朝日新聞は正規の定年退職者にタダで新聞を配っていた?そのカラクリ

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烏賀陽 弘道 @hirougaya

これまで私のような正規の定年退職者にはタダで朝日新聞が配達されたのだが、ついに「経営が苦しいので、今年3月いっぱいでOBへの無料配達は打ち切ります」と通知が来た。1ヶ月4000円ちょっとの購読料を払えという。たぶんOBの大半は購読をやめてしまうだろうな。

2016-01-09 12:23:21
烏賀陽 弘道 @hirougaya

私もタダで配達されるんですが、ゴミになってうっとうしいので、ここ2年ほどとるのをやめました。特に不自由も不便もありません。@aestus558

2016-01-09 12:35:06
烏賀陽 弘道 @hirougaya

私も13年前に会社を辞めたときに驚きました。だって「一生朝日新聞タダで配達します」って言うんだもん。月4000円として年4万8000円です。これまで定年したOBって数千人、いや数万人いますから、一体いくらくらい働いていない人に投じていたのか? @day_suk

2016-01-09 14:56:45
烏賀陽 弘道 @hirougaya

いつぞや途中定年退職者を募集したときは「定年年齢になるまで給料の半分払う」というものすごい豪気な条件でした。「朝日新聞社の給与総額の半分は50歳以上がもらっている」という時代でしたから、それでも月額20〜30万円くらいになったのではないかな。@day_suk

2016-01-09 14:59:45
烏賀陽 弘道 @hirougaya

私のように、タダでも朝日新聞の購読そのものをやめてしまった人間には全然関係ないんですが。だって、内容はおもしろくないし、役に立たないし、ゴミが増えるんだもの。苦笑

2016-01-09 15:01:01
烏賀陽 弘道 @hirougaya

まあ、どこの新聞販売店でも「販売店までは来るが、配達はしない新聞」=押し紙がかなりありましたから、OBに無料配達しても新聞社本体の懐はあまり痛まなかったのでしょう。

2016-01-09 15:15:37
烏賀陽 弘道 @hirougaya

なぜ「販売店までは来るが、配達はしない新聞」=「押し紙」があるのかというと「新聞が公称する発行部数=販売店に出荷した数」だからです。広告スポンサーには「販売店に出荷した数」を発行部数として知らせ、広告料金を設定します。部数の偽装なので「押し紙」は「存在しないこと」になっていました

2016-01-09 15:17:32
烏賀陽 弘道 @hirougaya

これまで押し紙の存在を報道した記者、媒体、取材源(黒薮哲也さん、週刊新潮、新聞販売店など)には讀賣新聞や毎日新聞社がSLAPP訴訟を起こしてきました。なぜそれほど必死につぶそうとするかというと、広告主への部数偽装がバレてしまうからです。

2016-01-09 15:20:08
烏賀陽 弘道 @hirougaya

ところが、朝日新聞社は数年前に押し紙の存在を公式に認めて「整理する」と宣言しました。

2016-01-09 15:20:51
烏賀陽 弘道 @hirougaya

なので、公称発行部数のうち、どれくらいが実際に配達されているのかは、実は厳重な秘密のベールに隠されています。2

2016-01-09 15:21:49