2015/8/30 月末ボードゲーム会「リベルテ(邦題:革命)」 「アリバイ」 「キャプテンリノ」 「ブラックストーリーズ」
- antonioyosida
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「リベルテ」 8分帝国の選挙版みたいな感覚の歴史ゲーム。 プレイヤーたちはフランス革命期の政治家を操るフィクサーになり、与党を自分のシンパで圧倒することを目指す。 pic.twitter.com/AEvxsK4JMH
2015-08-30 20:59:08「リベルテ」 議会には3派の政党がある。すなわち王党派、穏健派(ジロンド)、急進派(ジャコバン)である。プレイヤーは8分帝国の資源カードの要領で手札から政治家カードを出し、その政治家の党派の選挙民タイルを置いていく。選挙民タイルがサプライ切れをしたら選挙の開始だ。
2015-08-30 21:03:02さて自分がマップ上に置いた選挙民タイルスタックがその県で最大の数であればめでたく一人自分の子分が議員となる。こんな感じで議席が埋まると得点計算が始まる。与党の第一会派なら5点、第二会派なら2点、最大野党のトップなら3点といった具合だ。
2015-08-30 21:07:32こんな具合で四回選挙して勝利点が一番高い人が勝ちーというゲームなのだが、実は党派別に性能差がある。王党派は第三回選挙以降国王ゆかりの地で一定数多数派になると即座に反革命クーデターでゲームに勝利する。ジャコバンは政権にいる時粛清カードが解禁され恐怖政治を体験できる。
2015-08-30 21:11:49選挙の前には毎回戦争がある。政治家カードの一部は将軍カードと大砲カードにすることができる。将軍と大砲をどちらも出すことができたプレイヤーは戦争勝利に貢献したということで3〜5点もらえる。選挙で買った並みの得点でありこちらも見逃せない。
2015-08-30 21:14:56「リベルテ」最大の魅力は政治家カードといってもいい。ダントンが!マラーが!ロベスピエールが!なんと自分の手足となって働いてくれるぞ!気にくわない政治家はギロチンで処刑だ!粛清だ!俺より有能な将軍は追放だ!と革命家コレクション的な楽しさがある。
2015-08-30 21:18:24「リベルテ」。ザキスピエール議員、ルノー議員、イトレオン議員、ヤマダントン議員、ヨシダレーラン議員の五人でプレイ。最後は地滑り勝利という特殊勝利で今までの勝利点が全てご破算になりその時一番ジャコバン議員を確保していたザキスピエール議員が勝利した。
2015-08-30 21:22:05「リベルテ」感想。非常に濃厚で暑苦しい三時間でだった。素晴らしく面白い陣取りゲームだ。王党派とジロンド派の争いからジャコバン派が台頭していき、最後は独裁権を獲得して終わるという史実に即した推移であった。しかも最後は将軍不在のなか颯爽と登場したナポレオンが国を救った。
2015-08-30 21:25:15「リベルテ」リプレイ書きたいけど書きたいことが多すぎるので他の人に任せる。ヨシダレーラン議員は王党派から始まりジャコバン派の思想から恐怖政治の危険を察知し、熱烈なジロンド派支持者として戦い、そして力尽きて畑の血だまりとかした。
2015-08-30 21:27:48「リベルテ」ヨシダレーラン議員は「急進的な革命は国民同士で血で血を洗う内戦となる。まずは立憲君主制を」という主張でガスコーニュ、ブルターニュを地盤に王党派、ジロンド派を最後まで後援した。ジャコバン派の恐怖政治の荒らしの中、自派閥の有力議員が相次いで粛清され力尽きた。
2015-08-30 23:18:24「リベルテ」いやあ、野党第一党と勝利点選挙区の分で二位にはなれるんじゃないかと思っていたけど、地滑り的勝利が発生して勝利点0のただの人になっちゃったぜ。みんな次々ジャコバンになっちゃうんだもん。
2015-08-30 23:20:36ザキスピエール議員。オールドシャコビニアンとして独裁権を獲得に大きく貢献。最終的な勝利者となる。しかしジャコバン独裁を進める一方反革命クーデターを教唆していた疑惑があり「フランス革命の足利尊氏」という異名を持った。
2015-08-30 21:30:09佐藤賢一の小説「フランス革命」シリーズを読んでる最中だったので、「リベルデ」は個人的に異常にハイテンションでやってました。このゲームでは毎回毎回、王党派で反革命勝利を目指しているのだが、手札には革命派か穏健派しか来なかったため穏健派を無視。革命派で恐怖政治するんや!
2015-08-30 23:03:04・・・といきまいてやってたらまさかの「恐怖政治」カードが一枚も来ないという事態に驚愕。革命派のふりをしてカモフラージュしつつ王党派の反革命を延々と狙うという、今振り返ると意味不明なプレイを実践。珍しくruno氏が興味を示したのでこりゃイケると思ったんだが・・・
2015-08-30 23:06:18さまざまな偶然が重なって最終ターン手前でまさかのVP1位に。VP1位なので本来であれば王党派の反革命を起こしても何の利点もないのだが、「やってみたい」の一心で密かに模索を続けていたところ、ヤマダントン議員、ヨシダレーラン議員から「真面目に革命しろ」と怒られ渋々地方に議員を派遣
2015-08-30 23:14:12結果的に地方に革命派議員を派遣していたことと、ヤマダントン議員がパリに築いていた穏健派派閥スタックそのものが後に革命派に転じたヤマダントン議員の足を引っ張ったことで、「革命派地すべり勝利」条件が整い勝利。正直なんで勝ったのかわからないまま終えた
2015-08-30 23:16:42ルノー議員。熱烈な王党派から極左に転向。ジャコバン派のナンバー2として各地の選挙でジロンド派に立ち塞がる。最終的にジャコバン独裁の決定打となる立候補者を擁立したことが評価されジャコバン三頭政治家のひとりとなった。
2015-08-30 21:32:24ヤマダントン議員。誰よりもフランスを愛した彼は、革命干渉軍に対し度々軍を派遣し名声を得た。しかしながら名声を妬むジャコバン派のザキスピエール・ルノー両議員の執拗な妨害に将軍たちが次々国外追放されてしまう。最終的にジャコバン派を支配しなければ戦争に勝てないと悟り転向。
2015-08-30 21:35:35本日の月末ボードゲーム会は、フランス革命期の選挙ゲーム、「リベルテ」。 フランスの敵は全て滅びるべきであり、その敵には卑怯者の王党派やジロンド派、フイヤン派も含まれる。革命の成果を守れ!革命を継続させよ!の心持ちで臨むと大変楽しめる良いゲームです。
2015-08-30 23:02:17自らの政権を取り戻さんがために外国の軍隊を引き入れんとする王党派は、フランスの敵なので滅びるべきである。フランスを守らない軍人も、フランスの敵なのでギロチンに送られるべきである。我々にはサン・キュロットがついている!と意気込んでゲームを開始するも、王党派がさっそく足を引っ張る。
2015-08-30 23:09:11