「ロマンス」は、大島優子が鉢子と共に、自分を見つめ直す旅

大島優子のAKB卒業後の初主演作である「ロマンス」についての連続tweetです
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UWの落日 @uw_susu

大島優子主演、タナダユキ監督の「ロマンス」を観てきた。気持ちの良いロードムービーの小品で、関東人にとっては身近な(悪く言えば手垢の付いた)観光地である箱根が、瑞々しく魅力的に撮られている脚本は詰めが甘い所もあるけれど、逆に、その甘さを魅力的に感じる人もいるだろう#ロマンス

2015-09-03 20:35:42
UWの落日 @uw_susu

「ロマンス」では、怪しい「自称プロデューサー」桜庭を演じる大倉孝二が、物語を進める動きの芝居を引き受け、大島優子は受けの芝居を堅実に務める大島優子が今までも時折り見せていた、暗い表情や素っ気なさが上手く生かされていて、タナダユキ監督が元々優子推しだった効果だろうか#ロマンス

2015-09-03 20:40:16
UWの落日 @uw_susu

大島優子のAKB卒業後の最初の仕事が、この映画で良かったのかもしれない。芸達者な彼女には、今後は、こんな素直な役は、あまり来ないだろうと思うから例えば、私がこの映画の監督だったら、大島優子にもっと動きの芝居をさせて、スクリューボール・コメディ風にしてしまっただろう#ロマンス

2015-09-03 20:42:49
UWの落日 @uw_susu

大島優子演じる鉢子は、彼女を連れ回す桜庭の明るさに癒されながら、目を背けていた母親との過去に向き合うのだけれど実は現実から逃亡していた桜庭こそが、鉢子に救いを求めていた事が分かる。そして、ラブホテルの一夜で、すれ違っていた二人の(体ではなく)心が、初めて交じり合う#ロマンス

2015-09-03 20:46:36
UWの落日 @uw_susu

私は、あの状況では男は手を出さない(というか出す気にならない)と思うので、本当なら違和感のある展開なのだけれどラブホテルでのシークエンスで、初めて自分の弱さをさらけ出す大島優子はとても魅力的で、「これなら、男が突然、その気になってしまうかも」と思わせる説得力がある#ロマンス

2015-09-03 20:49:06
UWの落日 @uw_susu

情感のある良い映画だったけれど、少し地味に映るかもしれない今までの私のtweetを読んで頂いた人は分かると思うけれど、主演の大島優子と大倉孝二は、二人ともアクター・タイプなんですよね。それが悪いというワケじゃないですがtogetter.com/li/797026 #ロマンス

2015-09-03 20:54:29
UWの落日 @uw_susu

大島優子は、一般的には明るくアクティブなイメージが強かったけれど、この映画で受ける芝居もしっかりと演じられるところを見せて、役者として、可能性の幅を広げたと思う脇の役者も充実していたけれど、特に野嵜好美さんは良いね#ロマンス pic.twitter.com/2Hn0wZoOZz

2015-09-03 21:01:35
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UWの落日 @uw_susu

2週間で撮影したので「この分量、撮り切れるのかな」と必死でした。なのに、クランクアップした時に大島さんから「こんなにリラックスできた現場は初めてでした」と言われて、シビれました。やっぱり修羅場をくぐってきた人は違うなと。(タナダユキ) cinematoday.jp/page/N0075812

2015-09-03 23:09:42
UWの落日 @uw_susu

@uw_susu 川栄李奈さんが、今、舞台「あずみ」の稽古で「殺陣の覚えの速さ」を称賛されているけれど、大島優子さんも「ヤメゴク」の時に、やはり褒められていましたねこれは、数多くの公演をこなし、常に短時間での振り入れを求められる、AKBだからこそ培われた「能力」だと思います

2015-09-04 00:09:58
UWの落日 @uw_susu

大島優子さんが卒業して、AKBのパフォーマンスにおける緊張感というか気合が、ガクッと落ちたと感じるのは、私だけだろうか? やっぱり、大島優子さんが、先頭に立って目一杯のパフォーマンスを見せていた事が、メンバー達に与えていた効果は大きかったのだなぁ!と改めて思う

2015-09-03 23:52:10
UWの落日 @uw_susu

『大島優子、AKB卒業後の胸中…女優になってよかったのか「まだ分からない」』 →「まだ分からない」というのは「自戒の言葉」なのだろうけれど、優子ファンの人が「最近、AKBの頃のような笑顔が見られない」と言っていたのが気になっているnews.mynavi.jp/news/2015/08/2…

2015-08-28 07:51:25
UWの落日 @uw_susu

@uw_susu 卒業後の前田敦子さんのリラックスした感じとは違って、大島優子さんは、少し肩に力が入っているのかな?と感じることはありますね自分の弱みを見せたりする事はキライな人だから、いつものように明るく見えるけれどtwitter.com/ay2739/status/…

2015-08-28 10:06:42
UWの落日 @uw_susu

大島優子の本領は「紙の月」や「ヤメゴク」のように、新たな人物を創造し、強いインパクトを与える演技にあるところが「ロマンス」の鉢子は、むしろ自分を解放して、もう一度見つめ直すような役だったけれど、大島優子がAKBを離れて、新たな旅に出発する一歩としては、相応しい作品だったと思う

2015-09-04 09:01:39