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群大工学部の染料コレクションは、その前身である桐生高等染織学校が大正4年に設立されてから、終戦までの間に、外国(主にドイツとスイス)から買い集められるだけ集めたものです。その数4312本。国内に比類するものがない貴重な収集品です。 pic.twitter.com/aTUek9LQGH
2016-01-29 23:03:49発ガン性などが後になってわかり生産されなくなったものなど、今は流通していない多くの染料を含みます。わざわざ国内の染料会社の人が見に来るぐらいの、古典染料コレクションなのだそうで。
2016-01-29 23:06:18大学の染料コレクション室なう。たぶん日本一なんじゃないかな。 pic.twitter.com/C4CSk6iIjz
2016-01-29 14:38:46大正から昭和21年までの、種々の染料が4300種あります。もう手に入らないものも多数。 pic.twitter.com/O7TN7hosLw
2016-01-29 14:41:02あああった。これだ。大正時代に、ドイツから染料を仕入れてた代理店5社が合名になって一社の独逸染料合名会社になってるのか。 /独逸染料販売合同 lib.kobe-u.ac.jp/das/jsp/ja/Con…
2016-01-29 22:49:09前に小口先生が、顔料のコレクションを紹介されてましたが、大学の染料コレクションも、対抗できるレベルにありますね。ただ、古い顔料って手工業でつくるんですが、染料は工業製品なんですよね。
2016-01-29 15:30:44染料は、大昔は動植物から採ったのですが供給不安があり、チリアンパープル(貝紫)などはわずかな紫色染料を採るためにその原料成分を含む貝をほぼ絶滅に追いやってしまいました。そこで、化学合成による合成染料の探索が明治以降にスタートしました。
2016-01-31 13:59:35いちばん強いのは、第一次世界大戦までは化学の力量が高かったドイツです。世界中の総需要の大部分をドイツが供給していましたが、戦争による各国の供給頓挫と、第二次世界大戦によるドイツの壊滅により、ドイツはその座があやしくなります。それでも、高級染料の多くは今でもドイツで作られています。
2016-01-31 14:01:56日本はドイツに頼っていましたが、第一次世界大戦のドイツからの輸入停止に懲り、そのぐらいから自国で研究と生産を開始します。政府も国策として援助し、第二次世界大戦前には約3万トンの生産にまでこぎつけました。
2016-01-31 14:05:06戦中は、日本ではあまり染料の研究と製造は進まず、染料会社は軍の毒ガスの原料上げにかりだされたりしてテンヤワンヤになり、空襲や終戦で壊滅的になるんですが、それでも戦後に復興します。
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