一頭多身や一身多頭の考察

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FO𝕏 @金狐 @foxy_kitsune

頭が持つ機能は各種知覚器官と情報処理器官。無数の頭がこれらの機能を持ち、1つの身体を制御するには十分に高速な伝達手段を用いて全ての頭をリンクさせないと有効に機能しないことは余り指摘されない。そのような内部処理は大抵のフィクションでは棚上げにされる。

2011-01-20 13:09:58
FO𝕏 @金狐 @foxy_kitsune

現実にある結合性双生児で体の機能の運動系の一部を共有している例だとどうなるんだろうな。片方が優先的な制御権を持っていると勝手に推測する。脳から遠い神経同士の結合で並列処理ができるようには思えないからだ。

2011-01-20 13:13:04
FO𝕏 @金狐 @foxy_kitsune

逆に頭が1つで体が複数である場合、身体を使って効率的な運動を実現しようとすれば、自然に各身体が固有の役割を担うだろう。身体の一部が多数ある、よくある例だと腕が4本以上あるパターンでは身体の一部が増設されても個々の役割はそれほど変化しない。

2011-01-20 13:16:17
FO𝕏 @金狐 @foxy_kitsune

しかし四肢を含んだ身体全体が2つ以上増設されると、1つ1つの身体は元と同じように動けない。複数の身体を使う運動方式を選ぶはずなので、事実上、個々の身体は特化して、全身体を合わせて1つの身体として振舞うことになる。頭部や腕などの身体の一部が複製される場合とは劇的に結果が異なる。

2011-01-20 13:19:07
FO𝕏 @金狐 @foxy_kitsune

少し前にYouTubeかどこかで観た、脳が結合している結合性双生児が興味深かったなぁ。今述べた全ての例と異なり、情報共有できる2つの頭と独立に運動する2つの身体を持っている。ただし2つの独立な身体は全体で効率的な動きをするので、一頭多身の仮定に限りなく近い実例と言える。

2011-01-20 13:24:58
ギズモード・ジャパン @gizmodojapan

【最新記事】 脳と感覚を共有する、美少女結合双生児 http://bit.ly/8YBtvg #gizjp

2010-11-09 17:40:24
FO𝕏 @金狐 @foxy_kitsune

1つの脳で多数の身体を、個々の身体が干渉して機能を損なわないように動かすには個々の身体が十分に離れている必要がある。そうするとワイヤレスで多数の身体を動かしたり、直接接続なら頭から十分に柔軟で長い枝分かれした首で多数の身体に繋げる方式が考えられる。後者は当然機能的に無理がある。

2011-01-20 13:30:02
FO𝕏 @金狐 @foxy_kitsune

後者までくると不気味な生き物を通り越して生理的に受け付けない。一身多頭や一身一頭多腕などの一般的な身体増設とは次元が違う。

2011-01-20 13:35:43
FO𝕏 @金狐 @foxy_kitsune

狐の尻尾を八個増設すると九尾狐もふもふだったり、腕を998本増やすと千手観音として崇められるレベルなのに、頭に長い首をつけて100体の身体と接続するとぎゃああああなのは何故だろう。どこをどのように増設したり置換することで違和感というより不快感を感じる境界線はどこだろうか。

2011-01-20 13:39:40
FO𝕏 @金狐 @foxy_kitsune

人間の頭部+他の生物は一般的に不快だが馴染むものもある。人面犬であったりシーマンなど。だが流石にムカデの身体と接続するのはグロ画像レベルのホラー。ムカデの身体それ自体がグロいかもしれないがね。

2011-01-20 13:46:43
FO𝕏 @金狐 @foxy_kitsune

一方人間の上半身+他の生物の身体は割と受け入れやすいようだ。人魚とか人馬とか。更に弱めてパーツ単位にするとほぼ100%どんな生物にも対応する。腕は場合による、翼は例外が殆ど見つからない。

2011-01-20 13:49:56