- HayakawaYukio
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小野昌宏氏(masahirono)や齋藤武彦氏(take2602/take2602_x)が、2011年3月に見せていた、政府や東電を声高に非難する姿勢から、現在の、むしろ反原発の側が問題、というような姿勢にどのように転換をとげたのか、というのは興味深い問題である。
2016-01-01 21:08:58事故直後の東電、国批判一辺倒から反原発の人たちのやり方も問題と感じるようになった人はおそらく大勢いて、大転換というような大げさなことではない。関心のある人にとって割と自然な変化だと思う。考えの違う人たちを悪者であるかのように印象づけるというのは、むしろ反原発の人たちが好む方法では
2016-01-02 07:25:255年前の原発事故直後は政府と東電による情報隠しに不信感が募った。その後、情報が獲得できて事実が明らかになった。にもかかわらず、政府と東電の責任を追及するためにその事実を認めようとしないひとたちにいま不信感が募っている。
2016-01-02 09:00:14政府と東電による5年前の情報隠しを許したわけではない。それとは別に、事実を認めようとしないひとたちからも遠ざかっているだけだ。
2016-01-02 09:02:21また、事故直後は被ばくを避けようと思えば避けられた。その効果が大きく期待できた。しかしいまは、コストをかけてあるいはがまんをして被ばくを避けても得られる効果は薄い。事故直後と事故から5年後では対応が違って当たり前だ。むしろ違わなければおかしい。
2016-01-02 09:08:06私からすれば、せっかく多数の人が国などの隠蔽や事実を歪めて伝えることに否定的であったのに、そのうねりを大きくしようと焦って自らも事実を歪めてしまってうねりをつぶしてしまったのは残念だと思う。
2016-01-02 09:11:12「体制側・対・『正義』側」、という風にだけ見ていると、多くの人が本能的に感じる「事実を歪めることに対する不信感」に鈍感になってしまわないか?
2016-01-02 09:15:33「体制」を悪とするか、「事実を歪めること」を悪とするか。最初はこの二つは同じ道だった。寝返ったのではなく、ただ、進む道が違っただけ。
2016-01-02 09:18:17「事実を歪めることに対する不信感」を本能的に感じる人は多くないと思う。事実と意見を区別できるひとはとても少数ではなかろうか。事実よりも意見に同調する人のほうが、残念ながら、ずっと多いのだと思う。
2016-01-02 09:21:46私個人は、事故直後の徹底した情報隠しのなか、放射能汚染地図を描いて事実を明らかにすることに熱中した。2012年夏までに汚染程度はわかった。しかし、汚染と健康被害の関係がわからなかったのでチェルノブイリを基準とした。そのチェルノブイリ基準があやしいことに2013年に気付いた。
2016-01-02 09:35:27@HayakawaYukio 私は、なにかがおかしいと思う本能はあると思います。その上で、それを説明できてかつ一番自分が楽な「意見」を追い求める。
2016-01-02 09:36:36周辺線量と被ばく線量が5倍も違うことに2013年9月に気付いて驚いたが、それよりもなにより決定的だったのは甲状腺検査だ。フクシマの甲状腺検査結果を見て考察して、チェルノブイリのそれはまったく信用ならないといまは思っている。
2016-01-02 09:38:32@HayakawaYukio チェルノブイリは科学的基準ではなく、その時のソ連の政治、社会がそれぞれの思惑で引いた基準だと思っています。最初はわかりませんでしたが。
2016-01-02 09:54:21「体制」を悪とするために「事実を歪めること」を可とする道から私がそれたのは2012年6月だった。 「首相官邸前デモの人数調べ kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-523…
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