県議会会派 あり方議論 共産対応めぐり運営委

神奈川新聞11月25日付総合面です。
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県議会会派 あり方議論 共産対応めぐり運営委

神奈川新聞11月25日付 総合面

 県議会常任委員会の海外調査について、共産党県議団が「県民福祉の向上につながるとはいえない」と批判したことに他会派の反発が広がっていたことをめぐり、県議会議会運営委員会は24日、今後議会運営や交渉会派のあり方などを検討していくことを決めた。

 県民企業常任委が8月に実施したベトナムの水ビジネスに関する調査について、共産は7月に反対を表明。他会派の発言撤回要請に応じなかったため、共産と同党以外の委員が別々に調査する異例の対応となった。

 24日の議運委では、一連の動きを踏まえ、議会運営に対する意見が相次いだ。自民党は「議会の権限強化には政策の意見相違は別に、議会運営に関しては各派が歩み寄り、スムーズな運営を目指すことが大切だ」などと指摘。民主党も「会派とは何か。会派同士はどうあるべきかをしっかり議論すべき」と述べた。

 桐生秀昭委員長(横浜市港南区)は、今後、会派や議運委の役割の認識▷委員会調査▷県議会報告など広報のあり方―などについて議論、検討していく考えを示した。
(鈴木 昌紹)


神奈川県議会県民企業常任委員会の共産党の委員である加藤なをこ議員(藤沢市)の該当すると思われるブログ。

考え方の異なる県議会の共産党委員と他の委員を別にして視察を実施する。(2015年7月21日)
http://kato.jcpweb.jp/archives/1152

常任委員会(2015年10月9日)
http://kato.jcpweb.jp/archives/1411

海外視察の評価(2015年10月10日)
http://kato.jcpweb.jp/archives/1419


 ある神奈川県議会議員(非共産党)はブログで、こんなことを書いていました。

(2015年7月13日)
 金曜日の議会調整日は、意味不明に頑迷で全く筋の立たない共産党県議団のために、県議会全体が不毛に振り回され、深夜というかまさかの未明まで議会に缶詰になる有様で、週末の予定が大幅に変更に。
 一番の問題は、自らが正しいと思っていることは絶対に正しいんだ、そしてその理由は相手に言う必要がない、という人としての姿勢の問題と感じました。
 議会運営委員会でも、他会派に対して全くお詫びの一言もなかったし、実に傲慢な姿としか映りませんでした。
 議会は議論をするところですから、考え方の違いがあれば相手に対してきちんと丁寧に説明し、お互いに納得して前に進めて行くことが求められています。最初から結論を決めて、理由も相手が理解出来るように説明しない、出来ないならば、そもそも議論の場に参画することを放棄しているとしか思えません。
 今後、こうした会派の議会運営委員会への参加の在り方や、交渉会派そのものの在り方を熟議する必要があるのは当然のことです。

(2015年10月15日)
 議会運営については、相変わらず共産党県議団とレベルの低い不毛なやり取りが続いていますが、自民党からの提案もあり、その他全交渉団体が一致して議会運営委員会の構成会派の有るべき論について、今後議論していくことになります。
 思うに、神奈川県議会基本条例第5条に規定されている通り、神奈川県議会議員は議会活動を円滑に実施するために会派を結成出来るのであり、円滑な議会活動を実現するために、各会派は相互に協力する義務が条例上課されています。議会運営委員会を構成する交渉団体であれば猶更、その義務は厳しいものが求められるのは当然ですから、こうした議会内の秩序に殊更に反する事態には厳正に対処して行こうと考えています。