『まどかマギカ』3話から見る『ヴェドゴニア』との対比的楽しみ方
まど★マギ3話見終わった。なるほど、これからいつもの虚淵に戻ります発言の意味がわかったw 次回からどんどん絶望にたたき落としてくれそうで楽しみになってきたYO。
2011-01-23 20:35:51まどかの方向性が確定ではないけどわかってきたところで、OPとEDの落差ももしかしたらテーマに基づいたものかもしれないなぁと思えてきた。kalafinaは好きだけど、まど★マギのEDは全然だったから、ある意味では腑に落ちた感じはする。
2011-01-23 20:38:17まとめサイトでまど★マギ三話の評判を見てきた。この盛り上がりを見るに、興味の持続の限界がおそらく3話だったに違いないと思う。きっちり三話の終盤であんな展開を持ってきたのは、脚本が映画的フォーマットなのと、いわずもがな魔法少女モノのセオリー消化があったから。
2011-01-23 21:12:40三幕構成における第一幕、『状況設定』は魔法少女モノのセオリーをなぞることで、受け手に我慢を促したところはあると思う。自分は虚淵ファンだけど、1話、2話のような展開が今後も続くようであれば、間違いなく途中で視聴するのをやめていただろうし。
2011-01-23 21:15:17第一幕『状況設定』が終わったということは、とうとうここから主人公を主体とした『葛藤』が始まるということ。3話の前半、中盤でメインヒロインのまどかの目的は大まかに定義されたし、サブヒロインのさやかの目的もまどかより分かりやすい形で定義されている。
2011-01-23 21:18:43ただ3話がおもしろいのは、本来なら第一幕の終盤で『主人公の目的=ストーリーの骨子』を明確に決定することが多い中、話題になったあの展開で『固まりかけた主人公の目的を再度揺らがせた』ということに集約されると思う。そしてそれは俯瞰視点で見ると、アンチ魔法少女モノの体を取っているのが妙。
2011-01-23 21:21:04まどか★マギカの個人的な楽しみ方としては、虚淵さんがシナリオを担当した『吸血殲鬼ヴェドゴニア』との対比がある。それぞれ、魔法少女モノ、特撮モノといったフォーマットに乗っ取っている部分が面白い。
2011-01-23 21:26:02まど★マギは『主人公に選択の余地がある』。それに対しヴェドゴニアには『主人公に選択の余地がなかった』点も面白い。こう見ていけば、まど★マギの面白みの一つとして『主人公がいつ、どのように選択するか』という点が浮き彫りになってくる。いやー、面白いっすねw
2011-01-23 21:28:38ただだからこそ上級者向けというか、ある程度普通の物語に馴染んだ人じゃないとわからない面白さではあると思う。個人的にまど★マギに普遍的に感じられる面白さというのは希薄だと。そもそも今の視聴者のメインストリームだと3話でようやく面白くなってくるなんてやばいですもん。商業的な意味で。
2011-01-23 21:31:33受動的な楽しみ方は出来ず、考察したり誰かと討論をしたりする能動的な楽しみ方が『まどか★マギカ』における解かも。今時のアニメが好きな人に、これが手放しで進められるかというと、そうではないでしょう?
2011-01-23 21:33:22ありがとうございますw ようやく見れましたorz RT @Facet31: .@fujita_jp さんのまどか★マギカ評が面白いw 虚淵シナリオはセオリーを綺麗に積み上げた上で、予想しうる最悪の右斜め上をシャープに抉ってくる感じが悦しいですねー。
2011-01-23 21:35:46