村山先生とシェーラひめと同志たちのよる
「海だ! 今、船にのって、大海原を旅しているんだっ!」と、船のへさきで、ハイルが叫びました。 ファリードはうんざりしました。 「君さ、そうやって、いつまで感動していたら気がすむの?」 「青く広がるこの海原がつづくかぎり、永遠にだって、感動しつづけるさ!」【シェーラひめのぼうけん】
2015-06-29 22:19:23――いにしえの太陽と月と星のかがやきよ、風とさばくの砂と地下水の流れよ、いま指輪の虹色のひかりの中にやどり、その昔の契約をわがまえにしめせ。とうときひめ、サイーダの名において、あらわれよ、魔神、魔族の王、アルフ・ライラ・ワ・ライラよ――!【シェーラひめのぼうけん】
2015-07-01 22:20:09「―――一番大切なものをあげるっていってた。これからはわたしとずっと一緒だって」 シェーラは空をみあげて「ライラとはまたあえるわ」といいました。「指輪がなくてもね、ずうっと一緒よ。だって、おともだちですもの」【シェーラひめのぼうけん】
2015-07-23 16:26:14同じ体験を幼少期にしているのはとても嬉しく幸せなことである。ルルーは素晴らしい魔女だったし、わたしはペルタを連れて素晴らしい魔女になりたかった。もちろんキキも好きだったし、どれみも好きだったけど、やっぱり一番はルルーだわ
2015-07-27 16:28:46村山早紀の名前を見ると興奮するしかない幼少期を過ごしたわたしには刺激がつよすぎる出来事だった。今日買って帰ります。そんな事があるだなんて思ってもみなかった。またルルーとペルタに会えるんだ……わあ……本当に……なんてこと……
2015-07-27 16:33:18いつも思うけど、私の本を好きなみなさんは、読者さんも書店員さんものりのいい人が多くて楽しいですね( ´ ▽ ` )ノ
2015-07-27 16:33:29シェーラひめの冒険は大好きで友達に借りて図書館で借りてついには全巻買ってしまってボロボロにしちゃったのをつい昨日の事のように覚えている……
2015-07-27 16:34:20ちなみに彼がわたしのペルタです。あんまり子供だったからお洋服作れなかったのごめんね pic.twitter.com/WRFY420Pze
2015-07-27 16:37:55なんていうのか、嬉しいなあ。ここしばらくの原稿の連続とかスケジュールの綱渡りとか、すべてがゆるく優しく溶けて、どうでもよくなってしまったわ( ´ ▽ ` )ノ すごく幸せ! ルルちゃんも、いちばんっていわれて、風の丘で照れながら喜んでると思います。ペルタにつっこみ入れられながらw
2015-07-27 16:44:37神様からご褒美いただいたみたいな、すてきな言葉をありがとう。゚(゚´Д`゚)゚。 うれしいなああああ。 twitter.com/moanalani0127/…
2015-07-27 16:51:33@nekoko24 本当にありがとうございます。先生のお話から、ドキドキも暖かい気持ちも沢山頂きました。虹色月長石を首から下げてペルタを連れて歩いてた小学生でした!同じ作者さんだと気付いたのは少し後になってからで、とても驚きでした。また楽しませていただくと思います!大好きです!
2015-07-27 16:45:35書き続けてきて良かったなあ(*´∀`) 鼻がぐすぐすいってるよ。涙もろいんだよ、年寄りだから。 てへへ☆ 嬉しいなあ。
2015-07-27 16:56:12ムーンストーン由来で石好きになって半導体の勉強する事になったのも多分シェーラひめからだと思うとすごいよなあ……生きてきて今につながってない事なんてきっと一つもないけど、そう思うと
2015-07-27 17:04:20桂花陳酒なう☆ 『コンビニたそがれ堂 神無月のころ』で出したんですが、飲んだことなかったので今更のように( ´ ▽ ` )ノ わあ、お花の甘い香りがしますね。美味しいなあ。金木犀を白ワインにつけたものなんですね。 pic.twitter.com/38y0EpL5Wv
2015-07-27 17:49:51オアシスの青い水と、緑の木々にかこまれた美しい都。小鳥がはばたき、子どもは元気で、はたらきものの人たちの声が、市場でひびく街。さばくの中のいちばん美しい宝石。それをまるごと一個、あなたにあげる!
2015-07-27 19:09:38えーと、気持ちよくよってるので、とりとめもなくまじめなことを書いちゃおうかな。私はふるきよき児童文学が好きだったので、子供の本をメインでかいていた頃、児童文学の理想、あるべき形ということについていつも考えていました。人類について文明について、生きることについて、自分なりに(続く)
2015-07-28 00:01:41(続く)自分なりに大切だと思うことを物語の中に書いて、それがいつか未来に読んでいる子供たちや、ひいては世界を幸せにするためのささやかな力とかお守りみたいなものになればと思っていました。私にとっては理想の児童文学はそういうものだったから。私もそれを先達から贈られてきたから。(続く)
2015-07-28 00:04:29(続く)でも自分の思う限りの真実や願いを書き残すとしても、たとえば正義も歴史認識も優しさの定義だって時代につれてたやすく変わってしまう。だからいまの私が未来に古びるかもしれない思想を子供たちの心の中に残すのはさけようと思って。もっと汎用的な残すべき思想ってなにかなあと考えて(続)
2015-07-28 00:08:26(続く)それが、『正義を疑うこと』『集団をたやすく信じないこと』『自分で学びその時点での自分なりの真実を探すこと』だったんです。これは私のどの作品でも描いてきてると思います。自分の物語でこの思想だけ残せれば私はそれでいいやと思った。これだけ心の中にあれば大丈夫だと思った。(続く)
2015-07-28 00:13:33(続く)Twitterで私の書いたものを読んで育ってきた元子供読者さんたちをたまに見かけると、精神的に強く賢いおとなになっているひとが多くてね。それを自分の本の手柄だという気はないんですが、私の思いも一ミリくらいは役に立ったかななんて、密かに得意に思ったりするんですよ。(続く)
2015-07-28 00:18:30(続く)昔、一生懸命、よいものを書き残そうとした、これを読む子供が幸せになるといいなあと、そんな願いを込めた小さな種を心に残そうとした、今じゃもう古い形の作家になってしまったかもしれない、そういう児童文学作家がいたのでした。綺麗事じゃない、ほんとうのこと。まじめな話おしまい♪
2015-07-28 00:21:34わーい、照れ屋なのでうまくありがとうがいえないんですが、がが、ほんとにみんな、ありがとう。 さみしいときや傷ついたときの子供の心を、そっと支えて寄り添うことができる杖のような、そんな本を書きたいとあのころ思っていました。 少しはお役に立てましたか(´ー`)
2015-07-28 01:00:31いまも子供向けの原稿を書くときは、その回路みたいなものが無意識のうちに働きますw 子供の本のお仕事、また少しずつ増やそうかな。でないと肩書きが嘘になるから。
2015-07-28 01:03:13村山早紀先生の紡ぐお話や言葉に冒険心と夢と、あたたかい気持ち、それから現実のスパイスを少々。どれだけの子どもたちがもらったのかな。少なくとも私の姉弟やここで知り合った同じ趣味の友達。合わせて10人くらいはそういう子がいて。大人になってからも大切に抱いている子達がいるんだよな。
2015-07-28 10:07:13