16401番本丸の記録

まとめ

当初は全部終わったらこちらにまとめを作る予定でこのページを用意していたのですが、まとめられませんでした。

　この2つのアカウントでは、ツイートに登場する刀剣男士たちと時間を共有しながら、日常の中でふとしたときに違和感を持ち、不安や不信感、恐怖を感じてもらうことが一番の面白みだったと思っています。このためツイートのほとんどが関連あるといえばあるものばかりで、怪しい・怪しげ・なにかあるものばかりを見ていただいても意味がなく、どうにも取捨選択できず悩んでいるうちにアカウントの稼働停止から2週間以上がたってしまいました。
　まとめの作成は諦めました。もし待ってくださっている方、まとめを期待してこちらをご覧になった方がいらしたら申し訳ありません。
　また「16401番本丸の記録」のツイログからツイートした画像を見ることができませんが、今のところツイッター以外で画像が見られるようにする予定はありません。ツイログを置いたのはフォロー外からも読めるようにするためではなく、フォローしてくださってる方が過去のツイートを検索しやすくするためだからです。

　この2つのアカウントの「できごと」についていろいろと考えてくださる方が何か期待されてこちらを見てくださったのであれば、何もないのは大変申し訳ないので以下にいくつかメタなことを記します。出来事の核心には触れません。
　これらのアカウントで記したことがどういうジャンルのものなのかよく分かりませんが、この手のものは書き手の姿が見えれば見えるほど興ざめするはずです。見たい方だけどうぞという意味でこのtogetterの更新はどこにもお知らせしないでおきます。

　「できごと」について、傍観者は限られた時間に報告される文章でしか情報得ることができませんでした。そして、防犯装置の存在を知らない刀剣男士たちが傍観者が目にする文章を読むことはできません。
　2つのアカウントを文章で見ていた傍観者だけが推察できることもあれば、当然そこで生活している刀剣男士だけが知っていることもあります。
　傍観者にはつながりがあるように見えるが実際にはつながりがないこと、つながりがないように見えて実際はつながりのあることもあります。また文章になったことで、実際はそうでなかったのに傍観者がそうだと勘違いしてしまうこともあります。
　たとえば「誰かが数時間前にある場所にいた」からといって、その「誰か」が場所の明記されない次の報告でも同じ場所にいるとは限りません。「誰かが傘をさした」とき、その理由が必ず「雨が降っているから」とは限りません。「その場所」からの報告ではないのに、「その場所」からの報告のように見えるものもあります。

　どちらのアカウントも初めは自分だけが見て楽むつもりで管理しており、特に16401番本丸の記録の方はこんなにたくさんの方の目に触れるものになることを想定していませんでした。このため2つのアカウントともに「少ない文章で読み手にできごとを語る」のではなく、「何かがあった、その場所にたまたま定期的に外部に報告するようなシステムがあった」というものになっています。
　プライベッターには「かわいそうな本丸」と書いてしまいましたが、それはこのできごとの唯一の答えではなく、一人の傍観者が見たひとつのルートだと思っていただきたいと思います。
　タグの感想や考察などを読ませていただき、秋田藤四郎くんたちに優しい選択肢が生まれていることをとても嬉しく思います。ありがとうございました。