小６「組体操やめたい」　学校の対応は…？【10/13更新】

クーコ @kuko_stratos

ちなみに、子の学校では組体操の指示は確か体育大好き先生（たぶん過去ログにある、以前私がそのマッチョぶりを詰めて涙目にした人）が行うんだけど、去年の運動会、彼の笛の指示で何十人もが一糸乱れず動き、ピラミッドがきまった瞬間の彼のあの恍惚の表情はいまだに覚えてる。完全に酔ってた。

クーコ @kuko_stratos

さっそく校長から電話きた。「これは◯◯くんの意思ですか？」に笑った。笑ってる場合じゃないけど。そこかよ！もう12歳だぞ。いいかげん、本人の意思を本人の意思として尊重してやれよ学校よ。

クーコ @kuko_stratos

帰宅した子いわく「先生が「（練習を休む）理由は、体調不良ということにしよう」と言ったので、足をくじいたことにして休んだ」「なんやそれ。発表はできなかったの？」「既に校長先生から連絡がいってたみたいで、「今はあかん」と言われた」「なんやそれ」

クーコ @kuko_stratos

「先生らが、いかに安全に留意して組体操に取り組んでいるかをさんざん説明され「先生を信用してほしい」と言われたので「先生のことは信用しています。ぼくは、組体操という種目が信用できないんです」って言った」

内田良：新刊『だれが校則を決めるのか』　#学校依存社会 @RyoUchida_RIRIS

■組体操リスクの基礎知識■ 組体操は学習指導要領に記載がありません。理由は，体育的ではないから。たしかに，毎回四つん這いで耐え忍ぶことが体育とは思えない。 ★添付文章は『教育という病』amazon.co.jp/gp/product/433… pic.twitter.com/4QL91wHb5n

拡大

クーコ @kuko_stratos

「練習を見学しているとき、5年生の子が「サボテン」やってて、頭から落ちた。手をついたので無事だった。「アンテナ」のとき、タイミングを誤った子を見つけた先生は説教をはじめ「いっしょうけんめいやりなさい。ケガするぞ。もっときびきび動け」とみんなにどなった」

クーコ @kuko_stratos

「帰り道、親友（別件で足をケガしている）が「自分は足をケガしててもがんばったのに、ケガしてない○○が練習に参加しないのはずるい」と言った。ぼくが「ケガしてるなら無理しない方がいいよ」と言ったら、怒ったままどっか行って、あとで「ぼくは○○の意見に反対や」と言ってきた」

クーコ @kuko_stratos

「また、ほかの女の子は「もしあんたが抜けて、もっと小柄な子がかわりにはいったらどうなるよ？」と言ってきた。ぼくは帰り道、ずっとそのことを考えながら帰ってきた」

クーコ @kuko_stratos

「先生が「みんなでやることに意義があるんや（だから○○も参加しろ）」って言うから「先生、この前練習のとき「やる気ないんやったら帰れ！かわりはなんぼでもおるんや」って言ってましたよね？」って言ったら、「あれは別の話や」と言われた」これはちょっと笑った。

クーコ @kuko_stratos

夕方、職場を定時ダッスし、学校へ向かった。朝の電話は、要は「おうちにうかがってお話をしたい」ということで、来てもらうぐらいなら行きますと。校長と担任が待っていた。校長は開口一番「（参加しないと言い出したのは）いつからですか？」「は？」そこかよ。

クーコ @kuko_stratos

子に「あんたもいっしょに来るか？」と言ったら、「ぼくが行ったら、先生はぼくを全力で説得して、参加するって言わせようとするやろからな。おかあさんが言いたいことのじゃまになるやろ。家におるわ」一枚上手だった。

クーコ @kuko_stratos

「教員の間で議論を重ね、夏休み中には府主催の組体操研修を受講し、安全の確保について学んできた。これまでよりピラミッドやタワーの高さを低くしたり、補助にあたる教員を増員したり、詳細な計画表をつくり、X日までに完成できない技はやらない等、安全性には最大限に留意して取り組んでい（文字数

