デモクラシー・ワークショップ第2回「インターネットとは何か」(スピーカー:野間易通)
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デモクラシーワークショップ会場に着いたが、時間になっても登壇者が来ないぞ(主催も)! pic.twitter.com/3wl5V1iwVU
2015-08-29 13:15:46まもなく始まります!今日は和室からだよ!和室と野間さんのミスマッチ感がすごい! pic.twitter.com/pcKWff5GoN
2015-08-29 13:35:38デモクラシー・ワークショップ第2回「インターネットとは何か」はじまりました!前回ゲストだった佐藤直樹さんもいらっしゃってます! uha-uhari.tumblr.com
2015-08-29 13:38:31野間「前回は、軍事産業だったコンピューターが個人の手に渡ったときに民衆の武器となり、意味が大きく変わった、それは作った人たちの理念でもあったという話をしました。今日のお話もそうした流れに沿ったものになると思います」
2015-08-29 13:40:00今回のテーマを取り上げた背景について 野間「(これまでヘイトスピーチというのはインターネット上にずっとあり、それが街頭に出たのがヘイトデモだった。だんだんひどくなり、2年くらい前までに極限まで来た。なんでここまで来たのか、どうしたらやり直せるのか(を話していく)」
2015-08-29 13:41:55野間「今日は講演会ではないので、質疑応答は特に設けません。ブレーンストーミングのような感じで、なにか思いついたら発言してください」
2015-08-29 13:43:09野間「始まりました。この図見たことあります?インターネットドットマップと言って、サイトのアクセス数などを並べたマップです」 pic.twitter.com/bajaxtYkKY
2015-08-29 13:45:5810年後の図。2005年前に比べて濃度が増しているとのこと。 pic.twitter.com/FSA9hObWu7
2015-08-29 13:49:37野間「佐藤(直樹)さんがインターネットに初めてつないだのはいつ?」 佐藤「1993~94年くらい。WIREDの創刊準備をしていた頃で、編集部でつないで見た。画面を見ても『そんなにすごいのかな』という感じで、未知数だった」
2015-08-29 13:53:09佐藤「コンピュータと出会ったのは、翔泳社という出版社にアルバイトで紛れ込んだのがきっかけ。そこで本のデザインをやっていました。 (当時)一般の人に(ネットの)話をしても全然通じる空気はない。通じる人はなんかPCオタクみたいで気持ち悪い(笑)偏見もあるけどギャップに苦しんでました」
2015-08-29 13:56:04佐藤「PCに関わって出版したりデザインするためには、ある程度パイを広げないといけない。でも、断絶があって通じないんですよね。その時期が相当続いていた感じはあります。それが96~97年あたりで、おそらくは携帯電話の普及とセットで、そういうアレルギーがなくなった瞬間がある」
2015-08-29 13:58:37佐藤「それまではアレルギーが強かった印象がありますね。オフィスの中にパソコンがあったら菌が伝染るみたいな(笑)日本人論にしていいのかわからないけど、異物が入ってきたときの拒否反応は強い。でもそれがいったん入ってきたらすぐに逆転した」
2015-08-29 14:00:13ネット接続初期の話。昔は電話代がかかるためインターネットに常時接続をせず、モデムにつないだのちいったん切ってページを読んでいたとか。大学などでは徐々に状況が変わっていったが、一般家庭ではモデム接続という状況が続いたそうです。
2015-08-29 14:04:03野間「僕は最初にニフティサーブでメールアドレスを持っていたんだけど、(インターネットは)然見なかった。テキストベースで、フォーラムとかも見方が全然わからない。何か言うと粘着されるみたいだし(笑)」
2015-08-29 14:07:20野間「最初にパソコンで起動したソフトはネットスケープだったんです。起動しただけでつながってホーム画面が出てくるのにめっちゃびびった(笑)」
2015-08-29 14:09:25佐藤「要はそれまでただの機械だと思っていたものが、急に通信に切り替わった瞬間があったということですよね。それがどこで匿名性みたいなものに移行したのか。萌芽みたいなものはあったと思うんです」
2015-08-29 14:10:34佐藤「両義的な可能性は感じていたと思うんです。一方にはパソコンに特有のオタク的な雰囲気が(特質として)あり、他方ではでも海外の人とでもインターネットでつながれたりする。後者がいい方向に連れて行ってくれるんじゃないかな、という雰囲気はありました」
2015-08-29 14:12:11野間「インターネットを当時使っていたアメリカの人達は、リアルタイムのコミュニケーションとして(ネットを)使っていた。日本でも(PCに詳しい人は)常時接続していないとバカにしたり(笑)つながっていないと意味がない、と気づくまでにはタイムラグがあった」
2015-08-29 14:14:26SEALDs参加者に佐藤さんが質問。インターネットを使うようになったのはいつから? 「使い始めたのは2003年くらい」。当時小6だったそうです(!)。
2015-08-29 14:15:522003年当時、SEALDs参加者が初めてインターネットに触れた場所は学校。社会科見学のために授業で調べものとして使ったそうです。 「北海道出身ですが周囲に牛とかしなかったので、インターネットつなぐだけで都会だ!って感じでした。Yahoo!の画面見てるだけで幸せ。中毒化した」
2015-08-29 14:18:4730代の女性参加者「高1のとき(2000年前後)に初めて携帯電話を買ってもらった。一番ネット使った!って実感できたのは、友達同士でメールするときだった」
2015-08-29 14:21:11SEALDs男子「携帯持たせてもらった名目は親とメールするため。遠くの病院行ったりするために連絡取る必要があったけど、まだネットには触らせてもらえなかった」
2015-08-29 14:23:03佐藤「ネットが入った経緯っていうのは、同じ世代のなかでもすごく多様だと思うんですよ。実際には相当ばらつきがあると思う」
2015-08-29 14:25:13佐藤「前回野間さんとも話したけど、関西では差別の問題をすごく顕在化させて取り組んでいる。差別的なこと言いたい奴がいても基本は摘む。 それが70年代、大阪から東京に引っ越してくると先生方にそういう意識がなくて(空間が)荒れる。悪くなっていく契機のようなもの(にも思えた)」
2015-08-29 14:27:22