2015.7.29 第14回 地層処分技術ワーキンググループ
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丸井: 地下水の観点から2点。距離にかかわらず勾配が問題に。 動水勾配から見ても、平地や沿岸域がなだらかである。 好ましいと言える。 津波・土地利用の観点から。 崖、大地ができているところがある。 海岸から10km位のところに存在し、10kmくらいまでは平坦であることが多い。
2015-07-29 13:21:16丸井: 海底下においても動水勾配は低い。 鉛直方向に見て、表流の地下水と地下深部の地下水、相互のやり取りはあまりないのではないか。 深部のほうが、より広域を代表すると考えられる。
2015-07-29 13:21:52丸井:水平方向に見ると、例えば一級河川で見る限り、流域には複数の市町村が含まれる。 市町村が多いと立地困難が見込まれる可能性があるという側面も。
2015-07-29 13:22:18遠田: NUMO資料p21の表について。スウェーデン・フィンランドの例を参考にしているのだとと思うが、日本の場合、ナチュラルハザードが多いので、その欄をつくってほしい。 輸送中に起きる可能性、起きた場合の対応を検討する必要がある。 例えば地震で道路が通行できなくなるなど。
2015-07-29 13:22:52三枝: SafetyとSecurityを別に整理したほうが良いのではないか。 両方の観点から選定するのが良い。 また輸送の観点からの検討によって、地質環境から得られた結論を否定するものではないと考えている。 絞り込みに使うイメージである。 従って輸送の条件が先にありきではない。
2015-07-29 13:23:33小峰: 土木学会から来ているので施設設計と人工バリアの設計という観点から。 資料2のp7で、事故発生確率を考慮とあるが、被曝リスクは小さい?という評価はどういう意味か。 時間積分の違いがあるという意味? 通常輸送は全時間?事故時は事故を起こしている時間?を考慮するということか。
2015-07-29 13:24:29小峰: p22 処分孔内の輸送について。積み荷を積み替える際などの事故をどう考えるか。 列車であれは積み替えずに入れる?
2015-07-29 13:25:25小峰: 評価の実施について。 p38,39 設計する場合の掘削土の置き場。 掘削土を人工バリアなどに再利用などすることを折り込んでいる? 仕様を決定した諸条件を整理して欲しい。工学的対応に役立てることができる。
2015-07-29 13:25:54長田: ハザードの話を入れて欲しい、に賛同する。 科学的有望地のマップをつくる際、地質環境と輸送条件をそれぞれ別につくったほうが良いのではないか、も同意。
2015-07-29 13:26:44長田: 原燃輸送なかや?氏に教えて欲しい。 六ヶ所では現状、どうなっているのか。 陸上輸送の距離、具体的にどうやっているのか、輸送速度、専用道路、港の水深など。 フランスなどからの返還時には海上輸送はルート決めずに来ているのか。
2015-07-29 13:27:41宇都: 沿岸部に火砕流が到達する確率を考えると、高度を稼いだほうが良いのではないか。 操業時のリスクとして考慮すべき。火砕流は坑道に入っていってしまうリスクもある。 輸送時に傾斜がなだらかなほうが良いという話もあったが、高度も考慮して欲しい。
2015-07-29 13:28:27原燃輸送なかや?: p7港湾から施設まで10km程度(実質7km程度)、原燃の専用道路を設置。 専用港の水深は7m弱程度を確保している。 陸上は1時間くらいかけて運んでいる。
2015-07-29 13:28:49NUMO梅木: 遠田・長田・宇都氏へ ハザードの問題について。 地震などを考慮すべきだろうと思う。 この資料は日本全体で一般的なものとして書いたので触れていないが 地域性を考慮してハザードへの対応を行うことは重要な指摘。
2015-07-29 13:30:01NUMO梅木: 三枝氏へ Sefaty とSecurityの話。仰るとおり、本来そうあるべき。 今回は輸送の安全性としてまとめて書いた。 地質環境が輸送の安全性よりも優先という話もその通り。 また火砕流の話もあったが、過去1万年以内に火砕流があった場所は避けるのが好ましい条件。
2015-07-29 13:31:58NUMO梅木: 小峰氏へ 被曝リスクは事故確率と被曝量の積で求めている。 発生確率の低さ、また発生した際のキャスクからの漏れ出す量も少ないだろうという前提。 p9でケーススタディをやっており、通常時の3%…と言う記述がある。
2015-07-29 13:32:32NUMO梅木: 小峰氏へ 2つめの指摘について。 受け入れ施設で検査し、オーバーパックに入れる作業がある。 それ以降の安全性については別途考慮するものと考える。 土置き場の面積などを求める根拠などについても、すぐにではないが前提条件を示すことは可能になっている。
2015-07-29 13:33:20吉田: p27とp45まとめについて。 地質構造について、よくまとめられている。 地質環境評価の容易性、平地が望ましいと私も思う。
2015-07-29 13:34:11吉田: 沿岸海底下や島など、産総研のシームレスな地質情報・地表データ、どの程度のエリアまでカバーしているのか。 現在は衛星などを利用した調査もあると思う。大陸棚程度までは確認でき、断層、リニアメントも確認できるはず。
2015-07-29 13:34:23徳永: 自然災害を最初から入れておくのは重要。 諸外国に比べて頻度が高いのは事実だと思う。 輸送手段を考える時、陸上でも、地下空間、トンネルなどを使うと公衆被曝を低減できたりするかもしれない。 その一方で制限が出てくる可能性も。
2015-07-29 13:35:00徳永: p40誰が、何を、どこまで考えるのか。 土地確保の容易さは科学的有望地に含めるのか? 考えるとして、誰が考えるのか? 国が全面に立って、と言ってきたが、ここは国が議論するのか?事業者なのか?
2015-07-29 13:35:14三枝: 複数の市町村をまたがる問題だが、廃棄物WGで議論する問題かも。 輸送ルートに関しても、複数にまたがらないほうが良いかもしれない。 伴走車について書いているが、海上の場合はエスコート船などがあるのか。 あまり往来の激しい場所だと、隊列を組んで入っていっても大丈夫なのか。
2015-07-29 13:35:53