他者の意見を正確に伝えてないときは名前を出すべきでないか
- HayakawaYukio
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@HayakawaYukio 批評することとmisrepresentすることは違います。敗北宣言というのは、「なんとかがんばってXしようとしていたけどできませんでした」という状況で出すものだと思います。しかしこの前半の条件はわたしには少なくとも当てはまりません。
2010-12-10 20:48:43@tiseda さん、今度は私から質問することをお許しください。「狭い意味での方法論だけで「切り分け」たいという問題関心」は「特殊な問題関心」だとおっしゃいますが、ご著書7ページにこうあります「第一の方法論の問題は、線引き問題の核心でもあり、また科学哲学の核心でもある問題なので、
2010-12-11 06:55:28本書でも第1章、第2章、第5章の三つの章を割いて検討することにする」 第一の方法論とはこれです「科学と疑似科学の間には推論の方法を始めとした方法論的側面についてどんな違いが存在するだろうか」 これを読んだので、特殊な問題関心ではないと思いました。訂正が必要ですか?@tiseda
2010-12-11 07:00:43@HayakawaYukio 広い意味で方法論によって科学と疑似科学を線引きしようというのは確かに重要な問題意識になってきました。しかし早川さんは「査読」みたいな社会的システムを方法論に入れないのでしたよね(ここに誤解があればすみません)。
2010-12-11 08:59:32@HayakawaYukio その狭い意味での方法論で線引きしようという関心を持っていたのはポパーくらいで、そのあとのクーンやラカトシュといった人たちは、社会的・制度的な面も含めた広い方法論での切り分けを考えていました。
2010-12-11 09:03:32@tiseda そういう展開だったのですか。理解が深まりました。ありがとうございます。哲学素人の私は、ポパー式の狭い意味の方法論で切り分けられることを希望しました。しかしそれは無理難題なのですね。「狭い意味の方法論での切り分けを科学哲学界は断念した」という表現なら可ですか?
2010-12-11 09:10:50@HayakawaYukio わたしが言うとしたら「狭い意味の方法論での切り分けが非現実的だというコンセンサスが成立した」くらいでしょうか。「断念」という表現は科学哲学界というあまり一枚岩でない業界を一枚岩にとらえすぎているきらいがあります。
2010-12-11 09:24:13@tiseda ご教示ありがとうございます。表現に注意する必要はあるけど、私が理解しそこなっているわけではなそうなので安心しました。
2010-12-11 09:28:40@tiseda これならどうでしょう 「狭い意味の方法論で科学と疑似科学を切り分けようとする企ては非現実的であると、いまの科学哲学では考えられている」
2010-12-11 09:32:13@HayakawaYukioその言い方なら問題ないと思います。@HayakawaYukio これならどうでしょう 「狭い意味の方法論で科学と疑似科学を切り分けようとする企ては非現実的であると、いまの科学哲学では考えられている」
2010-12-11 09:40:23@HayakawaYukio ただなにごとにも例外はあるもので、森田さんという若手の研究者が狭い意味での方法論による線引き基準を提案しています。“@HayakawaYukio: @tiseda これならどうでしょう
2010-12-11 10:24:58先生のおっしゃられる難しい事はよくわかりませんが、60億からいる人類が4つのtypicalな性格に分類されることがあり得ないということに思いが至らない事には問題があると思います。酒席の座興としては、今日の天気を話題にする程度の効用はあると思いますが。@HayakawaYukio
2011-01-20 12:58:31@kohkun1 「60億からいる人類が4つのtypicalな性格に分類されることがあり得ない」と私は思いません。分類できると思います。もしできないなら、心理学者のかなりが商売上がったりになるでしょう。いま問題は、それが血液型でできるか、です。
2011-01-20 13:11:16@kohkun1 血液型と性格に関係あるか。渡邊芳之さんはとても慎重に書いています。文を拾って書き写す手間は用意できませんが、科学的に完全否定されたとは書いていません。関係を否定する報告はたくさんある。関係を肯定する(まともな)報告はほとんどない、と書いています。
2011-01-20 13:15:00「幽霊は科学的にありえないとは私は思いません」と言われる方を説得する術をを私は持ちません。逆に私を納得させるのは簡単です。複数の査読に支持され、その後の追試に耐える、良質な論文を一本ご呈示いただければよろしいかと。興味深く拝見させていただきますが? @HayakawaYukio
2011-01-20 13:24:08@kohkun1 それを説得する術を私はもちます。「幽霊は科学ではない」 これで決まりです。これで納得が得られなかった場合は、説得側の問題ではなく、説得される側の問題に落ちます。
2011-01-20 13:36:22@kohkun1 「複数の査読に支持され、その後の追試に耐える、良質な論文を一本ご呈示いただければよろしい」 医者らしい言明だと受け取りました。しかし、そのように制度で判断されるべきものだけが世界をつくっているのではないと私は認識しています。
2011-01-20 13:38:26申し訳ありません。共通理解が得られないことに驚いておりますが・・・仮説の主張に対する、証明された結果の客観性を重要視することと制度は関係ありませんねぇ。信用に足る証拠は?と言われて、「証拠だけが世界をつくっているのではないと認識しています」とは・・ @HayakawaYukio
2011-01-20 13:55:11どうも先生は、一つの事象を科学的な観点からと、一般的な観点からと混合して話しておられる印象を受けます。ですから、お話がかみ合わないのかと。いずれにしてもミーティングがございますので、この辺で。おつきあい、どうもありがとうございました。@HayakawaYukio
2011-01-20 14:00:44@kohkun1 「証拠だけが世界をつくっているのではないと認識しています」そうは言ってません。引用は正確に。証拠ではなく制度です。制度は、科学とは何かを考えるときのキーワードです。制度で科学を決めるのを私はいやだが、科学哲学のいまの大勢は制度で決めるらしい。伊勢田さんに教わった
2011-01-20 14:10:34@tiseda さんこんばんわ。12月11日にいただいたのをいま3つリツイートしました。科学哲学者は査読システムなどの制度ありなしで科学と非科学を線引きしようとしてると理解しましたが、私の誤解でしたか?いずれにしろ、名前を出してほしくないご希望は了解しました。以後つつしみます。
2011-01-20 20:23:09@tiseda もうひとことつけたします。狭い意味の方法論での切り分けがうまくいかず、広い意味の方法論でならうまくいくというなら、追加された部分(査読などの制度)が線引きの決め手になったのだなと私は理解したのでした。
2011-01-20 20:40:16