LIFE2015ツイートまとめ
- hariktriam
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9/7(月) 初日
本日からLIFE2015に参加.kyusan-u.ac.jp/J/kougaku/tb/u… 今日はロボット系のセッションを聞く予定:「OS2:医療福祉ロボット 1(手術支援・リハビリ支援)」「〜2(パワーアシスト・歩行移動支援)」 kyusan-u.ac.jp/J/kougaku/tb/u…
2015-09-07 12:35:03長谷川ら「マイクロサージャリーに基いる微小血管吻合器の研究・開発」 専門医が必要な微小血管手術を,専門医ではない医師が出来るようなシステムを開発.張り付きリング✕2を血管内に入れて,市販の超音波ホッチキスによって接合するというもの.ブタの血管で事前テストした所,漏れなく吻合できた
2015-09-07 13:11:57島田ら「腹壁迂回構造を内蔵する単孔式内視鏡手術用鉗子の開発」 単孔式腹空手術の一手法のクロス法の欠点(複数の鉗子が干渉する)を解消する鉗子を開発.このために腹壁迂回構造を提案,マクロモデルの鉗子を制作.シミュレーションで動作検証.マクロモデルとの違いが生じたので,解消方法を考案.
2015-09-07 13:30:50今井ら「一体構造型把持鉗子の形状最適化」 血管内手術に用いられる把持鉗子の形状をノンパラメトリック形状最適化(メッシュ関節点を連続的に移動)で最適化.鉗子の体積を減らしつつ,最大応力値を最小化する最適化をしようとした.形状が複雑化したので,対応策は今後考える必要がある.
2015-09-07 13:43:46中島ら「医療福祉ロボット研究の実証実験における課題」幾つか研究例を紹介している. 1. 片麻痺患者に対して歩行支援ロボットの効果を検討.立脚期の歩行対称化の可能性がある. 2. PTのハンドリング動作を規範として片麻痺患者の個人差に対応した歩行訓練ロボを開発.続く)
2015-09-07 13:59:14続)ハンドリングの定式化+パラメタ推定を基にした.模擬の片麻痺患者において,このロボはPTの支援と同程度に骨盤の逸脱を抑えられた. 3. 実用化に向けての課題:使用者・患者の個人差への適応(感性の定量化),長期間での訓練効果の検証(ロボの有用性,リスク評価,新たな評価軸の構築)
2015-09-07 14:00:26村岡「リハビリテーション機器開発における自然淘汰―18年間の臨床研究経験を通して―」 患者や現場ニーズの取り違えを防ぐためには,若いうちに現場に入りスタッフと本音で語り合える関係性を築く事,臨床医療は開発研究の一部ではなく開発研究が臨床医療の一部と理解する事が重要という結論.
2015-09-07 14:27:51続)この発表の具体的なポイントは,失敗例を通じてどのような教訓を得たかということ.面白かったのは,慶大月ヶ瀬リハビリセンターのリハ工学室の発足の経緯の話,臨床系スタッフとの研究の日々のスケジュール例,患者感情を理解するのは難しいという事を示す例の話かな.
2015-09-07 14:29:40高杉「医療福祉領域におけるロボット技術の活用〜期待と課題〜」 色々なリハビリロボットを作って臨床に持っていっての経験から期待と課題について述べた.面白かったのは,リハビリロボットを入れようにも医療点数がつかないので導入できないという所が多いらしいということ.政策面での支援が必要.
2015-09-07 14:54:10白銀らから開催趣旨.支援機器における臨床評価手法の推移している.研究デザイン:事故対象のある科学性ある研究デザインへ,評価関数:客観的指標の導入へ,倫理:倫理審査がMUST化.このような状況が具体的にどのような形になっているかについてのセッションであるとのこと.
2015-09-07 15:37:30山内「支援機器実証試験のための研究デザイン」人と対象とする研究の方法論をベースとした支援機器実証研究のデザインについて. 推測統計学を主要なツールとして実験デザインをするが,エビデンスレベルがあるので参考にすると良い.
2015-09-07 15:41:50続)I.系統的レビュー/メタ分析,II.人類上のRCT,III.非ランダム化比較試験,IV.分析疫学的研究(症例・対照研究やコホート研究),V.記述研究(症例報告や症例集積),VI.患者データに基づかない専門委員会や専門家個人の意見(中山ら:健康・医療の情報を読み解く より).
2015-09-07 15:44:13続)支援機器評価研究で出来るのはIIIまで.国内で最も多いのはV. エビデンスLVの低い例:良く/悪くなったを主観として聞くだけのケース.スコアを比較するのあれば意味がある.ここで仮説検定の方法に持ち込む事が必要.
2015-09-07 15:49:35続)リサーチクエスチョンの設定:本質的な質問を普遍的概念を使い言語化.PICOが必要. P:Patient/Problem(機器の対象とする障害像),I:Intervention(介入),C:Control/Comparison(対象),O:Outcome(アウトカム/指標)
2015-09-07 15:50:56