山本貴光さん自身による 大澤聡+加藤賢策+山本貴光with 室賀清徳「思想とデザイン」@ゲンロンカフェ補遺
昨晩のゲンロンカフェでのトークショーでご紹介したPhilosophical Transactions(『哲学紀要』)のウェブサイトはこちらです。Issue Archiveという頁からバックナンバーを閲覧できます。☞rstl.royalsocietypublishing.org
2015-08-08 13:48:00そのPhilosophical Transactions(1665年創刊)に先立って、同年にパリで創刊された学術雑誌Le Journal des sçavansのバックナンバーはGallicaで閲覧できます。gallica.bnf.fr/ark:/12148/cb3…
2015-08-08 13:53:46ダーウィンが論文に掲載する図について印刷の指示をしたけれど、その通りにしてもらえなかった、というエピソードは、ホルスト・ブレーデカンプ『ダーウィンの珊瑚――進化論のダイアグラムと博物学』(濱中春訳、叢書・ウニベルシタス949)から。☞h-up.com/bd/isbn978-4-5…
2015-08-08 13:56:23もう1冊ご紹介したのは、ピーター・メンデルサンド『本を読むときに何が起きているのか』(細谷由依子訳、フィルムアート社)でした。☞filmart.co.jp/books/composit… (同書については、8月21日(金)に東京堂書店本店にて学魔・高山宏先生と対談させていただきます)
2015-08-08 14:03:53書名を挙げそびれましたが、かつて書物は記憶のための装置でもあった、という件については、例えば、メアリー・カラザース『中世ヨーロッパの情報文化――記憶術と書物』(別宮貞徳監訳、工作舎)をご覧あれ。☞kousakusha.co.jp/BOOK/ISBN4-875…
2015-08-08 14:07:35ついでながら、時間があれば議論・検討の俎上に載せようと思っていた本をいくつかご紹介します。E.P.ゴールドシュミット『ルネサンスの活字本――活字、挿絵、装飾についての三講演』(高橋誠訳、国文社)☞kokubunsha.co.jp/archives/ISBN9…
2015-08-08 14:09:20A Project by Nikolaus Gansterer, Drawing a Hypothesis: Figures of Thought (Springer)☞gansterer.org/drawing-a-hypo… これはまさに「思想とデザイン」の関係を実験的に手探りする試み。
2015-08-08 14:11:55『ミリオンセラー誕生へ!――明治・大正の雑誌メディア』(東京書籍)印刷博物館で開催された展覧会(と図録)。『アイデア』No.370では、主に1960年以降を扱っていますが、その前段を検討する材料として。☞printing-museum.org/exhibition/tem…
2015-08-08 14:14:49Daniel Rosenberg & Anthony Grafton, Cartographies of Time: A History of the Timeline (Princeton Architecture Press)☞papress.com/html/book.deta…
2015-08-08 14:16:46(承前)(洋書は書誌を書くだけで140文字が尽きてしまうわね……)前ツイートの本は、時間という抽象物をいかにして可視化(図像化)するかという試みを集めた本。年表、系統樹、図など、試行錯誤の様子がよく見えて楽しい1冊。これまた「思想とデザイン」の関係を考える好材料かと思います。
2015-08-08 14:18:53Edited by Bredekamp, Dünkel, and Schneider, The Technical Image: A History of Styles in Scientific Imagery (BGC)☞press.uchicago.edu/ucp/books/book…
2015-08-08 14:21:38(承前)先に名前が出たブレーデカンプたちが編んだ科学史(科学書)に現れるさまざまな図像を分析する本。研究プロジェクトDas Technische Bildの一環として編まれたDas Technische Bildの英語版。☞kulturtechnik.hu-berlin.de/content/dtb
2015-08-08 14:32:30……と、他数冊と思想誌の古い号をゲンロンカフェに運んでいったのでしたが、結局お見せできずに終わりました。これらについては、また別の機会に検討しようと思います。目下のわたくしの関心で申せば、記憶を補助する装置としての書物、コンピュータ、ダイアグラムについて引き続き考えてみます。
2015-08-08 14:41:42質問の時間に、ほとんど第4の論者として重要な指摘をしてくださった中垣信夫先生率いるミームデザイン学校はこちらです。☞memedesign.org/meme_design_sc…
2015-08-08 14:47:20トークショーでは、大澤聡さんが『アイデア』No.370に寄せた「批評/メディア/マテリアル試論 193510」の話や、加藤賢策さんの同号における見立てについて、もっと詳しく話を伺いたかったのでしたが、私がノンキに『哲学紀要』の話などしたので時間が足りませんでした(反省)。
2015-08-08 14:53:20うっかりしておりましたが、第4の論者は『アイデア』誌編集長の室賀清徳さんでした。室賀さんが解説してくださった『西国立志』は、近代デジタルライブラリーで各種ヴァージョンを閲覧できます。☞kindai.ndl.go.jp/search/searchR…
2015-08-08 15:00:00そろそろおしまいにします。今回のイヴェントは、加藤賢策さんが企画とアートディレクションを担当した『アイデア』第370号「思想とデザイン」(誠文堂新光社)の刊行記念で開催されたものでした。☞idea-mag.com/jp/publication…
2015-08-08 15:01:22ご来場、ご視聴いただきありがとうございました。東浩紀さん、上田洋子さんをはじめ、ゲンロンのスタッフの皆さん、会場に大量の本を搬入・設置したラボラトリーズのみなさんにも感謝申し上げます。というわけで、連続ツイートはこれにておしまい。☞genron-cafe.jp
2015-08-08 15:02:24