アデンの「ノゾミチャン」「ホノカチャン」

思わぬ広がりを見せるラブライブ!
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Yasser Yabani @YasserYabani

シリアに住んでいましたが、よんどころなき事情で転宅。 旧桑名藩領生まれの東京育ち。妻は旧英保護領カタール生まれのシリア人。妻の故国シリアに関する無駄知識を中心に呟き続ける予定です。 「たい焼きのしっぽには いつもあんこがあるように それが世の中を明るくするように」(安藤鶴夫)

Yasser Yabani @YasserYabani

妻の叔父は、先のイエメン内戦の経験者、その上アルウール師(サウジアラビア在住の亡命シリア人シェイフ)の支持者であるので、その彼がホウシ―民兵の支配するあの町で、サウジアラビア空軍の爆撃の下に居るというのは、何か皮肉な結果であるように思います。安否が気がかり。

2016-01-01 20:11:17
Yasser Yabani @YasserYabani

そのような状況でありながら、ホデイダの電話・インターネット回線は通じていて、小学5年の彼の娘(妻の従姉妹)は、フェイスブックでイエメン人の友達と「ラブライブ!」の話に興じているのには心底驚きました。あのアニメ、イエメンにも到達していたのか。。

2016-01-01 20:18:45
Yasser Yabani @YasserYabani

妻の従姉妹は、「ノゾミチャン」を自称するアデン在住のイエメン人女子大生に感化された模様。「ラブライブ!」がシリア人と思しき人々によって翻訳され、インターネットで配信されていることは以前ここで書きましたが、アラブ圏ではそれほど浸透していないと思っていました。

2016-01-01 20:23:35
Yasser Yabani @YasserYabani

「ラブライブ!」アラビア語版の不可解な訳。「わたくしは、あなた方の心臓に穴を開けるであろう」(直訳)→ pic.twitter.com/kDCgMXEqlH

2016-01-01 20:46:17
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Yasser Yabani @YasserYabani

ナーセル氏はこの混乱に乗じ、アデンで再起を狙っているという報道がありました(もうダマスカスを離れたか)が、その一方で同じ町にいる女子学生たちは「ノゾミチャン」「ホノカチャン」と互いを呼び合いながら、このような画像作りに励んでいる。→ pic.twitter.com/Ipav9Sx2oQ

2016-01-01 21:54:33
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Yasser Yabani @YasserYabani

そうでしたか。付き合いのあったイエメン人は日本文化に何の興味も無い人々(日本大使館の裏に住んでいたが)だったので、今回「ラブライブ!」がイエメンの女子学生の間で流行り始めていると聞いて唐突な印象を受けた次第です。@rasu535 イエメンでも、内戦になる前に、日本語センターがあり

2016-01-02 19:37:15
Yasser Yabani @YasserYabani

こちらがサンマーン女史の詩。→بلا وجل، أمدّ يدي إلى صدرك وأثقب قلبك بمخلبيadab.com/modules.php?na…

2016-01-16 21:14:04
Yasser Yabani @YasserYabani

この台詞は、ガ―ダ・サンマーン女史に対するオマージュであったのか。。それも知らずに「不可解」とは、恥じ入る限り。ということは、やはり「ラブライブ!」訳者はシリア人であるのか。 pic.twitter.com/5MDtNrkm7L

2016-01-16 21:19:05
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Yasser Yabani @YasserYabani

10年余り前、レバノン北部のパレスチナキャンプの児童館のような施設で、女子高生が窓際に座って、うっとりとした表情で、日本のアニメのキャラクターのようなものと、その周りにバラの花を描いていたことを思い出す。その後このキャンプは戦闘で灰燼に帰したので、余計に印象に残っています。

2016-01-16 21:28:27
Yasser Yabani @YasserYabani

空爆が続くイエメンで、あのような(前出)画像を延々と作り続ける自称「ホノカチャン」達の話を聞くと、あのパレスチナキャンプの女子高生の姿を思い出します。思えば、イエメンにいる妻の従姉妹の母親はパレスチナ人で、あのキャンプにも、ヤルムークキャンプにも親戚がいて焼け出されたそうです。

2016-01-16 21:40:23