プリンツにゆーちゃんと一緒に触手スーツで調教されるお話

タイトル通り、プリンツに調教されるだけのお話。
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霧風 弦十六 @gkr16d

挿れるのも挿れられるのも大好きなプリンツちゃんと提督調教用触手スーツ?

2015-10-15 12:13:28
霧風 弦十六 @gkr16d

アブノーマルえっち大好きプリンツちゃんを息子が求めてる

2015-10-15 12:17:55
霧風 弦十六 @gkr16d

ゆーちゃんのダイビングスーツは実は触手スーツ……?

2015-10-15 12:18:21
霧風 弦十六 @gkr16d

右の少女が短く喘ぎ声を漏らす。ぴっちりとしたスーツに体を覆われた彼女は、身悶えするように体を揺する。しかし、何かによって、空間そのものに固定されたかのように動くことが出来ない。 そしてそれは私も同じだった。普段着ている提督服を脱がされ、傍らの彼女と同じウェットスーツを着せられて

2015-10-15 18:43:38
霧風 弦十六 @gkr16d

いた。体を動かそうにも、柔らかそうに見えるスーツはピクリとも動かない。その変わりに、中の生地、その裏側にびっしりと付けられた繊毛のようなモノが蠢いている。それは私達の性感帯を事細かに把握し、的確に責め立てきていた。 三時間。それだけの時間、私達はこの淫猥なスーツに責め立てられて

2015-10-15 18:47:02
霧風 弦十六 @gkr16d

いた。 くすぐったい、気持ちいい、辛い。全てをごちゃまぜにしたような感覚を延々と流しこまれるだけの作業。何度絶叫し、何度発狂しかけたかは分からない。しかし、私達が発狂し、絶叫するだけの体力があるうちは絶対にここに現れないだろう。私達にこのスーツを着せた支配者は。それを分かっている

2015-10-15 18:50:27
霧風 弦十六 @gkr16d

からこそ、傍らの彼女は決して声を上げて喘がないのだ。それは私も同じだった。しかし、どこか別の場所で私たちを見ている金色の少女はそんなことは全てお見通しなのだろう。ただ、私達は快楽に耐えるだけの肉人形を演じるしか無かった。 そして時間の感覚も消し飛んだ頃。重厚な音を立てて目の前の

2015-10-15 18:52:57
霧風 弦十六 @gkr16d

扉が開いた。 「アトミラールさん、ゆー?気分はどーお?」 金髪の少女は屈託ない笑みを浮かべる。既に精神が限界を迎えていた私達には彼女が救世主に見えた。そんなことなどあるわけ無いのに。 「ふふっ♡辛い、かなぁ?でも、せっかくだし一回二人とも壊して、新しく作り直そうかな、って♡」

2015-10-15 18:55:52
霧風 弦十六 @gkr16d

少女は笑う。独裁者のように、悪の研究家のように、そして可愛らしい少女のように。 「ゆーは可愛らしいお人形さん♡ずーっと部屋で待ってて貰うの♡そのスーツを着て、ね♡」 傍らの少女へと近寄った金の彼女がスーツの表面を撫でる。その瞬間、スーツの少女は絶叫する。撫でられた手から必死に逃げ

2015-10-15 18:58:45
霧風 弦十六 @gkr16d

るように体を動かすが、それが叶う事はない。ペタペタ、と触り、撫でる。それだけで少女は絶叫し、唯一動かせる頭を振り乱して鳴く。 「あーあ、まだ動けるね♡じゃあゆーは追加でさらに五時間♡撫でただけでそんなになるんだから、それくらい追加してもいいよね♡」 撫でる。ただそれだけの行為では

2015-10-15 19:01:34
霧風 弦十六 @gkr16d

あるが、特殊なスーツを着せられている私達にとっては、少々……いや、かなり事情が違った。スーツは神経と直結している。そして、感度を調節できる。傍らの少女が撫でられて絶叫したのはそれが原因だ。一体彼女はどれだけ感度を上げたのか。私達に知る事は出来ないが、間違いなく極悪な設定になってい

2015-10-15 19:04:05
霧風 弦十六 @gkr16d

るのだろう。 そんなことをトロケた頭で考えていると、プリンツの手が私へと伸びた。必死に唇を噛み、快感に耐えようとする。が、そんな意志は一瞬で砕かれることとなった。 「ほーら、アトミラールさん♡しっかり壊れてるか確認しますねー♡」 つつつーっと、プリンツの指が私の股近くを撫でた。

2015-10-15 19:06:36
霧風 弦十六 @gkr16d

その瞬間、射精したかと思う程の快感が肉棒を掛け上げる。しかし、肉棒は射精特有の倦怠感、脳が性欲から解放される感覚が無い。それどころか、縮まらない肉棒を再びなで上げられ、連続して同じ快感が襲う。 思わず絶叫が口から飛び出る。隣の少女と同じように、恥も外見もかなぐり捨てて、頭を振り

2015-10-15 19:10:13
霧風 弦十六 @gkr16d

回して絶叫する。快感のタガが外れてしまったかのようにと、今まで以上の快感が全身を襲う。 全身を襲う繊毛の動きに体が壊れそうな程に快感を感じ、動けないもどかしさがさらにその感覚を暴走させる。 ただ泣き叫び、許しを乞い、動ける筈の無い体を動かそうとする私達を見て、プリンツは満足そうに

2015-10-15 19:12:24
霧風 弦十六 @gkr16d

笑うと、私達の前に一台の時計を置いた。 「これ、なんと二人がそのスーツから解放されるまでの時間を示す時計です♡でも、二人のどちらかでも叫んでたりすると、時間が増えてくの♡」 残酷な宣言。それは二人を一生開放しない、と言っているのに等しかった。 「で、解放までの時間が短くなると

2015-10-15 19:14:29
霧風 弦十六 @gkr16d

スーツの責めも激しくなる設定にしてあるから♡あ、三時間を基準にしてるからね?それより増えても責めは激しくなるから♡」 その一言に私達を今までに無い程に取り乱し、二人で許しを乞う。 許してください、お願いします、ご主人さま。言える限りの言葉を並べ、金髪の少女へと許しを乞う。しかし

2015-10-15 19:18:01
霧風 弦十六 @gkr16d

彼女は冷徹に、クスリとだけ笑うと重厚な扉を閉める。 「じゃあふたりとも、しっかり壊れたらまた来るからね♡バイバイ♡」 扉の向こうへと消えていく彼女。それを見送る私達に出来る事はただただ肉人形になることだけだった。それだけが救いであった。 後に残されたのは虚ろな目で喘ぐだけの二つの

2015-10-15 19:22:18
霧風 弦十六 @gkr16d

肉人形。彼らが再び日の光りを浴びるのは何時になるだろうか。ただ一つ確かなことは、正気のままのうちはその時は訪れないという事だ。 ー了ー

2015-10-15 19:23:32
霧風 弦十六 @gkr16d

(書き終わったぞ!これでいいのだろう!?)

2015-10-15 19:23:54