「内閣府原子力委員会の原子力損害賠償制度専門部会の会議の動向を注視する必要がある。」中所克博先生のツイートまとめ(2015.7.30作成)

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弁護士中所克博 @K_Nakajo

【超重要!】内閣府原子力委員会の原子力損害賠償制度専門部会が,5月21日から活動を開始している。CSCの批准を前提に,福島原発事故の賠償状況なども踏まえ,ここで原賠法の方向性などの議論が行われてゆくだろう。注視が必要だ!場所はココ → aec.go.jp/jicst/NC/senmo…

2015-07-30 01:16:49
弁護士中所克博 @K_Nakajo

原子力損害賠償のあり方や原賠法改正の方向性などにつき,すでに水面下で着々と準備が進められているのだ。原子力損害賠償制度専門部会の答申が世に公表されるときは,もう動かせないほどに中身が固まってしまっているだろう。その時では遅い。動いている最中のフォローや牽制等が不可欠だと思う。

2015-07-30 01:28:00
弁護士中所克博 @K_Nakajo

まず注目すべきは,原子力損害賠償制度専門部会の委員の顔ぶれ。議論をもって行きたい方向が何となく見えてくるだろう。次に,会議毎の配布資料。どんな内容を委員らにインプットしているのかが見える。最後に議事録。発現を追うと,議論の方向性を予測できるだろう。

2015-07-30 01:30:39
弁護士中所克博 @K_Nakajo

とてもとても重要だと思うので,もう一度繰り返す。内閣府原子力委員会の原子力損害賠償制度専門部会の会議の動向を注視する必要がある。ここでの議論を基に,将来の原子力損害賠償の方向性や原賠法改正の方向付けの土台を築こうとしている。場所はココ→aec.go.jp/jicst/NC/senmo…

2015-07-30 01:33:22
弁護士中所克博 @K_Nakajo

人々が気づかぬうちに,水面下で着々とお墨付きを与える準備が進められる。議論が固まり,答申の形でポコッと水面に顔を出した時は,もはや動かし辛い状況になってしまっている。これはマズイと気づいても,時すでに遅しだと思う。もの申すなら,議論が進められているホットな時でなければならない。

2015-07-30 01:37:30
弁護士中所克博 @K_Nakajo

マスコミの目,国民の目は,集団的自衛権に釘付けとなっている。たしかに,立憲主義の根幹に関わる極めて重要な問題であることは間違いない。だが,1塁ランナーばかりに注意を払っていると,いきなり3塁ランナーが⑦ホームスチールをしてくるかもしれない。今はこんな状況だと思う。

2015-07-30 01:41:14
弁護士中所克博 @K_Nakajo

もちろん私は,原子力損害賠償制度専門部会の議論の動向をフォローしてゆくつもりである。だが,日々の雑多な業務に追われるタダの街弁にとって,余りにも荷が重い。複数の目で絶えず動向を監視し,議論の内容を吟味し,どんどん意見などを発信する必要がある。複数の方々のフォローが必要である!!!

2015-07-30 01:44:26
弁護士中所克博 @K_Nakajo

第1回の会議における配布資料。例えば資料1-4(当面の予定について)。タイトルだけ見ると大した資料のようには見えない。だが,よく見ると,これから議論させたい論点が「論定の例」という形で書かれている。そこには,無限責任の是非,原賠法16条・17条の問題など重要論点がズラリである。

2015-07-30 01:51:47
弁護士中所克博 @K_Nakajo

第1回の会議における配布資料,資料1-4の直リンクはココ → aec.go.jp/jicst/NC/senmo… たったこれだけの資料だが,読み取り予測する視点でじっくり見ると,実に多くのものを読み取ることができる。

2015-07-30 01:54:06

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