- senseiplace
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「模試の判定と入試は関係ないから第一志望を諦めるな!」と言う人がいます。しかし、大手の予備校が過去の膨大なデータから判定を出しているのだから、E判定なら合格率が2割以下というのは厳然たる事実でしょう。もちろんE判定から受かる人もいます。どういうパターンがあるのか解説します。
2015-06-20 12:37:51逆転合格できる2割弱の人の特徴(1)もともと頭が良いが、部活や行事に打ち込んでいて受験勉強を本格的に始めていない人。残念なことかもしれませんが、このパターンが一番多いでしょう。とくに今の時期には、「まだ勉強をがんばっていないが地頭がいい」層がたくさんいます。
2015-06-20 12:40:32(2)Dに限りなく近いE判定の人。なぜか模試の成績を見るときにABCの判定しか見ない人多いです。しかし同じ判定でも中身は違います。とくにEには大きな差があります。当たり前のことですが、忘れている人が多いので強調しておきます。
2015-06-20 12:42:04(3)まだ手を付けていない教科(特に理社)があるが他の教科は出来る人。現役生の場合は、習っていない単元で大きく点数を落とす場合があります。この場合は、秋になれば他の分野や教科と同じくらいまで伸びると思っていいでしょう。今の時期なら未履修の範囲は「弱点」ではなく「伸びしろ」です。
2015-06-20 12:44:32(4)癖のある問題を出す大学を受ける人。記述模試はオーソドックスな問題で構成されています。だから、変わった出題形式向けの学力は測りにくいです。配点や出題に偏りがある大学を受験し、その傾向に合わせた勉強をしていれば、判定以上に合格しやすいでしょう。
2015-06-20 12:46:37(5)一度勉強したことをきちんと定着させている人。受験は長期戦です。秋頃になり、累計の勉強時間が増えてくると「新しく覚えた分だけ古い範囲を忘れる」学生がたくさん出てきます。それに対して、復習をきちんとしていると、スタートダッシュに失敗したとしても、学力の積み重ねが可能です。
2015-06-20 12:49:47