【無理やり石炭火力のフライアッシュを問題化したとしても、それはそのまま原子力産業にブーメランどころか10000倍返し】コロラドさん解説(2015.10.4作成)

Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか？扶桑社8/18発売中 @BB45_Colorado

石炭火力のフライアッシュにトリウム系の放射性物質が濃縮されるのはもう40年くらい昔から原子力PAで使い古されてきたものなのだが、2000年のBSS免除基準策定で社会的にはケリがついている。 欧州炭ではトリウム濃度が高いものがあり、皮肉な事にドイツなどでその傾向が顕著。

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欧州炭では日本の使っている豪州炭に比して、10倍から100倍のトリウム濃度がある。実は、電事連がこの事を前面に押し立てて、日本に於けるBSS免除基準に基づいた規制策定においてロビイ活動を行っていた。 そりゃそうだ。フライアッシュは農業、土木用資源としてほぼ再利用されてきている。

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破滅的状況となっている原子力業界とその御用学者が、このとても古い問題を蒸し返すのは、断末魔の叫びとも言える訳だが、石炭火力のフライアッシュに含まれるトリウムを喧伝すれば、原子力プラントから放出されるトリチウムや放射性貴ガス、それどころか裾切り問題すらこれまでの合意が崩壊する。

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原子力業界にとって、天然ガスに完全に敗北した結果、ベースロード電源としての存立すら成り立たなくなってしまうため、同じく天然ガスに押されて左前の石炭火力をトリウム問題で同じところに引きずり落としたいというところ。炭酸ガスだけでは、高効率石炭火力とその経済性によって全く歯が立たない。

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しかしまぁ、石炭火力には、被曝労働や放射性廃棄物問題はないんだよね。無理やりフライアッシュを問題化したとしてもそれはそのまま原子力産業にブーメランどころか10000倍返しされる事になる。

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まぁ、石炭が綺麗な炭素かというとそういうものでもなく、重金属やら硫黄やら、いろいろと混ざっているんだよね。 豪州炭は、とても綺麗な部類に入るが。

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@9shinsai 事故を起したら広範囲が300年居住不可とか、数万年から百万年の封鎖を要するとか、化石資源ではありえませんね。

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【無理やり石炭火力のフライアッシュを問題化したとしても、それはそのまま原子力産業にブーメランどころか10000倍返し】コロラドさん解説(2015.10.4作成) - Togetterまとめ togetter.com/li/882289 ←クリンカも再利用の優等生

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石炭火力が通常運転時の原発以上に放射性物質を放出している件。 - Togetterまとめ togetter.com/li/227042 ←典型的な原子力陣営のプロパガンダ利用。しかし、防戦しているのも電力会社と電事連、経産省。マッチポンプで10000倍ブーメランにすらなる。

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

石炭灰廃棄物に放射能汚染物質、米研究　AFPBB News afpbb.com/articles/-/305… 米国の主要石炭生産地域にある石炭灰に、高レベルの放射能汚染物質が含まれているとの研究報告が2日、発表された。この未規制廃棄物の危険性に関する懸念を浮上させる結果だという。

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

（続）米国化学会発行の査読学術誌「エンバイロメンタル・サイエンス・アンド・テクノロジー」9月2日号に発表された研究論文によると、「石炭灰中の放射能レベルは、通常の土壌中より最大5倍高く、元の石炭自体より最大10倍高かった。これは、燃焼によって放射性物質が凝集するためだ」という。

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

（続）現在は規制対象外の石炭灰は、石炭火力発電所の近くのため池や埋め立て地に蓄えられている。石炭火力発電所は、気候変動につながる化石燃料汚染の大半を生じる原因とされている。

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

（続）これらのため池からの漏出によって地下水が汚染される可能性がある。また、石炭にセレンやヒ素などの有害物質が含まれることは、専門家らの間で長年知られている。

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

（続）論文共同執筆者の米デューク大学ニコラス環境スクールのアブネル・ベンゴシュ教授（地球化学・水質学）は「今回の研究は、ラジウム同位体や鉛210などの放射性元素を今後の調査対象とするべきで、現在の監視活動にそれらの放射性元素を含めるべきとする可能性を提起するものだ」と指摘した。

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

（続）ラジウム同位体や鉛210は石炭内で自然発生するが、石炭を燃焼すると「ラジウム同位体は石炭灰残渣（ざんさ）中で濃縮され、鉛210は化学的に揮発性となり、飛灰（ひばい、フライアッシュ）の微粒子に付着する」と論文は説明している。

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

（続）論文主執筆者で、ベンゴシュ教授の研究室の博士課程学生のナンシー・ラウアー氏によると、このようなフライアッシュ微粒子は「ため池や埋め立て地に投棄される石炭灰廃棄物の大部分を構成している」という。  石炭灰の投棄地では現在のことろ、放射能の監視は行われていない。

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

（続）ベンゴシュ教授は「石炭灰のため池や埋め立て地で漏出が起きている地域で、これらの汚染物質が環境に放出される量はどのくらいか、人間の健康にどのように影響している可能性があるかについては、不明だ」と話している。

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

（続）「今回の研究は、この潜在的リスクを今後において評価するための道を開くものだ」 元論文　pubs.acs.org/doi/abs/10.102…

内田 @uchida_kawasaki

ＩＡＥＡ国際基本安全基準（ＢＳＳ）の規制免除レベル （放射線審議会基本部会報告書「規制免除について」の概要） 平成１４年１１月 放射線規制室 mext.go.jp/b_menu/shingi/…

内田 @uchida_kawasaki

フライアッシュ（Fly ash）は、石炭を燃焼する際に生じる灰の一種のこと。 ja.m.wikipedia.org/wiki/%e3%83%95…