傾聴ボランティア講座の備忘録

育児支援ボラ養成講座の1つとして 傾聴ボランティア講座がありました。 色々とためになるお話も多かったので 忘れないようにまとめてみました。 随時更新予定です。
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いちごぱふぇ♪はちこ フルチン @mikanmikan101

傾聴の講座で言われたことは 「助言は信頼関係が出来てから」 「自己決定を促す話し方を」でした。 信頼関係がないうちに助言をすると 相手は「命令」ととらえられてしまう事がある。 「押し付け」になることもある。 「あなたは・・すべき」ではなく 「私なら・・すると思う」という表現が大事

2015-10-29 08:07:20
いちごぱふぇ♪はちこ フルチン @mikanmikan101

主語を「あなた」から「私」に変えて あくまでも「自分ならこうする」という考えを示すにとどめる。 「あなた」を主語にすると「べき」「なさい」という 指示になってしまい、それでは自己決定を促すことにならない。 相手によっては選択肢をいくつか示し その中から方向を選んでもらうことも必要

2015-10-29 08:09:33
いちごぱふぇ♪はちこ フルチン @mikanmikan101

「バイスティックの7原則」と呼ばれる「ケースワークの原則」について。 1.個別化の原則  (クライアントを個人として捉える。年齢・立場にとらわれない) 2.意図的な感情表出の原則  (クライアントの感情表出を大切にする。泣く・怒るを「とめない」) つづきます

2015-11-11 20:23:28
いちごぱふぇ♪はちこ フルチン @mikanmikan101

3.統制された情緒的関与の原則  (援助者は自分の感情を自覚して吟味する。   コミュニケーションは自分の気分に影響される。   自分がどういう状態なのかを自分で把握した上で接する) 4.受容の原則(受け止める) 5.非審判的態度の原則  (クライアントを一方的に非難しない) →

2015-11-11 20:25:29
いちごぱふぇ♪はちこ フルチン @mikanmikan101

6.自己決定の原則  (クライアントの自己決定を促して尊重する。   選択を与えて本人に決定させる。   意見を押し付けない) 7.秘密保持の原則  (秘密を保持して信頼感を醸成する。   ただし、命に関わる内容   虐待、DVなどに関しては情報開示の対象となる) おわり。

2015-11-11 20:27:10
いちごぱふぇ♪はちこ フルチン @mikanmikan101

傾聴では 相談者と援助者の発言の割合を8:2にすることが 望ましいとされている。 とにかく「聴く」ことを重視する。 「聴く」上で大切な態度は「目を合わせる」「相槌を打つ」である。 これらが適切に行われているとき、 相手は「自分の話を聴いてもらえている」と実感できる。

2015-11-11 20:30:44
いちごぱふぇ♪はちこ フルチン @mikanmikan101

「目を合わせる」にも注意が必要。 目線を極度に固定し、こちらを必要以上に見つめている場合は 「警戒心」のあらわれであることもある。 お互い緊張し、警戒してしまうので 気づいたら一度、援助者はあえて視線を外す。 このことで、お互いの肩の力が抜けることがある。

2015-11-11 20:33:19
いちごぱふぇ♪はちこ フルチン @mikanmikan101

相手の言葉だけに耳を傾けるのではなく その言葉を発する意図、つまり「心」に耳を傾けることが大切。 相手の背景、生い立ち、家族構成にまで 想いをめぐらせることが必要になる。

2015-11-11 20:32:09
いちごぱふぇ♪はちこ フルチン @mikanmikan101

傾聴の場では、 相談者の話が堂々巡りになってしまう場合も少なくないが そういった場合の対応は2つ。 1.オウム返し(相手の言葉をそのまま返す) 2.要約して聞き返す(要約し、質問として相手に投げ返す) 大抵の場合、相談者は自分の中で 何が問題だったのかを自覚できるようになる

2015-11-11 20:35:56
いちごぱふぇ♪はちこ フルチン @mikanmikan101

傾聴に限らず、コミュニケーションにおいては 「自分の状態を知る」ことが大切なんですおね。 自分自身に悩み事があったり、体調が悪かったりすると 余裕がなくて相手の話をきちんと聴けなかったり ちょっとしたことでイラついてしまったりする。 自分の状態を客観的に把握してから接した方が良い

2015-11-12 17:11:43
いちごぱふぇ♪はちこ フルチン @mikanmikan101

傾聴では時折「重たい話」「打ち明け話」をされることがある。 そのときに感情移入しすぎてしまえば共倒れになる。 感情移入したからといって相手に何かが出来るわけではないので 自分の中で割り切る事。 聞き流したり、相談が必要な項目については 関係者どうしで情報の共有を行うこと。

2015-11-12 17:13:04
いちごぱふぇ♪はちこ フルチン @mikanmikan101

また、転居などの理由で 相談者と援助者の関係が絶たれる場合がある。 相談の内容によっては「その後どうしたか?」が 気になる事もあるが、決して深追いしてはならない。 関係が切れたと同時に、相談された内容についても忘れることが大切。 リセットして次の相談者の事を考えるべきである。

2015-11-12 17:15:19
いちごぱふぇ♪はちこ フルチン @mikanmikan101

傾聴で大切なのは単に話を聴く事だけではなく 「気づく」ことでもある。 服装、表情、話し方、相手の家であれば 家の様子、その他、様々な「普段と違う」点に気づくこと。 そこに何かの心情的な変化が現れているかもしれないからだ。

2015-11-12 17:17:17
いちごぱふぇ♪はちこ フルチン @mikanmikan101

質問には「閉じた質問」と「開いた質問」がある。 閉じた質問とは「yes/no」で答えられるものや、 3択くらいの中から選ぶものを指す。 例:朝ごはんを食べましたか? 開いた質問は2択、3択では答えられないもの。 例:朝ごはんに何を食べましたか? 相手の状況に応じて使い分けると良い

2015-11-12 17:19:26