NNN ドキュメント「2つの"マル秘"と再稼働〜国はなぜ原発事故試算を隠したのか ?」

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24:55 NNNドキュメント 2つの“マル秘”と再稼働 国はなぜ原発事故試算を隠したのか？ ntv.co.jp/document/ 予告：国は、原発が1つもない時から知っていた。原発事故は国家予算規模の損害を出すと。さらに国が pic.twitter.com/FunuOrv0D3

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【放送中】「今年、外務省への情報公開請求で、ある秘密報告書が開示された。原発が攻撃されたらどんな被害が出るのかを研究したレポートだ。最悪の場合、18000人が死亡、とある」NNNドキュメント

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「しかし、今年まで30年以上、秘密にされていた」 NNNドキュメント

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たくさんの善男善女が起きてる時間にも地上波で放送してほしい。

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「唯一の被爆国日本で原子力を進めるには、国民の理解が欠かせない。そこで、原子力基本法に、”自主・民主・公開” の三原則を盛り込んだ。原子力は原爆と違って安全なのだから、隠し事はしないと。」 NNNドキュメント

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文書名：「原子炉施設に対する攻撃の影響に関する一考察」 1984年2月 財団法人 日本国際問題研究所 NNNドキュメント

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「だが、福島原発事故が起きた後でさえ公開されることはなかった。さらに、”公開” の原則は、日本にまだ原発が一基もない時代に既に破られていた。」NNNドキュメント

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文書名：大型原発の事故の理論的可能性および公衆損害額に関する試算 ／「これは、原発が日本で事故を起こしたら、どれほどの被害が出るのか、1959年 国が試算させた報告書だ。損害額は最大で3兆7000億円とある。これは、当時の国家予算の2倍以上にあたる」NNNドキュメント

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1959年度国家予算 1兆4950億円 NNNドキュメント

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「この報告書（文書名：大型原子炉の事故の理論的可能性及び公衆損害額に関する試算）も、1998年まで39年間、闇の底に置かれた。」 NNNドキュメント

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「現在、20基の原発で進められている、新規制基準への適合審査。そこにも大きな食い違いが残る」（田中委員長、安倍首相の発言引用） NNNドキュメント

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原子力規制委員会 田中俊一委員長「基準への適合性は見ていますけれども、あんぜんだっていうことは、私は申し上げません」 安倍首相「世界でも最も厳しい安全基準に則り／安全だという結論が出ればですね／再稼働を、ま、進めていきたいと」 NNNドキュメント

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（川内原発ゲート前抗議活動の映像。警察と市民の対峙。コールしているところ。）「再稼働の鍵を握る二人には大きな隔たりがある。この状況で原発を再稼働して大丈夫なのか」NNNドキュメント

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引き続き川内原発前。鹿児島読売テレビ 内田記者による、現地からのレポート。「午前10時半、ひときわ大きな声が上がっています。たった今、新たな規制基準の下、全国で初めて川内原発が起動されました」（字幕： 川内原発1号機起動。映像は空撮） NNNドキュメント

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川内原発近くに住む親子の会話。ここで番組タイトル「2つのマル秘と再稼働 国はなぜ原発事故試算を隠したのか？」 NNNドキュメント

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予告からしてガチ系だと思ったら、倉澤治雄さんが進行役。「科学ジャーナリスト 」と字幕で紹介。

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倉澤治雄さん「私が今手にしていますのは、1959年に当時の科学技術庁が、日本原子力産業会議に委託した、ある試算です。（「大型原子炉の事故の理論的可能性及び公衆損害額に関する試算」という文書。立っている倉澤さんの前の床に、ページが並べてある。） NNNドキュメント

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倉澤さん「目的は、原子力損害賠償法を制定する為で、事故が起きたときの被害予測を試算したレポートです」 NNNドキュメント

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「国がこの試算を始めた年（1959年）、皇太子様がご成婚。日本は高度成長への急坂を猛スピードで駆け上がるまっ只中だった。」NNNドキュメント

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「1960年、日本で初めてとなる原発の建設が始まった。今後日本で原発事故が起こったら、損害を賠償しなければならない。国会では原子力損害賠償法の策定が始まっていた。そのために作り上げた試算。16.7万kWの原発が事故を起こし、2%の放射性物質が出た想定だ。」NNNドキュメント

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これは、この番組が取り上げる「2つのマル秘」のうちの1つ目。画面には「付録 E 放出放射能の農漁業への影響」というページが写った。 NNNドキュメント

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「放射性物質は放射能雲となって移動し、汚染を広げることが書かれ、さらに体内に入った放射性物質による、臓器の内部被ばくにも踏み込んでいる。申請時から10歳までの4段階に分け、食べ物からの被曝量を推定」 NNNドキュメント

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このシンプルな想定図はすごい。これすらも今は官公庁もメディアもろくに出さない。

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「亡くなった人には葬式代として5万円。そして、福島事故では耳にしなかった多くの放射性物質も分析している」（画面に出ている、さっきのページ。プラセオジム、プロメチウム、プルトニウム等） NNNドキュメント

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倉澤さん「この試算は、原子力損害賠償法の根拠となるはずでしたが、国会に提出されたのはわずか18ページだけでした」倉澤さんの前にあるのは、国会に出た分だけ並べたもの。別のところに、ほかページを並べた様子、画面奥まで続いている NNNドキュメント