SEALDsのデモで早稲田大学水島教授の発言「ベルリンの壁が壊れたのは小さなデモが始まりだった」は嘘

SEALDs @SEALDs_jpn

「ベルリンの壁が壊れたのは、小さなデモが始まりだった。毎週月曜日、捕まるかもと思いながら、どれだけ集まるかもわからないのに、始めたあのデモがなかったら、ベルリンの壁は壊れなかった。このデモもそう」早稲田大学教授水島朝穂さんのスピーチ！ pic.twitter.com/qqrXiKVFum

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こなたま（CV:渡辺久美子） @MyoyoShinnyo

「ベルリンの壁が壊れたのは、小さなデモが始まりだった。」 そんなものはないし、崩れたきっかけは東ドイツの役人の勘違い。布石となった汎ヨーロッパピクニックは小さなデモでもない。 twitter.com/SEALDs_jpn/sta… pic.twitter.com/FFHEUqKBCi

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こなたま（CV:渡辺久美子） @MyoyoShinnyo

もうさ、目的のためならこういうウソを平気でつくのが信用ならんのよ。

こなたま（CV:渡辺久美子） @MyoyoShinnyo

ウソは真実を知らなくてもつけます。 twitter.com/shimasan_poke/…

こなたま（CV:渡辺久美子） @MyoyoShinnyo

ベルリンの壁崩壊の経緯を知ろうが知るまいが、ある種の政治的主張のために必要な世界観があって、その構築のために真実でないエピソードや史実をスピーチするのであれば、それは「ウソ」と断定してよかろうよ。というか、他に何て言えばいいの？

こなたま（CV:渡辺久美子） @MyoyoShinnyo

いったいどういう言い方ならお気に召したんでしょうね。知らないにしてはずいぶんと「毎週月曜日」などと具体的な物語だったじゃないですか。無知ゆえのミスとは明確に違いますよ。 twitter.com/shimasan_poke/…

こなたま（CV:渡辺久美子） @MyoyoShinnyo

もう一度、早稲田大学教授水島氏が「ベルリンの壁崩壊の経緯を知らなかった」、と仮定してこのツイートを見てみようか。「毎週月曜日、捕まるかもと思いながら、どれだけ集まるかもわからないのに、始めたあのデモがなかったら」 えらい作ってるがな twitter.com/SEALDs_jpn/sta…

こなたま（CV:渡辺久美子） @MyoyoShinnyo

早稲田大学教授水島氏が言っている「月曜のデモ」はまずまちがいなくライプチヒの月曜デモのことだが、そういう因果関係の定かでない「前史」をたどっていくなら、ゴルバチョフかヨハネ・パウロ2世がベルリンの壁を崩したと言えてしまう。

こなたま（CV:渡辺久美子） @MyoyoShinnyo

「月曜のデモ」というのは存在していますよ。しかし、デモをやっている現場でウケがいいからって「デモが始まりだった」って言っちゃうのがウソだし作ってる、そういうことですよ。

こなたま（CV:渡辺久美子） @MyoyoShinnyo

ベルリンの壁崩壊の時系列を整理すると、 ①大きな流れとしての東欧革命。1987年からのペレストロイカ、1989年6月のポーランド民主化およびハンガリー民主化 ②汎ヨーロッパピクニックの発生。1989年8月19日。これを機に東独市民の西独への大移動が始まる （続く）

こなたま（CV:渡辺久美子） @MyoyoShinnyo

③これらの流れを受けて、ライプチヒでもともと教会の平和運動として行われていた「月曜デモ」が、1989年9月に大規模な民主化要求デモへ変化 ④1989年10月に国内の混乱の責任を問われホーネカーが辞任させられる ⑤11月、混乱収拾のため、旅行規制の一部緩和を東独政府が決定 （続く）

こなたま（CV:渡辺久美子） @MyoyoShinnyo

⑥「一部緩和」を「全面的な自由化、それも今すぐ」と誤解した東独の政治局員シャボウスキーがついうっかりテレビでそう言ってしまう ⑦「マジすか！？」と東独市民が壁に殺到。手に負えないと判断した現場が壁のゲートを開く ⑧ベルリンの壁崩壊

こなたま（CV:渡辺久美子） @MyoyoShinnyo

このように、「月曜デモ」の発生そのものは壁崩壊のラインには含まれていないのです。東欧革命という大きな流れと東ドイツ国民の民主化・旅行自由化の求めに飲まれてデモの規模と内容が変化しただけなんです