コンバットREC氏、富山敬氏を語る
- futaitenbunko
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一連の「伊達直人」寄付報道で故・富山敬さんのことを思い出す。子供の頃住んでいた家が富山敬さんの家のすぐ近所だったので、敬さんには子供の頃よく遊んでもらった。
2011-01-12 09:33:15今でこそ建て替えも進んでそれなりの住宅街になってはいるが、その頃のそのエリアは建て売りの平屋建て1DK住宅が1000軒ほど並ぶ、あまり裕福ではない地区だった。敬さんが「侍ジャイアンツ」の番場蛮を演じられていた頃だと思う。
2011-01-12 09:34:27すでに売れっ子で多忙だった敬さんは月に1~2日ほどしか休みがなかったが、貴重な休日をいつも近所のガキどものために使ってくれた。敬さんは子供が大好きだった。僕達も敬さんが大好きだった。
2011-01-12 09:35:33敬さんが休みの日、富山家は子供達のために解放されて出入り自由になり、近所の子供が10人以上集まる。母親たちは敬さんに子供の相手を任せてその間に買い物や家事を済ませる。同じ形の家が大量に並ぶ郊外の無機質な住宅団地の中で、富山家周辺は下町の長屋のような近所付き合いをしていた。
2011-01-12 09:37:01敬さんの家には玩具がたくさんあった。僕達のために仕事関係の玩具を持って帰ってきてくれるからだ。もちろん一番人気は中嶋製作所のタイガーマスクソフビ。敬さんと過ごす時間は本当に楽しくて、夕方母親が迎えに来ると帰りたくないと言って泣き出す子供が続出した。僕も母親を困らせた記憶がある。
2011-01-12 09:40:27富山敬さんは僕達にとって本当に伊達直人のような存在だった。というか子供だったこともあり完全に伊達直人と混同していて、僕らはみんな「タイガーの兄ちゃん」と呼んでいた。この「伊達直人」寄付が習慣として根付けばいいな、と思う。
2011-01-12 09:42:49@combat_rec いい話をありがとうございます。自分も漫画に関わる端っこの者ですが、そういう広がりの可能性が続いて行く事を願ってやみません。あとウィークエンドJAC特集、愛あふれるホモソーシャル感満点の内容で最高に面白かったです。これからも楽しみにしています。
2011-01-12 09:48:36アメリカでは自分の主義主張に合わせた寄付(文化に対する投資という意味でも)が根付いているそうだけど、こういうコスプレ慈善もあっていいんじゃない。日本らしいし。
2011-01-12 09:51:55まず少女に読まれないだろうっていうツッコミは無しだ。夢を持つことが仕事だからその攻撃は効かないぞ。
2011-01-12 10:03:02@combat_rec ほぼ毎日何かしらの番組で声を聴いていた富山さんがいらっしゃらないというのが未だ信じられません。素の富山さんの話を聞いたのも初めてでした。貴重な体験談ありがとうございます。
2011-01-12 10:01:21combat_recの「タイガーマスクと富山敬さん」の呟きが興味深い。伊達寄付について皮肉が蔓延しているが、素直に受け止めた上でのコメントだ。呟きがまたがって出てるのでtwilogのリンクを貼ります。1/12の項です。http://twilog.org/combat_rec
2011-01-12 10:15:22