魔法少女。四肢の拘束具を装着したまま脱獄し、重戦車の如く破壊活動を行う。醜悪な意匠のフルフェイスマスクで顔を覆い隠している上、仮面には猿轡も内蔵されているため、一切の言葉を発しない。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#381【ヘッドショット】「おさいほうが上手になる魔法」を極めた結果、針の穴をも通す射撃魔法を会得した魔法少女。標的が絶命する際の表情を顔写真に残すという異常嗜好が仇となり敗北。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#230【エラガバルス】かつて『町中をお花でいっぱいにしたい』と願った少女が変異。無尽蔵に花を生み出す魔法を行使し、意に沿わぬ者を色とりどりの花で埋め尽くし窒息死に至らしめる。極度の倒錯思考の持ち主でもあり、性癖に対応した変異を生涯で7度に渡り繰り返した。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#250【ディペンダンス】関係を持つ男の社会的ステータスに比例し魔力が増大する魔法少女。自らの力を増大させる為、これまで幾多もの男と関係を持ち、そして捨ててきた。とあるエグゼクティブと現在深い関係にある。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#251【ウロボロス】王冠を被る者と翼を持つ者のツーマンセル魔法少女。互いが互いの再生を司る為、二人をコンマ数秒のラグすら無く、同時に止めを刺す他に滅ぼす事は不可能である。仲睦まじい姉妹であるとも一線を越えた愛で結ばれた二人とも噂されるが、一切の素性は不明◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#210【プロウラー】魔力暴発事故により周囲の物質と望まぬ融合を果たした魔法少女。もはや自分が誰であったかも定かではない状態にまで自我が希薄化しており、鉄骨やドラム缶やコンクリート柱で形成された四肢を蠢かせ、怨嗟の声と共に徘徊する。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#200【インクワィアリ】過去に存在した魔法少女。急激かつ無軌道な魔法少女の増加に疑問を抱き、長き探究の末にその原因が20世紀末の超高度経済拡大期にある事を突き止める。だが真実は彼女が受け止めるには余りにも不条理かつ残酷であり、程無く自我を失い姿を消した。◆法◆