クーコ @kuko_stratos

「今さらやめることはできない。以上のように安全には配慮しているので、○○くんにも参加してほしい」はあ。今さっき「お手紙に書かれていた○○くんの気持ちを受け止める」と言いましたよね？あれを「受け止めて」、その返事が「参加してほしい」ですか？全然受け止めてないんじゃないですか？

クーコ @kuko_stratos

「全員で、力を合わせて、ひとつのものをつくりあげるという経験をさせたいんです」←これ20回くらい言われたので、「それは組体操でないとダメなんですか？」って25回くらい言った。

クーコ @kuko_stratos

「ほかの保護者からも、大阪市の規制を受けて問い合わせがありました。でもそれは「組体操なくなるの？（なくなってほしくない）」というものでした」ぶっちゃけ達成感を味わいたいのは先生方でしょう。やってる者には完成は見えませんし。子どもを危険にさらしてまですることですか？

小阪成洋 @Daisuke_regards

大阪市、組体操の高さ制限 ○ピラミッド５段（４ｍ） ○タワー３段（３ｍ） -- 専門家(内田良)のコメント 「制限を設けたのは大きな前進。ただ、段数を低くしても、まだまだ高いし危険。十分な規制かというと、評価は難しい。」 pic.twitter.com/tnOXSgqKLg

拡大

拡大

クーコ @kuko_stratos

「日記に、組体操がんばりたいと書いている子もいます」先生方がこれだけ熱意を持って組体操に取り組んでいればそのように考える子もいるでしょうね。そうじゃない子ももちろんいるでしょうが、子どもは大人の希望をくんで動こうとするものです。

クーコ @kuko_stratos

「全員で力を合わせて…」と何度もおっしゃいますが、こわい、危険だという少数意見を前にして、それを無視したり、つぶして前進することが「全員で力を…」なんですか？そこで立ち止まって、その意見に耳を傾けていくことこそが「全員で力を合わせる」ということじゃないんですか？

クーコ @kuko_stratos

組体操におけるケガのリスクを、子どもたちに具体的に説明したのですか？説明をきいたうえで、参加しないという選択肢もあるはずです。先生方は子どもたちから選択肢を奪っています。

クーコ @kuko_stratos

校長「保護者に対し、また子どもたちに対し、組体操のリスクについての説明責任を果たしてこなかったことは事実です。でも、当校では、学習の一環として、組体操を位置づけています。今さらやめられない。楽しみにしている保護者も子どももいるし」

クーコ @kuko_stratos

子は、練習に出ない理由をみんなに説明するために、レポートを発表したいと考えていたはずです。なぜ止めたのですか？「混乱するからです。○○くんと同じくらい、ものごとに対する客観的な判断力がある子ばかりじゃないんです。こわがってしまいます。私にはその混乱を受け止める技量はない」

クーコ @kuko_stratos

混乱すればいいじゃないですか。子も混乱したはずです。そして自分で考えて答えを出した。校長先生も、前の校長先生も言ってましたやん「自分で考え、行動できる子に」って。それを支援せずに、情報を隠すことで考える機会を奪ってるじゃないですか。

クーコ @kuko_stratos

いずれにしろ、子は調べたことをお友だちにしゃべりまくると思います。先生が「フォロー」できない状態で広がりますよ。発表する機会をきちんと与えた方がいいんじゃないですか？「安全性」について言いそえたきゃ、そのとき言えばいい。

クーコ @kuko_stratos

それが人を傷つけるような意見でない限り、子どもには考えを発表する権利があります。それを奪わないでください。明日にでも、機会をつくってくださいね！

クーコ @kuko_stratos

それと、すでに少数意見を「みんながんばってるのに…」と排除する動きがあります。いじめにつながる可能性もあるでしょう。これはクラス運営上、組体操の前に克服しなければならない課題ではないですか。少数意見を言う者が排除されないクラスづくりを、先生、よろしくお願いしますね。