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  • 青髭 @laboratorymembe 2016-01-26 11:58:09
    私と同世代の管理職(彼は現役、私は引退)の人とお酒を飲んだとき愚痴られました。 『今の若い奴らは、何か分からないことがあるとすぐにインターネットで調べようとする。パソコンがなければ何も出来ないのか』 『我々が若い頃は、自分で本を買ったり先輩に頭を下げて教えてもらったもんだ』と。
  • 青髭 @laboratorymembe 2016-01-26 12:00:09
    私はいちおう、パソコン好き側の人間として反論する義務が有りました 「いや、どんな道具を使おうと、自分の知らないことを四郎とするその姿勢こそが、仕事において最も重要なことじゃないのか。」 「ネットでまず下調べをして、それでも分からないことは実際の経験者に聞く等使い道はある」
  • 青髭 @laboratorymembe 2016-01-26 12:04:02
    「ネットが万能とは言わないが、無限ページの百科事典と、最新版地図帳と、巨大電話帳と、新聞全社を全て兼ねた程度には便利だよ」 「貴方のその姿勢は、自分たちが知らないものを知っている、若者達への嫉妬と受け取られかねない」  そこまで聞いた所で、彼はかなりムキになってしまいました。
  • 青髭 @laboratorymembe 2016-01-26 12:07:31
    さらに話を聞くと、どうも、彼はパソコンが嫌いで、さらにインターネットというものも大嫌いの模様。それで管理職が大丈夫なのかな、と思ったら、何かを調べるときは部下が代理で検索し、メール作業以外はほぼ部下に代行させていたとのこと(メールだけは本人は会社に覚えさせられた模様です)
  • 青髭 @laboratorymembe 2016-01-26 12:10:10
    それは愚痴もたまるでしょうねぇ。部下がPC作業を必死にやっていても、自分では、部下が遊んでいるのか機密書類を作っているのかもよくわからないわけで。具体的指示が出しようもなく、自分が先陣を切って仕事をすることもできないので手応えがない。熟年世代にして、職場での疎外感が強いわけです
  • 青髭 @laboratorymembe 2016-01-26 12:12:43
    パソコンとインターネットの利便性を説く私に、彼は異物を見るような視線を向けて 『お前はどうやって覚えた、どこの教室に通っていくら払った?』 「いえ、無料ですが?完全な我流ですよ」 『嘘をつけ、俺は三ヶ月も講座に通ったがメールしか分からなかったぞ』 「やり方が不味いのですよ」
  • 青髭 @laboratorymembe 2016-01-26 12:14:43
    「電源の切り方と入れ方を覚えて、キーボードの入力に慣れたら、あとは検索。すべてはそれで覚えられます。パソコン自身がパソコンの教科書であり教材ですよ」 『なんだそれは?』 「学習しようとするから苦痛なんです。娯楽だと思えば誠に簡単!」  私は年少の友人に教わった受け売りですが。
  • 青髭 @laboratorymembe 2016-01-26 12:17:25
    パソコンを学ぶ男性陣の95%は同様だと思うのですが、私の場合は、男性向けサイトへのアクセス方法が教材となりました。家庭用VHS、家庭用DVDの普及の貢献を見るまでもなく「この世で最も強い知識欲」として、技術習得への執念を燃焼させることは歴史が証明していました。
  • 青髭 @laboratorymembe 2016-01-26 12:22:43
    まあ、現在ほど枯淡の境地に達していなかった15年ほど前、私は、初めて自分で検索を行い、初めて「PLAYBOY」のサイトを自力で開いたときの感動を今も良く覚えております。その経験を相手に話したところ、相手の目の色が変わりました。彼の学習意欲にも火がついた模様です。
  • 青髭 @laboratorymembe 2016-01-26 12:25:19
    そしてその後、彼は自宅にもネット回線を引き、私物のパソコンを買い「自己学習」に励むようになったようです。時折私に電話をかけてはやり方を聞いたりしていましたが。後で見せてもらいましたが、大学ノートにボールペンで、自分なりの作業手順書まで作り上げていました!すごい!
  • 青髭 @laboratorymembe 2016-01-26 12:27:47
    私は彼に ・パソコンは、メインメモリを多めに搭載すると快適になる ・ウィルス対策ソフトはけちらず良い物を買う ・情報の受信は良いが、発信には万全の注意を払うこと だけ教えましたが、彼は定時退社の身である事を利用し、ひたすらに自己学習に励んだようです。その熱意には脱帽です
  • 青髭 @laboratorymembe 2016-01-26 12:31:55
    彼が努力の足跡として誇らしげに見せてくれたノート(既に五冊目)には、 「ctrl、alt、delを一緒に押す」「電源ボタンを5秒押す」等の学習結果、用語集と共に「boobs」「busty」「xvideos」等の単語も散見されましたがまあそれは見ぬふりをするのが老人の礼儀です
  • 青髭 @laboratorymembe 2016-01-26 12:34:38
    『パソコンがこんなに面白いものだとは思わなかった!時間と体力が足りない!腱鞘炎になりそうだ』とは当初から180度転換した彼の発言。もともと、仕事熱心だった彼は、努力すればするほど成果があがることが嬉しくなったらしく、現在はOfficeソフトの学習に着手しています
  • 青髭 @laboratorymembe 2016-01-26 12:37:23
    彼の現在の目標は、全て部下に代行させていた、事務用ソフトでの実務を自分でやることだそうです。(今までは、プリントアウトしてもらったのを手書きで書き入れたり修正し、それを部下に入力してもらっていた)件の血と涙の学習ノートも、wordで清書中とのことでした。
  • 青髭 @laboratorymembe 2016-01-26 12:40:37
    この前久しぶりに電話がかかってきたのですがその内容が 「フロッピーディスクがどこにも売っていないのだがあれはどうなった?」 流石に15年以上の技術進化を数ヶ月に圧縮したのは無理も出るでしょう。USBメモリとCDR、DVDRに交代したと聞いたときは落胆していました。頑張れ!
  • 青髭 @laboratorymembe 2016-01-26 12:41:51
    以上、人間は熱意さえあれば、老年世代になっても学習は出来るという例を間近に見た老人の思い出話でした。

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