新国立競技場計画の金額はどのように決まるか？

建築エコノミスト森山高至（漁協建築研究家） @mori_arch_econo

新国立競技場計画の金額はどのように決まるか？ どのように決まるか？簡単な換算方を教えるね。 pic.twitter.com/Sg2Ry0dwmg

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建築エコノミスト森山高至（漁協建築研究家） @mori_arch_econo

【新しい競技場計画の金額は？①】どのように決まるか？簡単な換算方を教えるね。まず収容人員×平米となる。観客席そのものは７０センチ角程度で０，５平米だけど通路やら含めると大体その程度。だから６万数千人収容なら６万数千平米＝約２万坪となる。これが観覧席部分だけの最小限スタジアム。次に

建築エコノミスト森山高至（漁協建築研究家） @mori_arch_econo

【新しい競技場計画の金額は？②】観客席だけじゃダメだからホールやトイレや売店やを加えると約２割増しの２万４千坪。これに過去のスタジアム坪単価が約１５０万円を掛ける。すると、３６０億円となる。これがボウルだけの旧国立型。これに観客席屋根の１５０億円を足すと約５００億円となる。これが

建築エコノミスト森山高至（漁協建築研究家） @mori_arch_econo

【新しい競技場計画の金額は？③】６万数千人収容スタジアム金額５００億円がベースなんだが、ここにセキュリティやらが１００億円？２００億円？とトッピングされるわけだけど。外苑の土地は地盤問題がある。旧国立の地下杭処理や固い地層まで２０メートル掘り下げる？問題。そこで

建築エコノミスト森山高至（漁協建築研究家） @mori_arch_econo

【新しい競技場計画の金額は？④】地盤問題で２００億〜３００億円かかる可能性だ。そこで、どうせ掘るなら地下室作ろう地下駐車場作ろうという話になって、初めの観客席面積分の２万数千坪の５００億円分が乗せられてる。結果５００＋１５０＋１００＋３００＋５００億円とか言い出してると思うんだ。

建築エコノミスト森山高至（漁協建築研究家） @mori_arch_econo

【新しい競技場計画の金額は？⑤】１５５０億円は予算枠を決めてるだけだと思うから、実行計画では地下工事面積をとにかく減らすデザインをすることが大事だと思います。同様に人工地盤もやめるべき。他のスタジアムとの比較でも新国立競技場計画見込みは地下工事デカ過ぎるだろ？と予想しておきます。

白狐 @ninetailsfox63

誰か彼に深層混合処理工法を教えてあげてください。 なぜ深礎でやるのだ。 twitter.com/mori_arch_econ…

shiomizaka @shiomizaka

@mori_arch_econo @ninetailsfox63 その深層混合処理工法を新国立でも活用するのでしょうか？

建築エコノミスト森山高至（漁協建築研究家） @mori_arch_econo

@shiomizaka @ninetailsfox63 やわやわの地層を丸くくりぬきながらビシっと並べてセメント混ぜて固くする工法です。深さ５０ｍくらいまでいけるので、海浜や埋立地区などでも岩盤近くまで固い地層にすることができます。 pic.twitter.com/uzHaO9qsJl

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建築エコノミスト森山高至（漁協建築研究家） @mori_arch_econo

@shiomizaka @ninetailsfox63 メリットは支持地盤（固い地盤）まで全部掘って土（コンクリート混じりだと産廃）を運搬して捨てる費用分がなくなる。同時に無理に地下室利用しようとか考えなくてよくなるのと、新規に杭打つよりも地上構造物の基礎が簡便になる。

shiomizaka @shiomizaka

@mori_arch_econo @ninetailsfox63 お、ではそれが使えれば森山さんのブログに書かれていた土運搬や杭抜きなどいらなくなるのですか？そのかわり地下室作れないとか？

建築エコノミスト森山高至（漁協建築研究家） @mori_arch_econo

@shiomizaka @ninetailsfox63 どこまで地下活用するかは費用対効果含めトータルバランスの問題ですね。廃止案の場合はスタジアム基礎のさらに下にキールアーチのスラストを止めのタイバーが埋まってた頃の異様な規模の地下工事イメージが関係者の頭に残っているのかも。

shiomizaka @shiomizaka

@mori_arch_econo @ninetailsfox63 ありがとうございます。では、もしかして地下室次第では杭はぬかなくてもいい、とか、、、？

建築エコノミスト森山高至（漁協建築研究家） @mori_arch_econo

@shiomizaka @ninetailsfox63 地下を設備機械系統のためだけの１層分深さ５ｍで止めるだけでもコストダウン効果はあります。が、たとえば地下の巨大スペースを首都圏災害拠点施設と位置付け、非常用水とか食料等の備蓄に備えるとするなら、それはそれで意味があります。

Harumi Futakami @hfutakami

@mori_arch_econo 地下駐車場の建設費用が掛かるのですね。駐車場を作る場所が無いから。高さ制限とＶＩＰ席を縮小すると読売新聞記事にあったけれどそちらもどうなるか気に成ります。

建築エコノミスト森山高至（漁協建築研究家） @mori_arch_econo

換算例①：札幌ドーム４万１千人収容から、４万１千㎡と置いて坪（×.3025）を出すと１万２千４００坪。１万２千４００坪に１５０万円を掛けると１８６億円。ここにざっくりですが、屋根１５０億円と可動ピッチと可動席１００億円で４３６億円換算。札幌ドームの公開された建設費４２２億円

建築エコノミスト森山高至（漁協建築研究家） @mori_arch_econo

換算例②：東京ドーム５万５千人収容から、５万５千㎡と置いて坪（×.3025）を出すと１万６千６００坪。１万６千６００坪に１５０万円を掛けると２４９億円。ここに屋根１５０億円で３９９億円が換算費用。実際の東京ドームの建設費３５０億円

建築エコノミスト森山高至（漁協建築研究家） @mori_arch_econo

換算例③：マツダスタジアム３万３千人収容から、３万３千㎡と置いて坪（×.3025）を出すと９千９８０坪。９千９８０坪に１５０万円を掛けると１５０億円が換算費。それに対しマツダスタジアム建設費は９０億円。

建築エコノミスト森山高至（漁協建築研究家） @mori_arch_econo

換算例④：吹田市立スタジアム（ガンバスタジアム）４万人収容から、４万㎡と置いて坪（×.3025）を出すと１万２千１００坪。１万２千１００坪に１５０万円を掛けると１８０億円。ここに屋根１５０億円で３３０億円が換算費用。しかし予定しているガンバスタジアムの建設費は１５０億円という

双三の事務屋 @HKT3012

@mori_arch_econo 横から失礼します。 マツダはカープが使用する球場内の諸室部(ロイヤルボックス、球団事務所、トレーニングールーム、カープ専用ロッカー等)を、90億円とは別枠で球団が22億円負担しているので、実際は112億円かと