国会の仕組みを知ろう～立法府である国会の中においては、総理大臣と言えども行政府の人間は「外の人間」

あまおちりん @amaochi

なに、「#国会サボる総理はいらない」なんてタグあるの？国会の仕組みを知らない無知を晒すタグだなぁ。立法府での審議においては誰を呼んで審議をするかは立法府に権限がある。そして日によって、または質問者単位の時間で誰を呼び出すかが変わる。これを「要求ベース」と呼ぶ。 #kokkai

あまおちりん @amaochi

基本的に予算審議を行う場合の予算委員会においては全閣僚の出席が義務づけられている。よって一日全く質問がないのにも関わらずただ座っておくだけの大臣もいる。「要求ベース」の場合は、その日その時間によって出席義務のある大臣が違うので、当然総理が出席しない委員会もある。 #kokkai

あまおちりん @amaochi

なんでこう、三権分立の基本すら分からない人間が多いのかな。立法府である国会の中においては、総理大臣と言えども行政府の人間は「外の人間」となるのよ。この基本的な立場をしっかりと認識しよう。国会の中の決定は衆参の役職を持っている議員に決定権がある。 #kokkai

あまおちりん @amaochi

国会の中は衆参の役職を持っている議員に決定権がある。一番権限の大きい人は議長。委員会の中では委員長、次に理事。さて安倍総理は国会の中ではなんの役職があるか。衆議院においては平議員。参議院においては議員ですらない。まして総理大臣という立場では「外部の人」でしかない。 #kokkai

あまおちりん @amaochi

質問側と答弁側では座る場所が違う。質問側と答弁側は向かい合う形になる。誰を答弁者として呼ぶかは質問側である衆参の意志によって決められる。いま答弁側に維新の小野次郎議員が座っているが、これは維新案提出者として維新案も質疑するために参議院に呼ばれて座っているわけだ。 #kokkai

あまおちりん @amaochi

例えば安倍総理が一議員として委員会に出席しようとすると、安倍晋三衆議院議員は衆院平和安全委員会の委員ではないので、委員席には座れない。当然質問もできない。出来ることはせいぜい傍聴席で質疑を聞くだけ（もしくはヤジを飛ばす）。 #kokkai

あまおちりん @amaochi

政治の仕組みを知らなさすぎる。知らないままにどうやって批判なんて出来るのかと。法案はあくまで内閣が提出している。安倍総理個人が出してるわけじゃない。だから安保担当大臣と外務大臣が出てるわけで、総理でなければならないと言うのは「内閣」の定義がよく分かってない台詞。 #kokkai

あまおちりん @amaochi

憲法違反だって批判も、三権分立を理解できていない頭の痛い批判も多いし、無知に基づく批判ほど無駄な存在はないよなと。いや無駄を超えて「#国会サボる総理はいらない」って誹謗中傷にしかなっていない。 #kokkai

あまおちりん @amaochi

国会では答弁者は答弁しか出来ない（党首討論だけ除く）って事も知らない人が多い。答弁者は質問者に質問に答えるだけで、当然逆質問は出来ないし、よって発言の内容に選択権がない。法案の中身の説明がしたくても、質問者が憲法論議を仕掛けると、答弁者は中身の説明が出来ないのだ。 #kokkai

すんすけ @tyuusyo

その前の第七十条では「内閣総理大臣その他の国務大臣（略）が、議院の会議又は委員会において発言しようとするときは、議長又は委員長に通告しなければならない」となっている。結局議会のトップは議長or委員長ということ。 #kokkai twitter.com/amaochi/status…

あまおち総統 @amaochi

国会法第７１条はこう。「委員会は、議長を経由して内閣総理大臣その他の国務大臣並びに内閣官房副長官、副大臣及び大臣政務官並びに政府特別補佐人の出席を求めることができる。」　これの主語はあくまで「委員会」なので、大臣が主体的に出席できるとはなっていない。 #kokkai

2012-04-02 11:03:11