ローマ帝国国境警備兵達が遊んでいたボードゲーム
- tenpurasoba4
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きっかけはこちらの方のツイートです。
Whileing away the hours on the #Antonine #Wall, waiting for the Picts: #Roman gaming board & pieces, Hunterian Mus. pic.twitter.com/Eft47oA4ug
2015-09-03 19:42:11ところで「アントニヌスの長城」とはなにか?
異民族の侵入を防ぐため国境の壁として有名な「ハドリアヌスの長城」のさらに北に西暦142年にアントニヌス帝の命令で建造されたのが「アントニヌスの長城」です。
ブリタニア北部、ハドリアヌスの長城の更に北に、アントニヌス・ピウス陛下が作らせた「アントニヌスの長城」というものがある。それが、実質上ブリトン人の住む地域とピクト人の住む地域の境界線と言ってもいい。 #突然の五賢帝TL
2012-06-25 20:10:41ハドリアヌスの長城、アントニヌスの長城、オッファの防壁という大規模なものに加え、ポスト・ローマ時代(所謂アーサーの時代)にはデヴィルズ・ダイクのようなより小さな防壁が各地に作られているので、ブリテン島は壁だらけと言えます。
2015-09-05 21:11:49そしてこちらはその「アントニヌスの長城」に築かれた各砦の位置を示した地図だそうです。
Great map of forts on shortlived #Roman #Antonine #Wall in wilds of Scotland mid2ndC AD (Hunterian Mus; photo wiki) pic.twitter.com/3T7eIQn9IP
2015-09-03 19:47:42こちらは「アントニヌスの長城」についての様々な情報を総合的にまとめて配信しているサイトです。
「アントニヌスの長城」展
昨晩RTしたこちらのアントニヌスの長城に駐屯していた兵達が楽しんでいたと思われるゲームの招待がなんとなくわかったので報告します。 twitter.com/DrSueOosthuize…
2015-09-04 22:39:01まずこちらのアントニヌスの長城関連の発掘品が収蔵されているのは、スコットランド、グラスゴーにあるハンタリアン博物館・美術館です。 こちらでは2012年に「ローマ最後のフロンティア:アントニヌスの壁」展という展覧会を行っており、その時から展示されているようです。
2015-09-04 22:44:06こちらのゲームはこのアントニヌスの壁についてのサイトや他の資料によると、壁を防衛する要塞内のローマ式大浴場にて楽しまれていたようです。 antoninewall.org/about-wall/liv…
2015-09-04 22:45:54ローマ帝国のはさみ将棋「ラトゥンクリ」
”latrunculi”「ラトゥンクリ」は”Ludus latrunculorum”ともよばれ、2人で対戦するハサミ将棋のようなゲームです。現代再現されたルールによると、12×8マスの版にそれぞれ12の兵と一人の百人隊長を配し、兵は両側を挟まれた場合、百人隊長は四方を(続
2015-09-04 22:53:54承前)百人隊長は四方を囲まれた時だけとられます。 勝敗は、相手の百人隊長を取るか、相手が百人隊長を囲めなくなるまで、即ち駒を3つ以下まで減らせば勝ちです。
2015-09-04 22:55:11以上の事はこちらのナショナルトラスト作製の動画にて解説してあります。 Latrunculi youtu.be/zQwX4BYoBc4 @YouTubeさんから
2015-09-04 22:57:08改めて発掘品を見ると?
さて元の画像を見ますと、石にマス目に掘ってある欠けたゲーム盤と黒と白の駒が見えます。一つは同心円に筋彫りがされています。ただ他の色の駒もあるので、これらがいい色の石が無くて間に合わせで用意したのか、別の機能を持つ駒なのか不明ですね twitter.com/DrSueOosthuize…
2015-09-04 22:59:45