論理のもつれ事例集

新知見ではない

気象学者が気づいてないと私が考えていると決め付けている。専門家の間ではよく知られた論争を、多くのひとに知ってもらうためにツイッターが利用できることに気づいていない。ツイッターは、速報だけでなく知識普及にも優れたツールだ。

一部で全体はわからない

この高温化が、人為による見かけ現象なのか、それとも実際に地球が高温化しているかを、私は議論した。この問題意識を共有してない人だ。日本だけなのか世界中なのか問題に勝手に置き換えている。

データが足りない

たくさんの観測点の中から東京と大阪を拾い出してグラフにして傾向を見た。それだけからかなりのことが言えるが、それだけでは足りないとして、もっとたくさんの観測点でグラフをつくらなければ何も言えないと主張している。限られた時間の中でなす他人の努力に水を浴びせる意見だ。建設的でない。

自分の目的と違う

都市生活者の体感温度だけにしか関心がなく、日本列島あるいは地球全体が高温化しているかには関心を持っていない。自然のいとなみに興味がないのであろう。

権威の意見と違う

ずいぶん前だが、IPCCのレポートはざっと読んだ。そして疑わしいと思った。

自分の無能を棚に上げて相手に説明を迫る

人間の仕業による局地的な温度上昇と、地球の仕業による地球全体の温度上昇を、区別できないひとだ。場合を切り分けて、そのどれが原因かを調べるのが科学だ。