「「発達障害当事者と「名誉健常者」というロールモデルについて」を読んだ渡邊芳之先生ynabe39の呟き

むわぁ〜。 RT 発達障害当事者と「名誉健常者」というロールモデルについて http://togetter.com/li/86254 「自分は障害者のことをわかっており,自分は障害者を差別しておらず,他の健常者も自分のようにふるまうべきだ」と信じて疑わない健常者が最大の敵だと思う。
39
渡邊芳之 @ynabe39

むわぁ〜。 RT 発達障害当事者と「名誉健常者」というロールモデルについて http://togetter.com/li/86254

2011-01-06 08:32:03
まとめ 発達障害当事者と「名誉健常者」というロールモデルについて 健常者の社会は、発達障害をはじめとする障害の当事者に「名誉健常者」というロールモデルを押し付けているのではないか?という問題意識から始まった一連の議論をざっくりまとめました。 →その後の補足的な議論を、こちら http://togetter.com/li/88947 でまとめています。 →別の方のまとめ http://togetter.com/li/95598 84991 pv 821 65 users 30
渡邊芳之 @ynabe39

「自分は障害者のことをわかっており,自分は障害者を差別しておらず,他の健常者も自分のようにふるまうべきだ」と信じて疑わない健常者が最大の敵だと思う。差別問題ではかならずそういうタイプのマジョリティが出てくる。

2011-01-06 08:37:57
渡邊芳之 @ynabe39

他の健常者に対して「障害者を差別している」と糾弾する(自分は差別していない)健常者,という存在は自分はあまり信用できない。それと「当事者の側に立つ」ことはいつも同じとは限らない。

2011-01-06 08:42:33
渡邊芳之 @ynabe39

そうですね。 RT @yakkosmile 「どんな時にも加害者になりたくない(むしろ被害者でいたい)」という無意識の思惑や「差別はいけないんだ」とただ叫ぶだけの偽善であることが多いから私も信用しません(笑)

2011-01-06 08:49:08
渡邊芳之 @ynabe39

当事者が「名誉健常者」という言葉に感じる「あるある感」を否定しようとする健常者,なんて構図は喜劇でしかない。

2011-01-06 08:56:25
渡邊芳之 @ynabe39

障害者を「障碍者」とか「障がい者」とか書いたら「自分は差別していない」と胸を張って言えるんだったら楽な話だ。

2011-01-06 09:03:27
渡邊芳之 @ynabe39

それは当事者がいうならよいと思います。 RT @_taka51: 障害は個性だ、とか。

2011-01-06 09:05:35
渡邊芳之 @ynabe39

自分は心理学者という「専門家」だし,若い時には児童相談所でインテークや心理検査をする仕事もしていたし,広い意味での「発達障害」については知識も経験も普通の人より相当にあったはずだ。でも当事者家族になってみて初めてわかったことのほうが圧倒的に多い。そう簡単にわかるものではないよ。

2011-01-06 09:10:29
渡邊芳之 @ynabe39

「名誉白人」という言葉が当事者以外から発せられた時に含まれる「わるくち性」を「名誉健常者」という言葉に感じて,だから「その言葉自体が障害者差別だ,使うべきではない」と思うのかな。しかしそれが当事者から語られたら意味はまるで違うだろう。

2011-01-06 09:12:59
渡邊芳之 @ynabe39

そりゃポジティブというより「ポリティカリー・コレクト」ですよね。 RT @TakahikoNojima: 米国には「ハンディキャップド」ではなく「チャレンジング」と表現する、超ポジティブシンキングな人々もいますね。お国柄。漢字の書き換えでOKなのも、お国柄。

2011-01-06 09:14:32
渡邊芳之 @ynabe39

日本の「言葉狩り」もやはり「ポリティカリー・コレクト」で,目的はむしろ「マジョリティ側が糾弾を受けないための対策」なんだよな。

2011-01-06 09:15:21
渡邊芳之 @ynabe39

当事者家族になっていちばんわかったのは「同じ障害を持っていてもひとりひとりがまったく別の人間である」「当事者家族もそれぞれまったく別の家族である」というあたり前のこと。それまでは「それぞれの障害をもつ人とその家族」というカテゴリーでしか考えられなかった。

2011-01-06 13:23:20
渡邊芳之 @ynabe39

当事者だから他の人のことがわかるわけじゃないですよね。 RT @nacchanbouzu: 私は逆に、当事者家族として育ち、援助者になって初めて「当事者も当事者家族も皆それぞれである」と言う事に気がつきました。迂闊に「わかりますよ」とは言えないのだ、と。

2011-01-06 18:06:42
渡邊芳之 @ynabe39

「共感」は必ずしも「相手の気持ちがわかる」ことではありません。 RT @blacky509: とすると自助グループの効果はどうか考えれば良いのでしょうか?

2011-01-06 18:49:18
渡邊芳之 @ynabe39

もちろんたくさんの効果要素があると思いますが,目標を共有する共感的な環境の中で望ましい行動パターンへの社会的強化が与えられるのが肝かと。 RT @blacky509: 自助グループの効果は共感によるものと考えて良いのでしょうか?

2011-01-06 18:55:17
渡邊芳之 @ynabe39

「人の気持ちがわかるなんて簡単にいうな」ということです。

2011-01-06 18:55:52