- stone_female
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たとえば、よく「高所恐怖症でー」とか「昔犬に噛まれたことがトラウマでー」とかいうセリフはよく聞くと思う。それは実はトラウマじゃないんだな
2015-07-30 18:08:55過去に何かあって、それが恐怖や不安の対象になりました。という意味でトラウマって言葉は使われてるけど、実はそれは間違いなんだにゃー
2015-07-30 18:09:34トラウマってあれは実は脳がクラッシュ状態になってるの。だから治療しないとやばい。どうやばいかっていうと、色々影響が日常生活に侵食し始めて社会的に破綻してく
2015-07-30 18:11:12犬に噛まれてーとかは犬が目の前に居ないとなんともないでしょ? トラウマ抱えてる人は、目の前にいなくても居るのと一緒、頭の中に思い浮かべただけで行動不能になるんだなー
2015-07-30 18:12:25脳機能の話をすると、過去の体験は普通、記憶となって貯蔵されてくの。脳の中にある記憶領域っていうタンスにしまわれるの。でもトラウマは違う。この記憶のタンスにしまわれずに、脳のあらゆる部分に残ってる
2015-07-30 18:13:44だからやばいの。時間がどれだけたって、目の前にそれがなくても、『今まさに』『現実として』『目の前に』その恐怖体験が『実際起きている!』と脳が反応してしまう
2015-07-30 18:15:05つまり、事故後にPTSDになった場合。たとえ何年たったとしても、数日おきに、下手したら数秒に何回も何回も何回も・・・・・・つねに事故にあい続けてるってことと同じになるの。死ぬか生きるかの事故を何万回も経験して、それで平気なんてありえないよね? これがトラウマの恐ろしさ
2015-07-30 18:16:39脳が記憶の領域に体験をしまい損ねた。これがトラウマの正体。 しまい損ねてあふれてるから、なんどもなんども、生の体験が常にリピートされる。そんなPTSDになるくらいの威力のある出来事を無限リピートされたら、人間の精神は耐えられるようにできてない
2015-07-30 18:17:50半分以上脳の機能上の話になっていくから、心理カウンセリングが効きづらいの。ただ、身体の誤作動であるわけだから、物理の話しとなるわけで、だからお薬が有効となるの
2015-07-30 18:19:40トラウマ治療の基本として、お薬や心理カウンセリングなどで、脳の誤作動を抑えることが第一段階。つぎに、この脳内にぶわっとあふれてる情報を、ちゃんと記憶領域にしまってあげるのが第二となる
2015-07-30 18:20:50誤作動を抑えることが第一。そして次の段階。これが一番つらい。これは過去に起きたことで、今の現状には何の影響も及ぼさないことなのだ・・・・・・と『確認』する作業が必要となるの。つまり、自分の力で何があったか詳細を思い出し、思い出しても安全だな、ということをしなきゃいけない
2015-07-30 18:23:11でもこれをしなければ、いつまでたってもその人の『脳』にとって、そのトラウマは『過去』にならないの。トラウマを、《いま目の前で起きている現実》ではなく、自分のイメージ通りに思い出したりしなかったりできる《過去の記憶》でしかない!としなければならないの。半分訓練の領域なの
2015-07-30 18:26:00そう、訓練することはつらいことなの。つらく、苦しいのは当たり前のことなの。でも、人はそれを乗り越えることができるの。つらい坂道を上り終えたなら、きっと綺麗な空が広がっているの
2015-07-30 18:27:27トラウマは、きっと過去にできる。一人で向き合おうとせず、誰かに背中を支えてもらいながら、歩いていけば。そのトラウマを『過去』にできたとき、前に広がるのは『未来』だけなの。あなたが生きる、『今』だけなの
2015-07-30 18:29:23ガチャはずしまくってママンにガチ怒られたことがトラウマ ↑これはただの恐怖症ってことだ! 恐怖症は日常生活にはそんな影響ないから、避けるか我慢するかでどうにでもなるってこったな! 寝ても覚めても怖さが抜けない、って場合はガチトラウマだ! お医者さんいこうな!
2015-07-30 18:32:05これが恐怖症と不安症はまた別の治療法なんだなーこれが。この辺の見極めは医療側に必要なだけだから、そんな気にしなくてもいい。寝ても覚めても頭から過去の体験がとれない・・・・・・そんなときは心理クリニックへいこうな!
2015-07-30 18:35:41